見出し画像

空き家 ⇒ 再生DIY ⇒ サグラダ・ファミリア

縁あって譲り受けた古家。 どう料理しようか。

建築のことはそれなりにわかっているので、手を入れたい部分はたくさん。
理想のイメージは、あるけどそんなにお金をかけたくない

自分でできるところはDIY。できないところは専門業者にお願いすることにして、
工事は、コツコツDIYを楽しみながら、約1年かけてなんとか寝泊まりできる状態にまで、漕ぎつけました。

スタートは、解体作業から始まり、廃材処分。
残地家具もたくさんあり、処分だけでも大変でした。たぶん一番、楽しくない作業かもしれません。
なかなか大変な作業で、処分費用もかかりますがいつ終わるのかという思いでいっぱいになります。
でもでも
完成を夢見てモチベーションを維持する時期です。

解体・処分が終わるといよいよ造作作業と仕上げ作業です。
元来、熱し易く冷め易い性格なので、作業も気持ちが熱いうちにやらないと持久力が保てません。

ひとりではできない部分は、友人を呼んで手伝ってもらいながら、
時には、たまたま覗きに来た近所のおじさんに手伝ってもらったり。

足りない工具は、知り合いの工務店さんに借りたり、今後も長く必要になるような工具は、購入したりで大小様々な工具も買うことになりました。

ホームセンターやネット通販でもどれだけ買ったことか。

そして、自分にとって快適な別荘を手に入れることができました。

この心地よい別荘(アジト)には、バーカウンターや囲炉裏を設けて
友人たちが来ても楽しめるような場所にしています。

近所の人たちにもとても良くして頂いて、野菜や果物・海鮮類をたくさんいただきます。

こうして地域の人たちと触れ合って楽しく会話したり、囲炉裏の火を見ながらゆったり時間を過ごしたり、寝椅子で昼寝をしてみたり、仕事で疲れた心と身体を休ませるには充分すぎるお城となっています。

お城といっても当然メンテナンス管理をしなければならないので、草刈りや傷んだところを少しずつ直しながら、維持管理を続けています。

元々の老朽化と面積もそれなりに大きいので、手を入れたいところはたくさんありますが、まだまだ手付かずの部分もありイメージする完成形には程遠い感じは否めません。

これは、ある種のサグラダ・ファミリア(完成が未定で工事が終わらない状態)となっています(笑

が、DIYを楽しみながら気持ちだけは、サグラダ・ファミリアの名工=職人+デザイナーとなって奮闘しています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?