見出し画像

【ENTP】討論者。内向思考を伴った外向直観タイプ(MBTI)

はじめに

MBTIの各性格タイプに関して、下記観点からまとめておこうと思う。

  • 主機能と補助機能の特徴と、判断プロセス

  • 周囲に与える印象

  • 劣等機能と劣等機能の強化方法

  • コミュニケーションの特徴

  • ストレス時の反応と改善のためのポイント

  • コミュニケーションのスタイルと気をつける点

今回は、ENTPについて。

ENTPに対する世間の印象

ENTPでググってみると、関連検索として「ENTJ 頭おかしい」「ENTP 性格悪い」「ENTP 他人に興味ない」「ENTP 友達いない」「ENTP 毒舌」「ENTP メンヘラ製造機」などが出てくる。
なかなかの、ひどい言われようである。
「討論者」と称され、有名人だと、エジソン、トム・ハンクス、ひろゆき、落合陽一などがあげられる。

Ne-Ti:内向思考を伴った外向直観タイプ

ENTPの認知機能は発達している順番に以下の通り

  • 主機能(自分で最も気づいている機能):外向的直観(Ne)

  • 補助機能(十分機能していても、自分で気づきにくい機能):内向的思考(Ti)

  • 第三機能:外向的感情(Fe)

  • 劣等機能:内向的感覚(Si)


内向的思考(Ti)を用いて外向的直観(Ne)に基づいて物事を判断するというプロセスをとる。
Ne-Ti:独自の理論を、外界との対話を通じてブラッシュアップしていく。

外向的直観(Ne):新しい可能性の探索

ENTPでは外向的直観が最も強い機能で、新しいアイデアや可能性を探求し続けることを意味する。新しいアイデアや可能性を探求する時には、積極的に外界との関わりを持つ。具体的には、異なる背景や価値観を持つ人とよく対話する、読書、映画、旅行をするなど。そうした外界との関わりを通じて、新しいインスピレーションを得る。

内向的思考(Ti):論理的な分析と構造化

内向的思考は補助機能として、Neによって提案された多くのアイデアを分析し、それらを内部の論理的な枠組みで整理する役割を担う。ENTPはこの機能を用いて、アイデアの実用性を評価し、理論的な一貫性を追求する。

ENTPとINTPの違い

ENTPとINTPは、ともに外向的直観(Ne)と内向的思考(Ti)を主要な認知機能として持っているが、これらの機能の優先順位が異なるため、思考の方向性や行動のスタイルが異なる。
INTPは内部に向けて考えることが多く、個々の事実やデータを深く掘り下げて分析し、独自の理論やモデルを静かに構築する。一方ENTPは、外向的で社交的なアプローチを取り、アイデアの共有や新しいプロジェクトに積極的に参加し、他人との対話を通じて独自の理論を発展させようとする。どちらも独自の理論を結果的に構築するという点では同じ。

ENTPの周囲に与える印象:議論好き

上記、外向的直観(Ne)と内向的思考(Ti)という主要な認知機能を持つENTPは下記の一般的な印象を与えやすい。

  • 革新的で創造的:ENTPは新しいアイデアや独創的なソリューションに富んでいる。慣習にとらわれず、常に新しい方法や改善点を考え出すため、周囲からは革新的で創造的な人物と見られがち。

  • 議論好きで挑戦的:様々なトピックについて深く考え、それについて議論するのを楽しむENTPは、しばしば議論好きで知的な挑戦を楽しむ人物と見なされる。自分の考えを試すために議論を引き起こすことが多く、これが他者には挑戦的に映ることがある。

  • 適応性が高い:変化する状況に素早く適応する能力があるため、ENTPは柔軟で適応性が高いと見なされやすい。

  • 独立心が強い:自由を重んじ、独立して行動することを好むため、周囲からは自立した個性として認識される。自分の道を追求することに自信を持ち、他人からの影響を受けにくい。

  • 非伝統的:既存の規則や慣習に挑戦し、しばしば非伝統的なアプローチを取るため、ENTPは独自の道を歩む革新者として見られることが多い。

知り合いにENTPが何人かいるが、頭の回転が早く、早口で、思考と口が一体化しているのではないかと思われるほど。言葉として外に表出することで、考えを整理するのだろう。自分の中で熟考してから話すという印象はない。まさしく、弁がたつという印象。
また、基本的に議論をふっかけるのが好きで(というか自分の意見を言いたい衝動を抑えられない感じ)、喧喧諤諤でカオスな状況を楽しんでいる。でも、飽きっぽいというか、すぐに、、、

続きはこちらで記載しています。


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!