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土屋神葉くん出演「オールナイト声優フジ 第7夜」感想

遅ればせながら、「オールナイト声優フジ 第7夜」を見ました。オリジナルは、12月にFODで深夜に生配信されたもので、私が視聴したのは、CSのフジテレビTWOで放送された未公開映像付き完全版。なにせ4時間半、CMなしの番組だったから、ついつい見るのが後回しになってしまい……、神葉くんには、本当に申し訳ないです。

さて、ざっとではありますが、番組の感想を。正直、このシリーズは未見だったので、とりあえず森久保祥太郎さん+若手声優たちの「わちゃわちゃ」感じを楽しむバラエティー番組と理解しましたが、それで合っていますね?

すっごく昔の番組である「オールナイトフジ」は、オールナイターズが素人の女子大生(何か、この響きも懐かしいですね)だったので、それが若手の男性声優たちに置き換えられていたから、もっと新人クラスの人たちが出るものなのかと最初は思っていたんですよ。実際、今回初めて名前と顔が一致した声優さんたちも多かったですし。
なので、伊東健人くんとか神葉くんとか、そのクラスの人たちも呼ばれるのかと思うと、少し違和感もあったりして。特に、これから知名度を高めていきたいポジションの子たちは、自分の「爪痕」を残そうと躍起になるだろうし。その姿を目にしていると、やや浮いているかも?と感じてしまったところがありました。まあ、オールナイターズは16人もいたから、違いというか「自分のいいところを見てもらおう」と考えるのは当然ですしね。

でも、特別ゲスト扱いだった下野紘さんと森久保さんとの当意即妙なやり取りや、お題に対する下野さんのパフォーマンス(それが上手くいかなくても、場を見せ切ってしまう対応力)を見せられると、やっぱり群を抜いておもしろかったし、それから考えると神葉くんたちが若手扱いされてしまうのは仕方ないことなのかなぁ、と。キャリア的には10年以上差があるから、踏んだ場数も違うでしょうしね。
そういう状況の中で、下野さんにも同じ課題を出していたから、キャリアの歴然たる差はより印象付けられてしまったと思うし、途中から番組自体に「下野さんを大いにイジろう」的な意図も見え隠れして、結局、美味しいところを下野さんが全部持っていったという(笑)。そういう意味では、若手のみなさんには難しい部分があったかもしれません。それもまた、経験ではあるのでけどね……。

以上が、番組に対する感想。神葉くん自身に対する印象としては、そんな難しい状況の中でも奮闘していたと思います。黒のスーツがよく似合っていたし、やっぱり立ち姿はかっこいい。
特に即興劇では、舞台のステージのいるかのように、ちゃんと芝居が出来ている(むちゃくちゃなBGMにのせて、F4の「ツカサ」をやってたけど。笑)ように感じました。また、歌のコーナーでは、マカロニえんぴつの「ヤングアダルト」を熱唱。それもよかったと思うのだけれど、今回の番組のテイストの中では、ノリノリのアニソンとか、あるいは逆に超しっとり系バラードのほうがインパクトあったかもしれないですね。どんな声質の声優さんが何を歌うか、わかっていなかったと思うので、選曲は難しかったと思うのですが。

何はともあれ、気力と体力が必要な長時間の生番組、本当におつかれさまでした。

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