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海外転職 | 果てしなくフレンドリー面接

こんにちは、Kayです。

育休明け1週間で、突然、海外移住を思いつき、思いつきから2週間で面接までこぎつけた、謎のエネルギーを持った30代女性です。


こどもから感染った胃腸炎に苦しみながら書き上げた履歴書は、思いの外、相手方に評判が良く、翌日、現地時間でいう朝9時頃に人事から電話がかかってきました。つまり、週末に送った私の履歴書を、月曜の朝イチで目にし、即座に電話してきたタイミング。


+43の国際番号…これオーストリアからだ…

胃腸炎の後遺症で横になってぐったりしていた私は、瞬間的にテンションをあげることを決意し、電話にでました。

「あなたの履歴書、素晴らしいんだけど、一つだけ確認させて!この仕事はリモートじゃなくて、実際にオーストリアに引越してきてもらわなきゃいけないんだけど、それは可能!?」

と、人事担当の女性が興奮気味に聞いてきました。

「もちろん、そのつもり!」

と回答すると、彼女は喜び、じゃあ今週木曜日に早速オンライン面接をアレンジしましょう!と、言うことになりました。

余談ですが、その後「やっぱり面接、明日火曜日でもいい!?」と、来ましたが、私もさすがに準備したかったので、それは断りました。でもそれくらい前のめりで来てくれたのはありがたかったです。

そして、一次面接当日。

今回受けたのは、いわゆる同業他社。今までの私の業務に、完全に似通った仕事内容でした。

終日休みを取り、約束の午後4時までしっかり準備。

準備中、何度も泣きました。やっぱり自分の仕事には思い入れがあったし、面接準備は今までの振り返りをたくさんするので、色々こみ上げてくるものがありました。

でも、やらなきゃ。進まなきゃ。という思いから準備は着々と進め、ついに午後4時頃。

今回の参加者は、

  • 人事担当(オーストリア人)

  • 私の直属の上司に当たる人(ロシア人)

  • その上司の上司(ドイツ人)

つまり、すでに決戦でした。

これでオッケーならいけるやつ。

でも友人から言われてた言葉も忘れずに。

「面接するのはあっちじゃないからね、Kayが一緒に働きたいと思える人かちゃんと見極めるんだよ!」

そしてZoomオン。

極めてフレンドリーでした。

お決まりの、自己紹介、志望理由、得意な業務、不得意な業務、など一通り聞かれましたが、面接冒頭から

「いやー、Kayの履歴書見た瞬間、彼女をつかみ取らなきゃ!(we have to grab her!)ってみんなで話してたのよ〜」

と、みんなニッコニコ、完全にウェルカモード。

どちらかというと、スキルというより人格的に問題がないか見られている感じでした。

「それでは二次面接として、次は同じ職務についてる(横並びの)同僚と話してね!」

ということで、二次面接。

翌週、日程が組まれ、未来の同僚2人(ルーマニア人とドイツ系オーストリア人)と面接。面接というより、同業他社なので、ざっくばらんに情報共用という雰囲気でした。

一応あるトピックに基づいたプレゼンを用意するように言われていたので、やりましたが、難なくスルー。

1時間程度の予定が、話が盛り上がり、2時間半も結局話すことに…

ざっくばらんな雰囲気とはいえ、さすがに終わったあとは子鹿のように弱ってました…

それから約一週間後。

再度、ロシア人の上司とオーストリア人の人事担当がZoomで話したいと言うので、最終確認だろうと、日程を調整しました。

またニッコニコの二人とオンライン上で再会し、二次面接どうだった〜?などと雑談をした後、不意にロシア人の上司が、

「ということで、みんなあなたのことを歓迎したいと思っているので、ポジションをオファーさせてね!給与は月〇〇ユーロで、どうかと思っているの!」

どひゃーーーーーーー

どんなトントン拍子の展開の早さ!

なんとこの時点で、海外移住の思いつきからたったの1ヶ月!

英語とドイツ語で条件が書かれた契約書が即座に送られ、私はこれを受けることにしたのでした。

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