2024/05/08 きょろきょろ

水曜日 くもり時々小雨

やたらと寒くて、洗って仕舞ったカーディガンをまた出して着る敗北感。
なんに負けたというのだ?

2度寝に成功したのはいいけど、変な夢を見てしまいざわざわする。
幼児の息子が、歯科医院で泣き叫んでいる。
何があったかは不明ながら、前歯と、歯だけでなく顎の骨も損傷してしまい、手術と療養に時間がかかると聞いてうろたえている。
もうすぐ新学期で学校に戻らなければならないのにどうしよう。
幼児なのに設定は大学生、県外の学校に行っていた時のものだ。
記憶はそこまで、連休に帰らなかった息子のことが頭にあったのは確かだけれど。
子供の頃は気が小さくて、小児科で、眼科で、歯医者で、いつも大泣き大暴れして手こずったものだ。
先日読んだ『うらはぐさ風土記』の中に、便りのないのはよい便り、というのは、都合のいい考え方だ、というようなくだりがあったけれど、それはどうだろう、と思う。

さて水曜日、夫の昼食の心配のいらない水曜日。
ミニシアターに見たい映画があったのだけど、時間が合わず残念。
シネコンと違って1日1回ずつの上映で、しかも数日で終わるからなかなか難しい。

ならば、その次に行きたかった隣町の広い無印良品へ。
たいしたものを買うわけでない、キッチンのスポンジとか、柔軟剤の詰め替えとか、990円のTシャツだって消耗品みたいなもの、近くの店で十分間に合う。
でも、家具やら文房具やら観葉植物やら、ゆったりとディスプレイしてあるところを聞きなれた音楽を聴きながらうろうろ見て歩くのは楽しい。
同じものがたくさんあってスペースの無駄と言えば言えるけど、繰り返しの美を愛している。
週末ごとにはイベントもあるらしい告知があり、こんど行ってみようかなと頭にメモ。
温かいコーヒーを買って飲み飲み帰る。