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#23 ブロッコリーの揚げ焼き こりっとした歯ごたえ


ブロッコリーの茎の先についているかわいいつぶつぶしたやつってなんだろうって思って調べてみたら、花のつぼみでした。

つぼみが咲くときれいな黄色いお花が咲くようです。すごい。知らなかった。


ブロッコリーは、僕が小さいころからあった野菜で、小さい頃って言っても40年くらい前の話ですが、その頃は今考えると「ゆですぎ」っぽく柔らかくゆでて、マヨネーズをつけて食べるのが一般的でした。

今では、ゆでたブロッコリーを、サラダに入れたり、ニンニクの香りが付いた油でいためたりするのをよく見ます。お湯でゆでるのではなくて、ラップして電子レンジにかけると大事な栄養が抜けませんっていう話もよく聞いたりします。

【簡単な作り方】
①ブロッコリーをきって食べやすくする
②油を多めに敷いたフライパンで、ゆっくり焼く
③アジシオを強めにかけて完成

油はこのくらいです

ゆでたブロッコリーはわりと従順というか、ふにゃりとしていて、「あなたのおっしゃることになんでも従います」っていう感じがします。

ところが、写真のように揚げ焼きしたブロッコリーは「基本的にこりこり」していて、なかなかの個性を発揮し始めます。「わたし、そのへんの野菜と違うんです。みくびらないでくださいね」的なオーラを感じます。

揚げ焼きしたブロッコリーを口に入れた瞬間、口の中でまず「つぼみのふんわりした部分」を感じます。そのふんわりしているところも揚げているので「若干かりっとした感じのふんわり」です。そのふんわりと一緒にアジシオのおいしさが口に広がります。

そして、歯がブロッコリーの内部にささっていった最後に「こりっ」っていいます。揚げ焼きの時の、ブロッコリーの独特の自己主張の歯ごたえです。

この「こりっ」ていうのは、ゆでたりレンジアップではあまり登場してこない、何とも言えないすばらしい歯ごたえなのです。しかもそれがつぼみの「ふんわりさくっ」の後にくる「こりっ」なので、最高なのです!

このつぼみの部分が複雑な構造をしているので、少ない油で揚げたといってもなかなか油を抱きかかえてしまうので、揚げた後しっかり油を切ったほうがいいと思いますが、塩と油と歯ごたえと香り、最高でしたー!

またねー!

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