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仕事での日本一時帰国としては、今回最短の2週間。たった2週間だけど、いつもよりゆとりをもってスケジューリング。

実は、今回は「早くイギリスに帰りたーーーい」と思ってた。あと1日の日程を終えたら、羽田からイギリスへ。自宅へ戻る。

イギリスに戻りたい最大の理由は、自宅でのストレスがなくなって、自宅が最高に居心地のいい場所になったこと。帰ることが嫌になる要因がない。そして家を離れたいと思う要因も、今はない。なんてありがたいことだろう。

とはいえ、せっかく日本にいるのだから、思う存分、日本滞在を楽しむ。

11月26日、東京中村中学校・高校での1日講座。新しく出会う人たちにシュタイナーアプローチを語る。私のもとで学んでくれた人たちの講座修了後の活躍の様子の実践報告。8ヶ月ぶりの対面ワークショップ。はたりえ先生のオイリュトミー。それはもう、贅沢でした。私は1日全力投球をしたのでヘトヘトでしたが。笑

その後母の家へ。母と姉とで南木曽の温泉ホテルへ。

そして、浜松で2泊3日のシュタイナー算数教育教師養成講座の合宿。

中村での講座は、シュタイナー教育初めてというひとにも分かるお話。でも、合宿では、もうすでに私のところで学んでくれている人への講座だから、遠慮なくシュタイナー算数の真髄を語ることができる。

今回は、シュタイナー算数・数学の12年間の学びの全体像をつかみとることがテーマ。フォルメンから射影幾何学。小中高の数量の学び。

小学校でやっていた活動が、その後どんなふうに花開き、どんな人間になっていくのかということ。12年間で、算数・数学教育を通して人間にしかない可能性を開花させる。そのために小学校時期になにを大切にするのか。それがどんなに大切なことなのか。先を見据えた上で小学校教育をすることが、どれだけ人間の可能性を広げていくか。

シュタイナー教師をしていて、いつも思うのは、受け取る人たちの可能性のすごさだ。どんな人間でもすごい力を持っている。教師の私は、体験する準備をし、あとは受講生さんの能力や考えや感じていることを引き出すだけ。何人もの受講生はひとりひとりものの感じ方、考え方、あり方が違う。だからこそ、ひとりひとり違う感性を引き出すと、授業が豊かに深く広がっていく。それは教師一人では表現し尽くせない、奥行きがあって、視野をどんどん広げてくれるレッスンになる。


ああ、すばらしかった。人間というものの美しさと無限大の可能性が。受け取る感性の豊かさが。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。


あと1日終えたらイギリスに帰ります。
この2週間もすっごく充実していて楽しくて、満足感いっぱい。だけど、イギリスに帰ってからがもっと楽しみ。

2009年からやってきているe-waldorfは2024年に大きく変わります。その準備をこの秋はしてきているのですが、今回の一時帰国が終わったら、しばらくそこに力を注ぎます。

今までとは違う新たな展開になります。

世界的にも新しい新しい講座を、新しいe-waldorf で展開していきます。

おいおい、紹介していきます。


それにしても・・・、一時帰国中は会食・外食続きで、ありえないほど食べました。食べ過ぎてお腹破裂しそうなくらい苦しくて真っ直ぐに立てないくらいに。苦笑

イギリスに帰ったら、またデトックスしなくちゃ。




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