かずとし│毎晩台所でおつまみつくって酔ってます

東京住みのサラリーマン。コロナ以降、出勤は週2~3回で、残りはシェアオフィスでのびのび…

かずとし│毎晩台所でおつまみつくって酔ってます

東京住みのサラリーマン。コロナ以降、出勤は週2~3回で、残りはシェアオフィスでのびのび働いています。趣味でクラリネットを初めて2年、音楽の嬉しさと哀しさと奥深さに驚愕中。noteでは、焼酎のほうじ茶割をのみながら台所でつくる、簡単なおつまみをご紹介。

最近の記事

#31 ねぎのおひたし

ねぎがとても好きです。 ボクはサラリーマンなので、数年間関西地方に住んでいたことがありました。関西にお住まいの皆さんに「ネギ」というと、万能ねぎ的な緑のネギをイメージされます。 それも嫌いではないですが、僕が好きなネギは白いいわゆる「長ネギ」と呼ばれているやつです。 関西の皆さんは驚くかもしれませんが、関東の人たちは、ラーメンにもお蕎麦にもおうどんにも、白いねぎを入れるのです! 関西時代は、ラーメンにもおうどんにも青ネギばかり。お蕎麦と香りの強烈な長ネギが恋しくて仕方

    • #30 トマトジュースで鶏肉のトマト煮

      1990年代に日本にイタ飯ブームというものが来て、そのイタ飯というのはイタリア飯の略だと思いますが、高級なレストランから、庶民のレストランまで、日本がイタリア料理っぽいもの一色になった時があったことをぼんやり覚えています。 ナポリタンとミートソースとアサリとタラコしかなかった日本のスパゲッティ界隈は、その名をパスタと変えて、ペペロンチーノとか、アマトリチャーナとか、ジェノベーゼとか、ペスカトーレとか、イタリア語が蔓延する事になりました。 ミックスピザとせいぜいサラミのピザ

      • #29 大人のポテサラとネパール人の店員

        いろいろと曖昧な昔の記憶なのですが、昔、会社の近くにプロントというお店があって、そこでよく「大人のポテサラ」というポテトサラダを食べていたような記憶があります。 プロントは大抵僕一人で会社帰りに立ち寄って、ウィスキーソーダを何杯かといくつかのおつまみを食べて、ふらふらしながらお酒を楽しんでいました。 そのお店には、色が浅黒くて、目が大きくて背が低い、アジア系の外国人女性がウェイトレスとして働いていました。 大抵の外国人の店員がそうであるように、その人も店員とお客さんとい

        • #28 スナップエンドウのおかか和え

          濃い緑がとても綺麗な野菜です、スナップエンドウ。 スナップエンドウって、僕の小さな頃はあまり売ってなかったような気がします。少年時代のエンドウといえば、グリーンピースと絹さやしかなかった気が。あっ、そういえば、先日の豆苗もえんどう豆のスプラウトでしたよね。 スーパーにいくと、「うすいえんどう」なんていうのも売ってます。「うすい」って、緑色が薄いのか、味が薄いのか、豆の形が薄いのか、影がうすいキャラなのか、はたまた臼井さんが考案したのか、わかりませんが、こんど何がうすいか試

          #27 豚しゃぶ やさしく火を通しました

          豚肉のロースの薄切りを、しゃぶしゃぶにして、ポン酢でたべました。 がっつり味が付いた「生姜焼き」や、「スタミナ丼」のようなにんにくもりもりのお肉ももちろん好きです。ただ、仕事や取り組んでいることがうまくいかなくて、なんだか自分にがっかりしてしょんぼりしている夜は、うすぎりのお肉をお湯に入れて、いろがかわるくらいに軽くゆでたのを、ポン酢で食べるのもいいです。 お湯は、ぐらぐら煮立っているのではなくて、つぶつぶしている感じ。つたわりますかね、つぶつぶ。なんとかぎりぎり沸騰して

          #27 豚しゃぶ やさしく火を通しました

          #26 そら豆ペペロン 手で食べるって幸せです

          これはおいしかったです。本当においしかった! そら豆大好きです。生のものは春の1~2か月くらいしか売ってないところもまたいいです。そのわがままな感じ、とても好きです。 「僕は、冷凍されている枝豆とは違うんです。ニンジンやジャガイモやキャベツやもやしなどとも違うんです。生のそら豆は今しか売ってないんです。」っていうその強気の生き方。大衆に媚びない感じ。体制に常に歯向かっていく感じ。それでいて、お酒のみの心をがっつりつかむそのカリスマ。心から憧れます。 いつもは、塩ゆでにし

          #26 そら豆ペペロン 手で食べるって幸せです

          自己紹介

          かずとしといいます。東京都出身で、途中いろいろ引っ越しもしましたが、現在は東京でサラリーマンをしている40代男です。 オフィスに出勤するのは週2~3回で、残りはシェアオフィスでのんびり働いています。趣味で、クラリネットを初めて丸2年たちました。音楽の嬉しさと哀しさと奥深さに驚愕しています。 お料理は、学生時代に一人暮らしをしたことがきっかけで始めました。今では毎晩台所でお酒を飲みながら簡単なおつまみを作って、お酒と食事を楽しんでいます。 時々料理教室にも通ったり、いろい

          #25 あさりをポン酢でさっぱりと(酒蒸しだけじゃないんです)

          アサリと一緒にお酒を飲むのがとても好きです。個人的な印象ですが、あさりは、春、5月くらいがいちばんおいしいと感じます。 アサリ、シジミ、はまぐりなどの二枚貝は、お味噌汁やお吸い物にしたり、お酒で蒸すのが定番ですが、今回はよりさっぱりとポン酢で蒸してみました。 【簡単な作り方】 ①スーパーで買ってきたあさりを、砂抜きして、まわりの殻を一生懸命洗ってお鍋に入れます。 ②ぽん酢いれて、蓋閉めて火にかけます。 ③あさりのからが全部開いたら完成。 もうめちゃくちゃ簡単です。 テレ

          #25 あさりをポン酢でさっぱりと(酒蒸しだけじゃないんです)

          #24 レタスのおひたし

          おひたしって、「出汁(だし)に浸す」という意味だと思うんですが、とても好きです。 飲むだけでとってもおいしい出汁を、それがしみ込む野菜と合わせて、野菜の匂いと歯ごたえとのどごしと一緒に、出汁が口から喉を通過して行く感じ、たまりません。 出汁はもちろん真面目にとってもいいんですが、いろいろ大変なので、麺つゆで全然おいしいです。 麺つゆ凄いです。今度自分で作ってみようかな。でもなんか、自分でつくるより、麺つゆを買った方が安そうなのが、恐ろしいところです。 【簡単な作り方】

          #23 ブロッコリーの揚げ焼き こりっとした歯ごたえ

          ブロッコリーの茎の先についているかわいいつぶつぶしたやつってなんだろうって思って調べてみたら、花のつぼみでした。 つぼみが咲くときれいな黄色いお花が咲くようです。すごい。知らなかった。 ブロッコリーは、僕が小さいころからあった野菜で、小さい頃って言っても40年くらい前の話ですが、その頃は今考えると「ゆですぎ」っぽく柔らかくゆでて、マヨネーズをつけて食べるのが一般的でした。 今では、ゆでたブロッコリーを、サラダに入れたり、ニンニクの香りが付いた油でいためたりするのをよく見

          #23 ブロッコリーの揚げ焼き こりっとした歯ごたえ

          #22 中華スープの素で中華スープをつくります

          何を言ってるんだ!っていわれそうです(笑) 例えば、「ジャワカレーでカレーライスを作る」とか、「サッポロ一番で味噌ラーメンをつくる」っていうと、そりゃそうだって言われます。 言いたいことはちょっと違くて、うーん。違くないのかな。 「中華スープの素」って、スープを作るためにあるっていうより、料理をつくってるときに、おいしさを足したい時につかう場合がほとんどだと思うのです。 野菜炒めとか、麻婆豆腐とか、肉団子とか、春雨を炒めたのとか、とにかく中華料理的なものを作っていて、も

          #22 中華スープの素で中華スープをつくります

          #21 わかめって酸っぱくないほうがいい気がします!

          決して「わかめの酢のもの」が嫌いなわけではありません。むしろ好きです。和食のコースなんかでちょっとした小鉢にはいっている、わかめの酢のもの。ときどきタコも入ってたりするやつ。少しだけ愛情がうすいなあと思う時はあるかもしれませんが、あると嬉しいです。 おいしいお酢で丁寧に甘酢をつくってわかめと和えれば、なおさらおいしい。 やっぱり酸っぱいので、そんなにたくさん食べれません。お肉やてんぷらをたべて、気分をさっぱりさせたいなあと思うときに、ちょっとあると嬉しいです。わかめの酢の

          #21 わかめって酸っぱくないほうがいい気がします!

          #20 じゅわっとする油あげの卵とじ(きつね丼の上)

          お豆腐を油であげたものがとても好きです。油あげも厚あげも、がんもどきも。最近おでんの具を打っているコーナーでは、「魚河岸あげ」というのも見たりします。いずれもお酒との相性ばっちりです。 ちなみに魚河岸揚げってすごいふわふわしてます。なぜふわふわしてるんだろう。こんなやつです。 なお、油あげまわりの呼び方について少しだけお話ししたいのです。僕は東京の東の方で生まれ育ちました。そこでは、薄いやつを「油揚げ」といって、厚くて結構豆腐感が残っているものを「厚揚げ」と呼ばれて、区別

          #20 じゅわっとする油あげの卵とじ(きつね丼の上)

          #19 きゅうりにゴマ

          だんだん暑くなってきて、夏が走って近づいてくる気がする毎日です。 夏はとても好きですが、いざ夏になってみると暑くてつらいので、まさに夏が勢い込んで走ってくる初夏の「5月」が年間で1番胸躍る季節です。 例えば、冬の美味しい野菜っていえば、大根とか白菜とかネギなどなど、色の薄い浴衣が良く似合う、湯上り美人系のやさしいお野菜です。 ただ、夏といえばもう、色が濃い野菜、ナスやきゅうり、トマトが最高です。タンクトップで砂浜で砂だらけになりながら、ビーチバレーやってビールをがばがば

          #18 キャベツを敷いたシューマイ

          野菜の中には、葉物野菜というジャンルがあって、キャベツとかレタスとか白菜とかが暮らしています。小さい頃は、今ほど野菜大好きっていう人生ではなかったけど、レタスだけは特別に大好きでした。自家製のかつお節のドレッシングをかけて、わしわしとプラスチックのボールから直接食べていた記憶があります。 サラダ油に醤油をまぜて、かつお節を大量にまぶしたドレッシングで、口の周りを油だらけにしてばりばりばりと、泥棒のように食べていました笑。 ところで、白菜を本当に美味しいっておもったのは、お

          #17 一口カツって食べやすい

          おうちで揚げ物ってなんか大変ってイメージあります。 油の処理が大変って思ってたんですが、それより油に飛び込ませる前までのくだりが、大変な気がしてきました。 フライの場合、お肉とかに、小麦粉つけて、生卵つけて、パン粉つけないとなりません。パン粉つけたらぎゅってにぎらないとはがれていきそうですし、生卵つけた手はぬるぬるだし、小麦粉が湿るとなんか固まってくるし。そもそもボウルいくついるんだって話だし、洗い物まみれだし、いろいろ大変です。 むかし料理番組で、小麦粉右手、卵左手で