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【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.14 日本でやるのは、なぜ気が重い?】

こんにちは。アメリカ駐在主婦 Kayです。

今日は、先日ふと考えたこと
「今アメリカでやっている学校ボランティアを
日本でやるのは気が重いのはなぜ?」について、
書きたいなと思います。


こどもたちも学校に慣れ、楽しくやっていける
ようになった今、私がボランティアをやっている
のは、
「自分の興味があることに没頭したい」と
思ったからでした。

アメリカというボランティアが過去から
盛んな社会で、人々が何を考え、
どんなかかわり方で、どんな内容のボランティア
をやっているのかを体感したかったのです。

そして、私が関心が高い「教育」の分野で
ボランティアを続けていくことで、今後の
「セカンドキャリア」につながっていくように
感じていました。

1.今やっている学校ボランティアを日本でやる?


そんな中、ふと先日考えたのです。
「私は日本で学校ボランティアをやるだろうか?
今やっているのと内容はないから、例えば、学校役員とか・・?」と。

答えは・・・
「うーん、何か気が重い。疲れそう。」でした。

なぜだろう・・・?

2.「気が重い」のはなぜ?

自問自答した結果がこちら。

日本人は真面目で、
総じて、細かいところまで目が届くので、
「人の目」や「意見(意見という名の文句)」に
疲れてしまいそうだから。

無償でやるボランティアに対して、
正直、文句はあまり聞きたくない。

実際、アメリカにいると、
多くの方々から感謝はされるが、
やり方に関する意見、文句は聞こえてこない。
(英語が分かっていないだけ
 かもしれないけれど…w)
だから、気持ちよく続けられる。

自分はやれないのだから、
ボランティアやってくれている人が
やりやすいようにとなるのが、
日本(日本人)だと
そうならないような気がしてしまう。

でも、日本人だって、文句を面と
向かって相手に伝えることはないな・・・

ん?そしたら、なぜ文句が出てくるのだろう?

3.無償のボランティア活動に対する「改善アンケート」は必要?
 

「アンケートを取るから」なのではないだろうか?

日本人は、真面目だから、
無償のボランティア活動であっても、
「次年度に向けて改善するために・
よりよくするために」と
意見が集まりやすいよう、
「無記名アンケート」をする。

そして、無記名だから、本音を書いてしまう。

日本でもともとあるボランティア、
学校・保育園等の保護者会、PTA、
町内会等のアンケート等でも、
「不満」、「びっくりするような意見」を
学校や保育園からもらってくる
アンケート集計結果で見ることがあった。

その結果を集計し、
見る役員さんたち等のボランティアは、
自分が一生懸命やったボランティア活動への
辛辣なフィードバックをどう思うのだろう?

疲労するだけで、感謝なんてわいてこないん
じゃないだろうか?

ボランティア活動改善のための
「アンケート」は要らないのでは?

「改善アンケート」はお金をもらう仕事だけで
よいと思う。

もしやるなら、気遣いをもったコメントができる
「記名アンケート」にしよう。
意見が集まらないと困る?誰がでしょう?

日本人の素敵なところでもあるのだが、
とても「真面目」なことが
裏目に出ていることの一つなのかもしれない。

4.アンケートやる代わりに感謝のお花を買おう


日本では役員等のボランティアは「義務」
(在学中に1度は役員をすることが決まって
いる等)でやっている人も多い。

「大変」なばかりで「嬉しい・楽しいこと」が
少ないからなのだと思う。

アメリカみたいな「ボランティア・感謝の集い」
はハードルが少し高いかもしれないけれど、
「感謝のお花・カード」をもっと気軽に贈ってみませんか?

そんなボランティアだったら、気が楽だし、
手を挙げる人もいそう。

私もやってみようかなと思うかも。

今回は、先日ふと考えたこと
「今アメリカでやっている学校ボランティアを
日本でやるのが気が重いのはなぜ?」について、書きました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

また来週金曜日に。よい週末を。


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