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【宇宙生物を連れて帰った時の話】

「本当にあった不思議なお話」シリーズ。
今回は「宇宙生物を連れて帰った時の話」の記録をします。

11年前の2013年の4月のこと。
わたしは、東日本大震災被災地支援活動の一環で、「気仙沼」「南三陸歌津寄木」「南三陸町志津川中瀬」「登米」の仮設住宅を訪れてアートボランティアをしました。

その時の記録は、エキサイトブログに残っています。
(この活動の説明を書くと、長い話になるので今回は割愛させていただきます)

そして、仙台の帰りに、東京で一泊二日を過ごして、広島に帰りました。

帰宅をして、居間でご飯を食べていた時のこと。

夫が、わたしの後ろを見ながら

「僕。。。とうとう、幽霊以外のモノが視えるようになってしもうたんかね」

と、つぶやいたのです。

「幽霊以外のモノって、どんなモノなん?!」

「今、カーテンのところに、しがみついとるんよ。。あ!登った!。。。また下へ降りた。。なんじゃろう一体。。」

と、わたしの背後のカーテンを凝視して言うのでした。

居間にあるカーテン

「それって、どんな姿なん!!」

「大きさはこれくらいで(両手を広げて見せる)。。黒い毛でモジャモジャな感じで。。目が大きくて黒目で。。手足があって。。そっくりに描けた!!まさに、これ。気持ち悪っ!!」

と描いてみせた絵が、これでした。

わたしの過去のTwitter投稿に、残っていたスクショです。

2013年4月25日のツイッターのTweet

どうやら、わたしに憑いて帰った、ナニカらしいのです。

「えぇっ?これが、わたしに憑いとるん?いったい、ナニじゃろう」

「こんなの初めて視るけん、僕にも正体が分からん」
と、夫も眉をひそめるばかり。

当時、一緒に住んでいた愛犬も、
夫が視ているナニカが視えていて、目線で追っていました。

「そうか。くまべ〜(愛犬)にも視えているのか。じゃぁ、本当にナニカはおるんじゃねぇ」

夫の絵を見る限り、幽霊じゃなさそうだけど。
トトロに出てくる「まっくろくろすけ」的な存在なんかね?!
そうだ。仙台で桜の大きな木を見せていただいたよね。あれは神木じゃった。
もしかして、桜の妖精かも?!うん、そうかも。
と、良いように考えるわたし。

ちなみに、わたしには全く視えないので、気持ち悪いという感情も湧くことはなかったわけですが。

視える夫にすれば、気持ちが落ち着かない。

憑いている、とはいっても。わたしのカラダに取り憑いているわけではなく、ひょんなことで姿を現すようでした。

夫の話では、わたしの後ろをジグザクに走りながら付いて来たり。

へなちょこな絵でスマン💧
ジグザクで走るナニカ

わたしを助手席に乗せて運転する時には、後部座席でピョンピョン跳ねていたようで、バックミラー越しにその様子を視た夫は

「わぁ、、飛び跳ねよるよ。。嬉しげに、、」

と気味悪がっておりました。

10日ほど、そんなことが続いたので。
思い立って、除霊もできる整体師さんのところへ行ったのです。

そして、整体院に行くなり言われたことは。

「憑いているのって、幽霊じゃないですよ。宇宙の生物ですよ。宇宙人といってもいいかもしれないけど。生物、かな」

なんと?!
宇宙の生物ぅ?!

「え!どうして宇宙の生物がわたしに?!」

「東京の地下に行かれませんでしたか?」

「地下鉄に乗りました」

「たぶん、そこでしょうね。"おもしろそうな人"と思って、ついて来たんですね。地下鉄はけっこういますからねぇ」

「えーっ!・・そうなんじゃ〜。桜の妖精かと期待しとったんじゃけど。宇宙の生物だったのか〜。で、どうやったら、いなくなってもらえるんですかね?」

「もう、いなくなりましたよ。"気づかれた!"と思ったんでしょうね。逃げました。もう、来ることはないですよ」

ということで、除霊など必要なくなったので、整体をしてもらって帰ったのでした。

仕事から帰って来た夫は、わたしの周辺を見て

「あれ?アイツが居ないね」

と、すぐに気がつきました。

ことの顛末を話すと

「えぇ?!宇宙生物じゃったん?!妖怪でもなかったんじゃ。貴重な体験といえば、体験じゃったんかね。。」

と、感慨深げ(笑)

あれ以来、宇宙の生物を視ることなく、今に至ります。

ところで、子どもの頃から霊感が強くて、しんどい思いをして来た夫。
憑依もされやすく、除霊も何度もしてもらい、第三の目を封印してもらったりなど苦労が絶えませんでした。

が、ある日を境に、霊感がまったくなくなる、という、有難い奇跡が起こるのです。

が、その話は、またの機会に🍀

〜追記〜
夫の霊感がなくなった時の話はこちらに書きました。

* … * … * … * …*
風の谷ReLien
https://www.kazenotani-relien.com/


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