見出し画像

「やりたいこと」をマインドマップで整理したらいい感じだった件

すごく上手にマインドマップを作る友達に刺激されて、昨年の年末年始にかけて、2024年のやりたいことをマインドマップで作ってみました。そしたらとてもいい感じだったので、みんなにもシェアしたいと思います。

ちなみに「いい感じ」って具体的にはなにかというと、次のようなことを感じている。ということです。

  • 「やりたいこと」が叶う確率が高くなりそう

  • 自分が本当に「やりたいこと」が分かりそう

  • 「やりたいこと」の意味が分かりそう

2024年がまだ終わってないので、「●●そう」ばかりで申し訳ないですが、まあ、もう少しお付き合いください。

「やりたいこと」マインドマップ

まずは、以下の図をみてください。これが、マインドマップを使って作成した、私の、2024年の「やりたいこと」(一部)です。

期間は一応、1年となっています。しかし、「3年のうちにやりたいこと」とか、「●歳になるまでにやりたいこと」、とか、もっと期間を長くしても良いかもしれません。

マインドマップを作成するときのコツ

マインドマップは自由なので、基本的には、何も気にせず作り始めれば良いと思いますが、上記した3つの効能(叶いそう、本当にやりたいことが分かりそう、やりたいことの意味が分かりそう)を得るには、少ーしだけコツがあるように思いますので、紹介します。

「するべきこと」ではなく「やりたいこと」

マインドマップ作成時は、テーマを「2024年にするべきこと」としないことです。あくまでも「2024年にやりたいこと」とした方が良いと思います。

なぜかというと、「するべきこと」とした場合、心がワクワクしないからです。作ってて、つまらなくなっちゃうからです。

「するべきこと」だろうが「やりたいこと」だろうが、結局「やるか、やらないか」が重要であって、この図だって、「やる」確率を上げるために作っているようなもの。だとしたら、ワクワクしながら作った「こと」の方がやる確率が上がるんじゃないかな?と思います。

階層には気を使う

作っていくと感じると思いますが、ある項目をどこに入れるか?について一番しっくりくるところを探す過程で、「抽象と具体」の間を行ったりきたりします。

例えば「ソロキャンプがしたいなぁ。」と思ったとします。そのとき、「それはなんでなんだっけ?」と考えます。それは、「新しい趣味を増やすため」かもしれませんし、「自然ともっと触れ合うため」かもしれませんし、「一人の時間を増やすため」かもしれません。

その過程で抽象度が上がります。そして例えば「新しい趣味を増やすため」がしっくり来たのであれば、それを「ソロキャンプ」の上位(=より中心に近い場所)に据えます。そして、新しい趣味を増やすという観点で、ソロキャンプ以外にやりたいことはないかな?と思いを馳せます。すると、「そうだ、キャンピングカーで遊んでみたいな」と別の具体も出てきます。

ぜひ「自分にとってそれは何なんだっけ?」と考えて、しっくり来る階層を作ってみてください。具体的に示された項目が紐づけられた、その内側にある抽象的な項目が、自分が本当にやりたいことをあぶり出してくれると思います。

分類には気を使う

私の「2024年のやりたいこと」に「釣り」があります。今の分類は、「遊び > 既存の遊び」配下ですね。でも、釣りには、上手下手、つまり、スキルが存在するので、この「釣り」は、「スキル > スキルアップ」配下に置いても構いませんよね。

しかし、私としては、この「釣り」は、今の位置がしっくり来ます。私にとって遊びは、リラックスし、楽しみ、成果だけを追わないもの。スキルは、(多少苦しくても、時間が掛かっても)学び、試し、鍛えるものです。すると、私にとっての釣りは、スキルの対象ではなく、遊びなのです。

なので、友人が「木田さん、データ分析得意なんだから、釣りもデータ化して分析すればもっと釣れるんじゃない?」と言ってきても、全くそんな気は起きません^^;

こんな過程を経ながらしっくり来る場所を探すことで、自分にとっての「釣り」が何を意味しているのかが分かります。皆さんも、作るときには「どこに分類しようか?」に気を使いながら作ると良いかと思います。

MECEが基本だけど厳密運用しない

また、この作業は一種の分類ですので、MECEが基本ではあります。例えば、遊びの配下にある「新しい遊び」と「既存の遊び」や、旅行配下にある「海外旅行」と「国内旅行」などは、キレイにMECEになっています。

一方、あまりMECEを厳密運用しなくてもいいのかなーと思ってます。人に見せるものでもないですしね。例えば、上の図にも「水泳」は2箇所にあります。身体的健康配下の適正体重維持に、もう一つは、スキルアップ配下にあります。

これは、私にとっての水泳には2つの意味があるということを表しています。健康にもいいし、記録も狙いたい。そんな項目なんです。

末端は「目標」にする

賛否両論あるかもしれませんが、私は、できるだけ、末端(=中心部から最も遠いところのコマ)は「目標」とするようにしています。例えば、海外旅行の末端には、行きたい国が並んでいますし、適正体重を維持するという意味での水泳は月10kmとしています。

やりたいことだから、放っておいてもやるだろう。

というのはちょっと甘いと思うんですね。やりたいことだって、ちゃんと狙いを定めて、「頑張って」やらないと、結局やらないまま1年が終わっちゃう。年末にこの図を見たときに「あれ~?この項目って、結局、自分として、やったのかな、できなかったのかな?」とあやふやになっちゃう。

それを避けるために末端は目標にしています。目標は、緑の枠に白抜きです。

注意深く見てみると、スキル > スキルアップ > 語学ブラッシュアップ > スペイン語 配下には緑枠に白抜きのコマがないですね。これは、具体的な目標が立っていないことを示しています。

いかにも実現しなさそうですね^^; なので、末端は目標とするのが良いと思います。


作成後のマインドマップ運用

作成後のコツは、定期的に見直すことです。私は、常時立ち上げておいて、ちょっとしたスキマ時間に眺めて、ちょこちょこいじってます。

実現したら目印をつける

たとえば、末端に配置した目標が実現したら、スタイルを変更して、実化した目印としています。この図では緑の塗りつぶしですね。歯科定期検診、1月の箱根旅行、2月の北海道旅行は実現させました。(^^)

ちなみに冒頭のヒーローイメージは、2月の北海道旅行で、釧路の鶴居村で撮影した丹頂鶴です(^^)

目標化された「やりたいこと」を実現し、緑の塗りつぶしにするときは超気持ちいいです。

加筆修正を恐れない

また、年頭にしか「やりたいこと」が思いつく訳ではないですね。いつでもでてきます。そんなときは、恐れず、加筆します。

また、逆に、年頭に「やりたい」と思って記入したことでも、年の途中でそんなにやりたくなくなるかもしれません。そんなときは、ためらわずに削除します。

ただ、完全に消してしまっては勿体ないので、別途「2025年にしたいこと」といったマインドマップを作って、そちらに移植しておくと良いですね。もしかしたら、今年はいいけど、来年したいことになるかもしれません。

その結果、この図に残っているのはいつでも「今年(心から)やりたいこと」になります。純度が高まるので、実現の可能性が上がるんじゃないかと期待しています。

そして、やりたいことしかやらない。ことができる身分になった際には、この図にあることだけやって生きていきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?