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今日も褒められるためにカーブスへ行く

母親、という立場になり、
もっぱら褒める専門になった。
母親は何をどれだけ頑張っても
褒めてくれる人はいない。
当たり前の事をやっているだけだから。
よくもまあ今までやってきたなと
我ながら思う。

子供達のことはいくらでも褒められる。
何もなくても褒めるところを探せるくらい。
何かしてあげたい、と思う。
決して見返りを必要としない。

無償の愛、という事なのだろう。

思いがけない時に感謝されると、
何だかんだかなり嬉しい。
そして
子供達は色々と自分で出来るようになる。
私に対しても同じ様に返してくれるようになる。
褒めれば褒めただけ
成長する。
一方通行ではない。

夫も同じ様に褒めればいいのか。
いつまでたっても一方通行。
褒めても全く成長しない。
ますます何でもやってあげなくてはいけなくなる。
いつからか褒める事すら諦めてしまっている。
何かしてあげたい、と
昔は思っていたような記憶もある。
でも
母親になり
子供達への愛情を知ってしまった今となっては、
夫への愛情だと思っていたものは
明らかに種類が違う気がする。

いつの日からか
夫に対しては
あれもこれもしてあげている、
と感じている。
やってあげてるのにお礼を言われない、
と不満に思う。

無償の愛、ではない。


考え事をするのが好き。
昔の事を色々思い出したりする。
子供達との楽しかった事ばかり思い出す。
みんなよくここまで、大きくなったなあ。

夫の事を考える。
あの時はこんな事言われた、
何でそんな事言える?
何でそうなる?
自分最優先な夫。
私が我慢すればいいのか。
私が何とかすればいいのか。
今まで忘れられない色々な事、
全部楽しくない事ばかり。
根に持っている自分が嫌い。

こうやって文章にすると、
私はいつも夫との関係に諦めがあると気付いてしまった。
この先どうなってしまうのだろう。
とても不安になる。
noteを始めて気付いてしまった事。
心の底ではずっとわかっていたけど、
言葉にするとハッキリしてしまった。
今後どう向き合って行くのか、
大きな課題が出来た。

noteを始めて良かったこと。
こうやって書き出すと
考えていた事がハッキリわかる。



いけない、いけない。
今日はこんな話をする為に書き始めたのではなかった。

カーブスはすごい。

行けばコーチが褒めてくれる。
Kayさん、今日も頑張って来れましたね!
行っただけで褒められる。
マシンを指導しながら、
Kayさん、その調子!
大きく動けててとてもいいですよ!
とにかく褒めてくれる。
どんな事でも
褒められれば嬉しい。

カーブスへ通い始めてから、
私も周りの人達をちょっとした事でも
褒めるようになった。
何かちょっとした事でも、
してくれた事に対してお礼を言う。
嬉しそうに照れる相手を見て、
私もとても嬉しくなる。

一番の目的はもちろん筋トレ。
今日は少し疲れてるから休もうかな、
と思っても、
褒められたいがために、
頑張って行ってしまう自分がいる。
そしてそんな自分を
自分で褒める。

恐るべしカーブス効果。

カーブスの戦略に
簡単に乗せられてしまっている。
でも、それでいい。
褒められて嬉しいし、
筋肉量も増えている。

一石二鳥とはこのこと。


そして私は多分
夫にこそ一番褒めてもらいたい。
これから先、
まだまだ長い結婚生活。
家族を同じ立場で運営していきたいと思っていたけれど、
それが上手くいかなかった。
夫から見た私はおそらく、
子供達の母親。
何なら自分の母親だと勘違いしているのかなと疑いたくなることすらある。

本当なら先に夫を育ててから
子育てに突入出来れば良かったのかもしれない。
若い頃にはそんな事に気付けなかった。
子供が生まれてからは、
子供達最優先になってしまった。
早いもので
末っ子が高校1年生。
そろそろ子育ても先が見えてきた。

ここは覚悟を決めて、
子育ての次は夫育て。
急に褒め始めて、
浮気でもしてるのか?
と疑われてはいけない。
少しづつ
気付かれないように。
お風呂の掃除をしながら心に決めた。


週に2回はカーブスの日。
無条件で褒められる日。
週に2回はnoteの日。
自分と向き合う日。


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