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ざっくり占星術概要⑩

12星座(サイン)の事を書き始めよう。

12サインと支配星(ルーラー)の図

12のサインは支配星(ルーラー)というものがあり
この関係は大切なので覚えておく事。

牡羊座‥火星  蠍座‥冥王星(副支配星・火星)
牡牛座‥金星  天秤座‥金星
双子座‥水星  乙女座‥水星
蟹座 ‥月   獅子座‥太陽
射手座‥木星  魚座‥海王星(副支配星・木星)
山羊座‥土星  水瓶座・天王星(副支配星・土星)

トランスサタニアン発見以前は、蟹座と獅子座を除く10サインを支配星が2つずつ担当していた。
12サインは二つのポラリティ(男・女)三つのクオリティ(活動宮・固定宮・柔軟宮)と四つのエレメント(火・地・風・水)で成り立っている。

では、12サインを構成するポラリティ(極性)から

上図での奇数のサインが男、偶数のサインが女で肉体的な男女の区別ではない事に注意。陽(+)と陰(−)の性質的な意味合い。決して陽が良い、陰が悪いと言う表現ではない。

「男」のポラリティ‥能動的、外向的、積極的に     
外側へ働きかける傾向。♈️♊️♌️♎️♐️♒️

天体が6〜7個「男」のポラリティの場合、太陽サインのポラリティにかかわらず能動的に自己表現をする傾向になる。

「女」のポラリティ‥受動的、内向的、自分の内側に目を向け働きかける傾向。♉️♋️♍️♏️♑️♓️

天体が6〜7個「女」のポラリティの場合、太陽サインのポラリティにかかわらず、受動的で思慮深い傾向になる。

次に、三つのクオリティ(特性)について。

活動宮‥長所・始める力、積極性、常に自分から働きかける。短所・飽きやすい、維持する事が不得意。♈️♋️♎️♑️

固定宮‥長所・継続する力、安定感、価値の維持。短所・変化に抵抗する、柔軟性に欠く、頑固。♉️♌️♏️♒️

柔軟宮‥長所・臨機応変、人に合わせる、同時進行(マルチタスク)短所・優柔不断、自分から始めずに受け身の姿勢。♊️♍️♐️♓️

クオリティの偏りに応じて、ひとは積極的(せっかち)や強い意志(頑固)や臨機応変(優柔不断)な傾向がわかる。

最後にエレメント(元素)について。

火のエレメント‥向上心、熱意、勢いとやる気、精神性の高さ。自分優先の傾向がある為、我儘。物事の判断基準はひらめき、直感。♈️♌️♐️

地のエレメント‥結果を重視、実際的、身体感覚(五感)、物質性、判断基準は具体的な情報や実際の数値(データ)を信じる。現実的で冷静な傾向。♉️♍️♑️

風のエレメント‥思考、客観性、知性、コミニュケーション、判断基準は様々な情報を集め比較検討する。♊️♎️♒️

水のエレメント‥感情、共感、情緒的、自分と相手との気持ちの交流が大事。判断基準は感情の「好き」「嫌い」に重きを置く。♋️♏️♓️

エレメントの偏りで、人は何を判断基準にしているかが分かる。火は直感、地は感覚、風は思考、水は感情で、自分が「見ている」「世界」を認識する。

月・水星・金星・太陽・火星 の個人天体の星座エレメントは影響が強い。(特に太陽・月)

木星・土星は歳が近いならほぼ同じなので自身より歳の離れた他者から見える星座エレメントの雰囲気。

天王星・海王星・冥王星は世代天体なので、大きく年の離れた世代から客観的に見える星座エレメントの特徴。

次回はポラリティ・クオリティ・エレメントについてもう少し深掘りします。


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