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引退したあと、何故学ぶのか?

私、今、57歳。世間的には定年が近づいている年齢だと言えるでしょう。(たまたま、役員として働いているので)被雇用者の場合の定年とは少し意味合いが違い、引退のタイミングは自分で決められます(*)が、それにしても、引退がそう遠くない未来だ。とは言えます。

(*) 役員は、自分で定年を決められる。とも言えますが、被雇用者と違い法律で守られてはおらず、クビになったらおしまいなので、完全に矛盾してますが、自分では定年を決められないとも言えます。^^;

引退後はどんなだろうなー、といろいろなことを夢想しますが、その中でも「(何かしらの)勉強は必ず続けるだろうな」という確信はあります。が、そこで、はたと思ったことがあります。

何故、学ぶのだろう。

もちろん、学ぶのが好きなら、別に目的なくても学べばいいじゃん。ということではあるのですが、今も含め、現役時代の学びは、仕事上のパフォーマンスを上げるため、や、自分の守備範囲を広げるため、そしてもちろん、より稼げるようになるため、という非常に明確な、それこそ、錦の御旗的な目的があります。

引退後の学びには、基本的に、そうした目的がなくなります。

性格にもよると思いますが、私の場合、目的があると力が出て、目的がないとやる気がしないんです。でも、学ぶことは続けたい。でも何故?

考えた結果、仮の結論がでまして、それは「よりよい人間になるため」です。引退しても山奥で仙人のように生きる訳ではないし、仮に山奥に行ったとしても、ネットで(SNSなどで)ゆるやかに誰かと繋がりながら生きていくのでしょう。また、最小のコミュニティとして、家族とは接しながら生きてていくのでしょう。

そうしたときに、よりよい人間、つまり、ベターヒューマンでありたい。

そのために学ぶのだということです。

ちょっとだけ、実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」という話とも近いのかもしれないな、と思いました。

さて、今日は何を学べるかな?

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