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再読了 

ここ最近、何度か耳にする、目にすることのあった千葉敦子さんの
「ニューヨークの24時間」という1990年に出版された文庫を改めて読んだ。
私が14歳の時に出版された本で、初めて読んだのは「キャリアウーマン」という言葉に憧れていた昔。

今読んでもさほど古さは感じず、仕事人としての生活の仕方、
マインドセット、人との付き合い方、仕事への向き合い方、
たくさんのことを教えてくれ、気づかせてくれる本だ。

そして、一番驚くのが、
30年以上前の内容なのに、現代の日本の働き方とその当時の働き方が同じようだということ。
「在宅勤務」という言葉ではなく、「ホームオフィス」という言葉が出てきて、
そういうものが流行り、そのことに関する書籍などがたくさん出版されているという内容がある。
今の日本がやっと環境的に追いついてきたということなんだろう。

常々、もっとフレキシブルに働きたいと考えている身としては、ホームオフィスという点において、
アメリカの30年前と今の日本のタイムラグになんだかなぁという気持ちが抑えられない。

なんにせよ、
手をかけ過ぎず、かと言って大切なことは丁寧にする千葉さんの姿勢に時を超えて改めて賛同し、自分の生活を送ろうと思った。

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