猫とワイン

ドイツでその日暮らしするガイジンシングルマザー。 黒猫、ヨガ、禅、酒全般はセラピー。 …

猫とワイン

ドイツでその日暮らしするガイジンシングルマザー。 黒猫、ヨガ、禅、酒全般はセラピー。  魔女修行中。笑えればだいたい大丈夫。  https://kayobell.org/

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スキってうれしいものですね

自分用ジャーナルとしてnoteに文章を書こうと決めて、いやしかし人様の目に触れる以上、服くらい着とこう、となんかしらは羽織りましたが、あくまで気張らずに、ええかっこせずにいきたいのです。すぐ調子に乗るので。 それでも、こじらせた承認欲求はスキをいただく度に、纏ってた布をパーンと投げ捨て小躍りしちゃうくらいには喜んじゃってます。 noteでたくさんスキをもらいたいなら、自己紹介書くといいらしいよと達人みたいなお方が書いてらしたので、書くよね。自分用とかどの口が。スキって言わ

    • ズボラバイリンガル教育

      バイリンガル教育というやつは、 親のサポートが必須らしいんですが、 適当にほったらかした割には、 まあまあな仕上がりになったトリリンガルの娘と、適当な親(わたし)の話をします。 娘の父親  ドイツ語、スペイン語、英語話者。 (離婚済み、ドイツ国内遠方暮らし) わたし  日本語、英語、(雰囲気)ドイツ語話者。 娘、もうすぐ12歳(ドイツ生まれ育ち) 日本語、ドイツ語、英語を話し、 最近スペイン語学習を開始。 (わたしと娘はドイツのとある町で二人暮らし) ややこしい。

      • PTAの憂鬱

        昨晩、娘の学校のいわゆるPTA的集まりに嫌々顔を出して参りました。めんどくせ。 そこそこ長くドイツに暮らしてる割に、どうにも食指が動かず、万年雰囲気ドイツ語でサバイブするわたしには非常に憂鬱なやつ。 娘の父親は同じ町に居ないので、ガイジンシングルマザー、渋々参加の道しか残されておらず。 ドイツの学校システムは日本のそれと違い、 グルンドシューレ(小学校)は4年生まで。 その後は進路に合わせてそれぞれ違う学校へ。 いわゆるアカデミックな道、大学進学を目的にする子どもらは

        • ライフタイムリスペクト

          自分の職歴を並べてみたら、カオスなようで割と一貫性があったりもして味わい深い。 米軍基地で働いたかと思えば、 フィットネスインストラクターしてたり、 本屋の店員しつつも、 飲み屋のねえちゃんだったり、 ワイン売ってみたり。 こどもピアノ教室、 こどもスイミングクラス、 こども英語の先生、 おとな相手の日本語教師。 英語でインタビューして記事書いたり、 ひとの文章代筆したり、翻訳したり。 大学中退という中途半端な学歴からはじまり、 たいして能力もないのに雰囲気先行で乗り

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        スキってうれしいものですね

          違いのわかった女

          厄介ごとは、大体にして人間関係。 あからさまに利用されてたり、 悪意を感じたりするなら、 問答無用で切ればよろし。 自分を無駄遣いしたらいかん。 なんとなく合わない、 なんだか疲れる、 たまに違和感、 でも悪い人じゃないから友人。 これが、厄介。 よくよく考えたらいつも聞き役 → それ愚痴のゴミ箱やん 長くつまらないオチのない話を聞かされる → え、拷問? まったく共感できない話が続く → 絶望的に価値観が合っとらん。終了。 でも、悪い人じゃないのよ、悪意はないし

          違いのわかった女

          自称HSP

          最近巷でよく聞く、HSPとか繊細さんなるもの。 内容に目を通すと、まあ内向的な人あるあるの羅列。わたし自身が社交的な人見知りで、休日は誰とも会わずにひとりでのんびりしたいクチなので、ふむふむ頷くこと多し。 傷つきやすい 感覚過敏 感受性豊か ひとりの時間が必要 ふむふむ。 多かれ少なかれ、大概の人がうんうんわかるーな案件なんだろな、特に人の目を気にする、周りからの評価を価値基準にしやすい日本育ちには、大なり小なり思い当たるやつ。まあ鈍感力100%みたいな人もいるのかも

          もふもふわふわ

          我が家のアイドルにして支配者、かわいすギルティな黒猫だんご様が、昨日2歳の誕生日を迎え、世界がよろこびに包まれました。 だんご様が我が家に降臨し、わたしと娘が下僕に成り下がって早一年半。 お尻の穴までかわいいという奇跡に打ち震え、ふわふわもふもふを撫でさせてくれる上に、魅惑のゴロゴロ音でうっとりさせてくれるとか、もう神の使いとしか思えない。いや御神体、神本体。 だんご様と下僕の一日は、朝のいちゃいちゃなでなでタイムからはじまります。 悪魔のアラームで夢から醒め、絶望す

          もふもふわふわ

          スキスキスー

          noteを始めて2ヶ月目。 薦められるがままに、いろんな方の文章を読み、わたしにスキを下さる神さまたちの文章を読み、他人の頭の中をこっそり覗いてるみたいで、なかなか楽しいnote生活。 赤裸々に言葉を紡ぐ人もいれば、うまいこと纏められてて感心する人もいて、創作や詩なんかも滲みでるそのキャラクターを感じたりして、 誰かが誰かを楽しませようと書いた文章のぬくもりや優しさに、その人に会ったこともないのに同士みたいな気分になるっていう、 メールのやり取りだけで信用しちゃうロマン

          スキスキスー

          ルーシーリューはルーシーリューだから魅力的なんである

          今となっては、どこの国に暮らそうがそう変わらんですよ、と思うのですが、 そんなわたしにも「日本ではない、わたしに適した国がどこかにあるはず!」と鼻息荒い時期がありました。 小さな頃から今に至るまで、とにかく引っ越しと恥の多い人生で、 いわゆる地元がないのと、「変わった子ども」と言われ続けたゆえの「その内辿り着く桃源郷」探しだったのかもしれません。 中学生で初めて読んで衝撃を受けて以来、今もずっと敬愛している山田詠美氏の影響を強めに受け、大学入学と同時に米軍基地でアルバ

          ルーシーリューはルーシーリューだから魅力的なんである

          熟女最強説

          ながーく、くらーい冬を越え、 ようやく暖かな晴れの日続きのドイツ。 猫も杓子も太陽浴びてご機嫌な初夏。 ひさしぶりに太陽光の下で鏡を覗いたら、 そこには、しわっしわのおばはんの顔。 太陽はすべての真実をさらけだしますね。 我が家の薄暗い照明は、ムード作りだけでなく、様々な粗を隠す役割も果たしていたので、春の到来とともに真実との対面を果たした形。 でも、このおばはん。 ニヤニヤなんだか楽し気なんですよ。 しかも懲りもせず、既にお顔は小麦色。 太陽とまだまだずいぶん仲良さげ

          ビールはヨガ

          映画「Eat pray love」の中で、赤ワインの入ったキャラフェを指差して「セラピスト」と言ってのけたジュリアロバーツに倣い、 ビールをぐいっと飲みながら「ヨガ」とのたまうわたしです。ヨガとは心の安寧を得ること。ならば、ビールは間違いなく心、体、魂を繋げる黄金色の聖水。 吉幾三先生も「わかるな、なぁ酒よ」って相棒(酒)に侘びながら手酌酒をされていました、演歌を聴きながら。「酒よ」名曲です。 あれ、ヨガの話するつもりがアルコール礼讃がひどい。お酒は用法用量を守って楽し

          ビールはヨガ

          どのおっぱいもいいおっぱい

          そんな文言とさまざまおっぱいがプリントされたラッピングを剥がすと、今度はボディポジティビティの化身みたいな、肉感的な女体の花瓶のおでまし。 友人エリザからのプレゼント。 LGBTQでヴィーガンでフェミニストという、ヨーロッパの最新型すべて搭載の彼女らしいチョイス。 All boobs are good boobs 訳:どのおっぱいもいいおっぱい こぶりもたわわも、たらちねもつりがねも、 乳首もそれぞれいろいろで ひとつもふたつも、いくつあっても みんなちがってみんないい

          どのおっぱいもいいおっぱい

          見てる、見てるよ

          配達のお兄ちゃんが、エレベーターのない3階まで、ビールの箱やダース買いした牛乳にジュースをぜえぜえいいながら運んできてくれた。 車のない我が家には大変ありがたく、地球にやさしい人々にも熱く支持されているこのビジネスは、ここ数年のコロナ禍のドイツにて、ぐんと躍進。 初期は重めなボトル類をメインとしていたのが、最近はセロハンテープやら猫のカリカリまで取り扱う、買い忘れ(なおかつ外に出たくねえ)時の救世主。 3階までダースのビールやらを担いできては、肩を上下させながら息も切れ

          見てる、見てるよ

          地図さえない、それもまた人生

          子どもの頃から今もなお、国内外をうろうろ暮らすジプシーです。今はじゃがいもの国在住。どこも、いいとこばかりじゃないけど悪いところばかりでもない、土地の縁などは多少あれども、どこに暮らそうがそう大差ないではないか、と思う流浪の民です。 洋の東西を問わず、言語や文化を異にしても、 輩(ヤカラ)は一様に肩で風切って歩くし、人種問わずのブラック系ファッションがお約束。連れの女はもれなくマスカラ強めに塗りがち。仲間!イエイ! 意識高い人々は、やたら値の張るだぼっとした袋着てオーガ

          地図さえない、それもまた人生