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【トラウマ療法】タッピングで不安、うつ、恐怖症を取り除く「思考場療法(TFT)」

経絡上のツボを指でタッピングするだけで、ネガティブな感情や苦痛な症状が治まります。

前回のFAP療法に続いて、安全に早くトラウマを解放できるセラピー、思考場療法をご紹介します。

結果重視のセラピーをお好みのかたは、いちど試してみるのもいいかもしれません。

FAP療法について書いています↓


FAP療法も、これからお話する思考場療法も、エネルギー療法です。話す、という伝統的な心理療法とはまったく違う手法を使います。

この療法を体験した私が解っていることを、お伝えしますね。

思考場療法(Thought Field Therapy )のやり方は、経絡上のツボをタッピングするのが特徴です。

まずクライアントが悩んでいる心理的問題について考え、それから身体の治療ポイントを一定の順序でタッピングします。

私の体験をざっと振り返りますね。

11歳のときの心的外傷になっている記憶について話して、つぎにセラピストの指示どおりにタッピングしました。

時間にして2分くらい。

すると、つい先ほどまで話していた過去の傷つき体験の話は、いったい何を話したのか忘れるほど遠くに行ってしまいました。

驚きです。

もう一度、同じ手順でタッピングしました。そうしたら、記憶がさらに遠ざかって行きました。気がつけば、さきほどまでの苦痛も同時に消えていました。

記憶は完全には消えずに覚えているけど、その記憶にまつわる苦悩は完全に消失しました。

数分という短い時間でした。

私は、それ以来、11歳のときの辛い体験の記憶から影響を受けることはなくなりました。

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思考場療法(Thought Field  Therapy)は、アメリカの心理学者ロジャー・キャラハンが開発したセラピー。

キャラハンによると、苦痛を伴う感情は、その元となった出来事に原因があるのではなくて、それを考えると現れる「思考場」にあるものに原因がある。そして、ネガティブな感情を解放するカギをにぎっているのが、生命エネルギーの通路とされる経絡にある、という。

トラウマ、恐怖症、不安、依存症、うつ、脅迫観念に有効。

さいごに、エネルギー療法の特徴をまとめますね。

安全。トラウマを思い出すことによって傷を深めるとか、再トラウマ化することがない。薬物療法に頼らない。

短期間で効果がでる。FAP療法は4〜5日。思考場療法は数分。

ただし、FAP療法は記憶にないトラウマにもアプローチできる。思考場療法は記憶にあるトラウマにのみ対処できる。

以上です。

長期に渡って治療を受けても症状が軽くならない人は、いちど試してみるのも、いいかもしれませんね。


最近、朝夕は涼しくて散歩したくなります。

久しぶりに石垣港の離島ターミナル付近を散策しました。

14年も住んでいると、外に出るのが億劫になります。昼間は暑いですから。

来た当時は、短パンに島ぞうりを履いて自転車で走り回っていましたが、今はそんなことは出来ません。暑くて。

見慣れた風景も、こうして写真にして見ると、また新鮮に感じます。

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