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あなたの大切な活力・時間・お金を奪う存在にはこんな特徴がある


1.はじめに


エネルギーは循環することで調和をもたらします。
それは物質界だけでなく、目に見えない世界でも同じことがいえます。
例えば、大好きなアイドルや有名人が出演しているテレビや雑誌を見ているだけで、ファンは元気になります。
また、アイドルや有名人の方々もファンに応援されることで励まされ、勇気や元気をもらって活動をしています。
これも人間が発するエネルギーの循環になります。
受け取る、与えるという愛のエネルギー循環によって幸せな気分になるのです。

エネルギーは滞ってしまうとどうなるでしょうか?
どちらかが満たされ、どちらかが枯渇してしまいます。

この関係は、人間関係にも同じことが起きます。
「一緒にいると何だか疲れてしまう」
「話した後は何だかモヤモヤしてしまう」
「近くにいると落ち着かない」
そんな人は周囲に存在していないでしょうか?

もしも、そのような方が身近にいるとしたら、その人はエネルギーバンパイアかもしれません。

エネルギーバンパイアとは、他人からの気力(エネルギー)を吸い取る人のことをいいます。
場合によっては大切なお金や時間まで奪われてしまうこともあるかもしれません。

とても厄介なことに、エネルギーバンパイアと呼ばれる人は、他人からエネルギーを奪っているという自覚はありません。

このような存在から身を守るためには、エネルギーバンパイアと呼ばれる人にはどのような特徴があるのか知る必要があります。
また、どのように回避すればいいのか知っておくのもよいかもしれません。
今回は、人間のエネルギーを奪う存在、エネルギーバンパイアについてご紹介します。

2.エネルギーバンパイアとは?


では、エネルギーバンパイアとはどのような存在なのか、もう少し詳しくご説明しますね。
エネルギーバンパイアとは人間の活動のもとになるエネルギーを、他人から奪う人のことをいいます。
吸血鬼は血を吸うことで元気になりますが、エネルギーバンパイアは他人のエネルギーを吸うことで元気になります。
ひどい時にはエネルギーバンパイアと交流することで体調不良を起こしたり、チームやコミュニティーなどで活動する人間関係を崩壊させてしまうこともあります。

みなさんはこのような経験はありませんか?
ある人と会話を終えた後、ため息をついて、
「はぁ、疲れた…」
「何だか心がモヤモヤする」
「この会話、何だったのだろう」
このようなネガティブな気分になってしまったことはありませんか?

これらはエネルギーバンパイアによって、あなたの大切な気力・活力を奪われてしまった時に起きる現象です。

エネルギーバンパイアは、いつもエネルギーを奪えそうなターゲットを探しています。
そして厄介なことに、無意識で感じている欲望を満たそうとしているために、他人のエネルギーを奪っているという自覚がなく、悪意を持っていることがあまりありません。(悪意があるケースもあります)
そして、エネルギー(気力)だけにとどまらず、時間やお金まで奪われてしまうケースもあります。
とても重いエネルギーですので、関わることでご機嫌な軽いエネルギーはどんどん引っ張られ、奪われることによって気分が沈んでしまいます。

3.エネルギーバンパイアの特徴


エネルギーバンパイアには、いくつか共通する特徴があります。
具体的にどのような人をエネルギーバンパイアと呼ぶのか、6つの特徴をご紹介したいと思います。

①  依存的な思考 
何もやろうとせず、他人を頼って自分は楽をするタイプです。

良くいえば甘え上手ともいえますが、やっていることは自分の都合のいいように他人を振り回しているだけです。
他人からお金を借りることに対して平気な人もいます。

②  自分の話が多い 
自分の話ばかりを一方的に話し続けるタイプです。

自慢話(過去の栄光・持っている物・関わっている人など)が多い人や、不平不満を聞いてほしいなど、自分にまつわる話ばかりで相手を疲弊させてしまいます。
バンパイアが話している内容に同意が得られないと、機嫌を損ねて反発されるケースもあります。
悩みごとの相談に乗ってほしいと頼まれた場合、一方的な愚痴を聞かされるだけになることもしばしばあります。

③  相手より上に立とうとする 
負けず嫌いな性格が表面化すると、少しでも相手より優位であることを証明したがる傾向があります。

持っている物、関わっている周囲の人、相手にないものを自慢することで満足します。
また、自分こそが正しいと正論を語り、相手を打ち負かそうとしてきます。
「論破する」という言葉がありますが、まさにこのタイプだといえます。(論破…正論で追い詰め相手を言い負かす。矛盾点を見つけ相手の主張を封じる議論)

④  脅し・あおりをする
何か頼みごとをした場合など、「それをやる代わりにこれをやってくれないと引き受けない」といった感じに交換条件を出すことがあります。

また、気に入らないことに対しては、破滅的な言葉(脅迫のような)で、自分の要望を無理やり受け入れさせて相手をコントロールします。
「訴えてやる」「上司に言いつけてやる」「この先どうなるか分からないぞ」「死をほのめかす発言」など…
相手を支配することで得られる優越感を、自分のエネルギーにするタイプです。

⑤  相手の気を引こうとする 
良くも悪くも目立つことで周囲の気を引こうとするタイプです。

基本的に愛情が不足しているために、承認欲求を満たそうとさまざまな手段で目立とうとします。
SNSでも「いいね」をもらうために幸せな自分をアピールして、周囲のリアクションをエネルギーとして喜びに変換します。
また、心配をさせるために問題を起こし、同情させることで自分に気を引こうとすることもあります。

⑥  否定が多い 
何かを始めようとしても、「どうせ無理」「意味なんかない」「ムダなことだ」「やめた方がいい」など、否定することで希望や可能性を潰してきます。

やる気を削ぎ落とす発言が多く、近くにいると全てにおいて否定されそうで精神が疲れてしまいます。
バンパイアは否定することで相手をコントロールし、優越感のエネルギーを受け取り元気になります。

エネルギーバンパイア、6つの特徴をご紹介しました。

どのケースも相手に不快感を与えることでエネルギーを獲得し、元気になります。

4.狙われやすい人の特徴・対処法


エネルギーバンパイアは、無意識に枯渇したエネルギーを満そうと、ターゲットを探しています。

ターゲットとして狙われやすい人には、ある特徴があります。
また、ターゲットにならないためにどのような対処法があるのでしょうか。

【NOが言えない人】
本当は話をしたくないのに、はっきりと意思表示ができず、その場の雰囲気に流されてしまいます。

【同情・共感しやすい人】
基本的に優しい心の持ち主であることから、「困っているのに聞いてあげないとかわいそう」と気の毒に思うことで巻き込まれてしまいます。

【心が不安定な人】
ストレスを抱えて心が不安定になっている人は、ネガティブなエネルギーが増幅しています。
このようなエネルギーと共振することで自然にお互いが引き寄せられます。

基本的に純粋で気が小さく、穏やかで優しい人といえそうですね。

ハッキリと意思表示ができる人は、「関わらなければいい」「嫌なら断ればいい」と一喝してしまいそうな感じがしますが、時と場合によっては避けることができないこともあるかと思います。

その対処法としてできることは、同意・同情をしないということが重要になります。

「同意」は相手の意見に対して、「私も同じです」と認めることになります。

安易に同意することで、バンパイアは「あの人も(あの人が)そう言っていた」と自分の意見を他人が言っていたようにすり替えて、違う人に話すこともあるかもしれません。

否定でも肯定でもない、「そうなんですね…」という言葉を使うのが妥当ではないかと思います。

また、同情をしてしまうことも危険なことといえます。
ものごとに対する捉え方は人によってさまざまであることから、一方の意見だけを鵜呑みにして、正しいと判断することはとても危険なことです。
双方の意見を聞くことで初めて真実が見えてきます。

真実かどうか判断ができないことに、深く同情することはバンパイアの思うツボにはまることにもなり兼ねません。
自分のことばかり話してくる人の会話には、言葉に感情ばかりが乗せられて、深い内容があまりないことがよくあります。

そのエネルギーに巻き込まれないためにも、同意や同情をしないということを頭の片隅に置いておくことも大切ではないかと思います。

5.まとめ


いかがでしたか?
エネルギーバンパイアのほとんどは悪意がありません。
そのために自分自身がエネルギーバンパイアになっているケースもあります。
どんなに親しい関係でも、最低限の気配りは大切なのではないでしょうか?

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