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2024/05/11 『にょっ記』

土曜日 快晴

今日も頭痛、そして眠い。
今日こそ給油と洗車、それに買い物と思ったけど体が動かず、朝のルーティンを終えたらソファになだれ込む。

午後、やっぱりどうしても行かなくてはと、コーヒーフロートを餌に連れ出す(自分を)。
やっと眠気が飛んだので洗車その他なんとかこなす。

穂村弘『にょっ記』を再読。
ゆるゆると適度に退屈でくすりと笑える、かわいくて、ちょっと過激、日記の体裁のエッセイ集だ。
2006年の発行ということで今ならちょっと、という部分もあるけどそれはまあ言葉は生き物ということで。


ひとつ言いたいのは、kindleなのに文字を大きくしたり、音声読み上げしたりできない「固定レイアウト」であること。
雑誌やマンガや写真集なら現状では仕方ないけれど、文字の多いエッセイ集でこうなっているとは。
フジモトマサルさんのカラーのイラストを散りばめた、レイアウトのデザイン性もある本だからの意図もわからないではないけれど。

文庫本は文字が小さく色が薄いので手放してしまったから、kindleで買い直したというのに、商品ページをよく確かめない私も迂闊だった。
iPadではなんとか読めるけれどkindle paperwhiteではとても無理。
こんなことなら図書館で単行本を借りればよかった。
続編2冊はそうしよう。

少し前にはNHKラジオで『一人で悩むの やめようよ 当事者が語る「緑内障」のいま』と題した番組に、当事者のひとりとして出ていた穂村さんだから、なおさら残念に思うのだ。