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【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.19 コミュニティに根付く助け合い】

こんにちは。アメリカ在住主婦のケイです。

今日は、アメリカの統計局の記事に出ていた
「アメリカのボランティア割合」について、
少し書きたいと思います。

こちらの記事によると、
・コロナ禍の2020年、21年の間に、
 「約50%がコロナ禍で近所の助け合い」
 「23%がボランティアに携わった」
とのこと。

「近所の助け合いが50%」というのは驚き!
でしたが、今住んでいる地域ではご近所さん
同士の交流が多く、自然と助け合いをする文化が
あるように見えます。

我が家のお隣さんは、
40ー50代の一人暮らしのアメリカ人男性
なのですが、先日、ご近所のおじいちゃん、
おばあちゃん夫婦の家の前の木が折れてしまい、
重たい木の片付けを手伝っていました。

もちろん人柄にもよりますが、
「困っている人がいたら助けるのが当然」
という、ちょっとかっこ良いアメリカ文化が
社会の根底に流れているように感じます。

ボランティア活動には23%が携わっている
とのこと。18歳以下のこどもがいる世帯は
約30%がボランティアに携わり、
こどもがいない世帯の21%とは差があった
とのことですが、30%でも、
肌感よりも少ない印象でした。

日本の20歳以上のボランティア活動の割合は
17%とのことで、
アメリカと大きく差があるワケではありません。

大きく異なるのは、
ボランティア活動にアクティブな世代でした。

日本は圧倒的に、
「60代以上のシニア世代」
が2割超と多いのに対して、
アメリカでは、
「16-17歳」が28%と一番多く、
次が「45-54歳」で27%ということで、
「学生や働き盛りの世代」が最もアクティブとのことです。

アメリカで高校生世代のボランティアが
多いのは、大学入試のためなので
理解できますが、
40-50代も多いのは、驚きでした。

この後は憶測になりますが、
こどものいる世帯のボランティアが多いことと、
45-54歳のボランティア率が高いことは
ある程度連動しているように感じます。

アメリカの近所助け合いも、
40代、50代ボランティアも、
「コミュニティの中で、
みんなが過ごしやすいように」
自然とされるものなのかなと感じました。

今日は、アメリカ統計局の記事から、
気づいたことについてお話ししました。

今日もお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、また来週金曜日に。よい週末を。


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