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サボテンは会話ができる植物!人間をいつも見ている存在


1.はじめに


植物はいつも純粋なパワーに満ちて私たちに元気を与えてくれます。
大地に生い茂る植物たちは二酸化炭素を吸収し、酸素を排出するという生命の循環に欠かせない存在だと言えます。
花には繊細な妖精が宿り、見る人の心を優しく癒してくれます。
地上には数えきれない種類の植物が存在しますが、砂漠のような過酷な環境で生きている植物があります。
それがサボテンです。
みなさんはサボテンといいますとどのようなイメージをお持ちでしょうか?トゲがある。まん丸で可愛い。柱のように背が高い。かわいい花が咲く。
植物は水を与えることが必須ですが、サボテンは乾燥に強く育てやすいのが特徴です。
また、過酷な環境で育つサボテンには、不思議な力が宿り、人間の心がわかる植物だといわれています。
サボテンにはどのような力があるのでしょうか?
今回は心を表現できる植物、サボテンの秘密についてご紹介します。

2.サボテンの生態


さて、サボテンの特徴として鋭いトゲを持つことは知られていますが、トゲを持たないサボテンもあります。
砂漠のような高温で乾燥した地域でも生息できる生命力の秘密は、サボテン独特の生態にありました。
サボテンは約2000種類以上が存在しているといわれ、主に3つの形に分けることができます。
柱サボテン、玉サボテン、ウチワサボテンの3つです。

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植物には葉や茎があることは常識とされていますが、サボテンの葉や茎はどの部分でしょうか?
実は、本体のような部分が茎であり、トゲの部分が葉になります。

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では、通常植物は葉の部分で光合成をしていますが、葉の部分がトゲであるサボテンはどうなるのでしょうか?
サボテンは茎の部分で呼吸をしているのです。
通常の植物のように葉っぱが大きい形態ですと、葉の表面から大量の水分が失われ乾いてしまいます。
サボテンは葉の部分をトゲという形に極限まで小さくすることによって乾燥を防いでいるのです。
砂漠は過酷な環境です。雨はほとんど降らず、昼間は灼熱の太陽が照りつけ、夜は場所によっては極寒になることもあります。
このような環境で生き抜くためには、葉っぱを極限まで小さくし、昼間はできるだけ呼吸をせず、夜には活発に呼吸をするのです。
また、茎の部分は皮が分厚く水分の蒸発を防いでいるのです。

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そうすることでサボテンの茎の中にはたっぷりと水が蓄えられた状態を保つことができるのです。
サボテンは過酷な環境で生き抜くため、進化の過程で獲得された独自の機能が備わっているのです。(外敵から身を守るという理由もあります)

3.サボテンの不思議な力


過酷な環境を生き抜くサボテンには、不思議な力が宿っているといわれています。
それは、人間の心がわかるということです。
みなさんは「サボテンは話しかけるとよく育つ」といったことを一度は聞いたことがありませんか?
サボテンに優しい言葉をかけ続けたら、トゲが抜け落ちた。
瀕死の状態であったサボテンに「元気になって」と声をかけ続けたら復活した。
何年も花を咲かせていなかったのに「可愛い花を咲かせてね」と声かけをしていたら、花が咲いた。このようなお話があります。
この手のお話は科学的に証明することはとても難しいことではありますが、一つの仮説として、人の呼気によるものと考えられています。
人間の呼吸は酸素を吸い二酸化炭素を吐き出します。
一方植物は人間とは逆で二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出す呼吸をしています。

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このことから、人間がサボテンの近くで頻繁に話しかけることによって、たくさんの二酸化炭素を吸収し、よく育つのではないかと考えられています。また、話しかけることによって空気の振動で成長が促進されるともいわれています。

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サボテンに限らず植物に音楽を聴かせたり、話しかけることで質の良い植物に育つことはよく知られていますよね。

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4.サボテンは邪気を祓う


では、スピリチュアルな視点で見てサボテンにはどのような意味が込められているのでしょうか?
サボテンの最大の特徴は、やはり針のようなトゲです。
このトゲには邪気を祓い場の浄化をするという意味があります。
また、アンデス地方では古くから邪気を取り払う儀式のアイテムの一つとしてサボテンを使用しています。
サボテンを通じて聖なる存在と会話をし、邪悪な存在を祓うにはサボテンは欠かせない存在とされています。
また、風水でも悪い気を跳ね返す力があり、玄関やトイレに置くとよいとされていますが、良い気も跳ね返してしまうともいわれており、キッチンや寝室にサボテンは置かないようにすると良いそうです。
(観葉植物がおすすめです)


5.植物の心


さて、サボテンは人間の心が分かるといわれていますが、他の植物はどうでしょうか?
植物なんてただの物にすぎない!心や感情なんてあるはずがない!
科学的な根拠のないものは受け入れることができない人は、意外に多いのかもしれません。
ですが、植物にも感情があるかもしれないというエピソードを一つご紹介します。
1966年、アメリカの元CIA(中央情報局)に勤めていた経歴のある技術者、クリーヴ・バクスター氏(Cleve Backster)は、気まぐれでオフィスの植物に嘘発見器を取りつけました。
いたずら心で「マッチで葉を焼いてやろうか?」と考えたその瞬間、測定器の針がビュンと振れたのです。

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不思議に思ったバクスター氏は、その後さまざまな植物に嘘発見器を取り付けて調べたてみたところ、植物は人間の感情に同調すること、そして、ショックや恐怖を共有するらしいということが分かってきたのです。

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後に「植物に嘘発見器(ポリグラフ)を接続することで検出される思考のような反応」のことを、バクスター効果と呼ばれるようになりました。

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何とも信じ難い実験結果ではありますが、植物には表情がなく言葉を発することができないだけで、人間と同様、感情があるのではないかと考えられます。
また、植物たちは人間では感じることができない方法でコミュニケーションをとり、互いに信号を発することでSOSを伝え合っているそうです。
それは、植物が分泌する匂いや気体のようなものを通して、私たちが知らないところで密かに会話をしているようです。

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6.まとめ


いかがでしたか?サボテンを輪切りにすると、フルーツのように水分を含んだ瑞々しさを見ることができます。
水は言葉や音に反応するといわれています。
サボテンが人間の言葉に反応し、心があるように感じることは、サボテンがたっぷりと含む水分と関係があるのかもしれません。
優しい言葉をかけ続けることで、トゲが抜け落ちなくなったというお話もあります。一度試してみてはいかがでしょうか?

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