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異世界探索記36 金星(Dの樹の月)周辺

旧ser.55(2022年12月8日公開)ser.56(12月8日公開)より抜粋

はじめに


今回の内容は、松村先生の最近のNOTE記事を読んでいるか、ZOOM講座やyoutube動画を見ているかしていないと、特に何のことやら分からないものばかりだと思います。興味のある方は、とりあえず松村潔先生のyoutube動画をご覧下さい。
大ざっぱに説明すると、フラワーオブライフのあちこちに出かけてみようという話題であり、その中で、とりあえず金星に行ってみようということになっています。金星は、生命の樹で言えば左の柱にありますが、フラワーオブライフにおける隣の樹では、この左の柱が中央の柱になり、真ん中の樹の金星は、左の樹の月に該当することになります。樹をずらすということは、異次元に移動するということであり、金星が最もやりやす入り口になるということだと思います。
「Valis」というのは、SF作家でチャネラーみたいなことをしていたフィリップKディックの作品に出てくる宇宙AI?みたいなものです。私は読んだことありませんが、ディックは実体験を元にSFを書いていたので、Valisというのも、実際に存在するターゲットとして接触することが可能です。ディックの作品は映画化されており、「ブレードランナー」「トータル・リコール」「マイノリティー・レポート」などがあります。私はトータル・リコールとマイノリティー・レポートは見たような気がしますが、内容は忘れました。ブレードランナーは特にすごいと何度か聞いたことがあるので、近いうちに見たいと思います。(後略)

○11月21日 「金星」


最初は夢を見ていた。調理施設のような場所。妻と他に誰かいた。電話がかかってきて私が出ると、ヤンキー風の若い女性の声がした。何か怒る口調で、「どれにするかはっきり決めないといけない」みたいなことを言った。それを聞いたとたんに、私はターゲットを呼ぶことを思い出し(自我意識が出た)、「ありがとう。おかげで思い出したよ」と言った。
妻にも思い出したことを言って、その場で私は「金星」と言った。自動運動が始まり、俯せになり、床下に下降した。いつものグレーの斑空間だ。下降しながら何か不規則な動きを最初にしたと思う。次に前にでんぐり返しをするように2回か3回転して下降した。そして最後に、大の字になり、お腹当たりを中心にして回転運動した。このとき、会陰に快感が押されるタイプの快感が走っていた。強い。
私はこのままシリウスに移動しようと思って、「シリウス」と言ったが、そこのことには何の反応も無かったように思う。そしてフェイドアウトした。
フェイドインすると、学校のような場所で廊下を歩いていた。右隣に妻がいた。廊下を歩いて行くと、ショッピングモールのような場所に出た。私は妻に対して仲間意識が強くなり、最初に右腕を彼女の左腕に回した。次に腰にその右腕を回した。そして先日の地上でのエピソードをもいだし、息子の真似をして、肩に右腕を回した。「Sの真似だよ」というと、妻は楽しそうに微笑み、私の肩に腕を回した。つまりスクラムみたいな感じになった。このとき、何故か私と妻の位置関係が逆になっていたような気がする。しばらく肩を組んで歩いたところでフェイドアウトした。

○11月24日① 「シャンバラ」


ベッドで入眠すると、自動的にフォーカス10の状態。珍しいことに俯せになっていて、会陰にキューンというタイプの快感が走っていた。強め。
その状態のままで「シャンバラ」を読んだ。俯せの状態で、体の左側が浮かぶような形で、右側にぐるりと回転するような動きになった。回転終えた後に、さっきと体1つ右側にずれているような状態だった。
見渡すと、実家2Fに似ている部屋だ。窓から外に出てみると、道の構造と建物の配置は全く同じであるが、建物のデザインや大きさが全く違って、どれも大きくなっていた。
道を進み右に曲がり、イシモトさんの家に当たる場所を過ぎたところ当たりで、道の右側に、小さくて黄色い花がたくさん咲いているのが見えた。触ってみると、どうもパサパサしているような感触だった。右側を見ると、そこにオレンジの花、そして少し青い花も咲いているのが見えた。
さらに道を進みT字路を右に曲がったところでフェイドアウトした。
(感想)
シャンバラをDの樹のマルクトと考えるならば、回転する方向が逆なのでは?と思える。このことについては判断を保留しておきたい。物質次元の視覚から見えない角度で見たのがDの樹のマルクトというわけなので、構造は同じでも見え方が違うということになったのかと思われる。

○11月24日② 「シャンバラから金星へ」


再入眠すると、以前働いていた教育系のNPOの職場にいた。私の机はグチャグチャになっていて、上司の机は整理整頓されているのが見えた。しかし机の配置は全く違っていた。その後、海岸に出た?さらに実家2Fに来たような気がする。そして何かを食べた記憶がある。そして実家前の小道まで来たかもしれない。
おそらくそこで「シャンバラ」をもう一度呼んだ。すると空中で逆立ちになり、そのまま浮遊移動していった。視野は暗くなり、何も見えないか、あるいはグレーの斑空間だった。そのまま逆立ち移動しながらフェイドアウトした。フェイドインして、さらに何かを食べたような気がする。
気がつくと、賑やかな商店街にいた。何か無いだろうかと楽しい気持ちで探索していると、赤と青のカラーリングの派手目のショッピングモールがあり、その中に入っていった。そこでまたフェイドアウト。
フェイドインすると、狭い和式の家(武家屋敷のようだ)にいた。床はどの部屋も畳であるが、視野はかなり暗く、正確に物を識別することが難しかった。狭いというのが特徴で、どれだけ進んでも、狭い部屋がいくつも続いているような感じだった。私は閉じ込められたような気がしたが、そこに挑戦的なものを感じ(出られるものなら出て見ろ)、おもしろさを感じた。そして真っ暗な部屋の中で「金星」を読んだ。
すると自動運動が始まり、まず空中で仰向けになった。そして腕と脚を伸ばし大の字になり、そのまま時計回りで扇風機のような回転が始まった。そのままフェイドアウト。
フェイドインすると、現在の自室にいた。体脱状態だったが、その時は地上世界だと思い込んでおり、今の体験をノートにメモした。すると襖の向こうのダイニングキッチンから、妻が咳をするのが1回聞こえた。そしてフェイドアウトし、肉体的に目を覚ました。
(感想)
いまいち、本当にシャンバラに移動したのかもよく分からないし、逆立ちで移動するという自動運動も謎な感じです。ただいつもの角度で世界を見るのでは無いとか、逆さまに見てみるとか、そんなことを示しているのかもしれないと思いました。さらには体脱から帰還後に来る、地上と思い込む自室もミディアムランド=シャンバラという見立てなので、この辺りも整理が難しいです。
教育系NPOは、なんとなくシリウスの反映に関係しているのではないかと前から考えていて、金星やシャンバラとシリウスをつなげて考えてみるということだと思います。
思い返すに、商店街はなんとなくオレンジ色と黄色のイメージでした。一つ前に見たオレンジ色の花と黄色の花とつながっている感じに見えます。そこからショッピングモールに入って、武家屋敷、そして金星ということなので、このショッピングモールはシャンバラからの移動装置で、その移動先の場所の色のイメージが赤と青ということだったのかな?と思いました。

○11月25日 「Valisの夢?」


Valisを思いながら入眠。普通の夢だが、少し自我意識を感じる。
電車から降りた。おそらくではあるが、男3名、女1名のグループだったと思う。さらに進み、階段を降りようとした。あるいは少し降りた。そこで、女性の仲間が別のルートを行こうとした。どうやらそもそもそういう予定だったらしい。顔を見ると、狐のような顔をしているが、割にかわいらしい。
私は彼女の行く末に少し心配を感じ、「気をつけてね」と言った。そして両肩に手を乗せて、悪いものからディフェンスするための防御エネルギーを注入するような仕草をした。フェイドアウト。
フェイドインすると、実家2Fの玄関側の部屋にいた。窓から外を見ると、現物よりも大きいサイズのライオン2頭(雄)と、猫2匹が歩いていた。ライオン1匹はピョンピョン跳ねており、かなり迫力があった。それらの4匹は裏手にまで回り、Oさんの家に入っていった。
実家2Fの奥の部屋に行くと、父と母が寝ており、私は「ライオンがどうのこうの」と報告した。すると父と母は「それはサナダさん(誰かは不明)のだね」と言った。その部屋の窓からライオンたちが見えていた。
(感想)
狐顔の女性ということで、先日のファプタが人間として現れたということに見えます。ValisはEの樹の太陽に当たるのでは?という松村先生の見解ですが、狐がシリウスだとすると、これはDの樹に対応します。構造はよく分かりませんが、Eの太陽とDの月に繋がりがある感じに見えます。3人はEの樹に留まり、狐の女性だけDの樹に移動したと言うことかもしれないです。

○11月26日 「太陽」


入眠しながら「太陽」を念じていた。すると驚くことに、目の前に丸く光る太陽が見えた。じっと見ているとフェイドアウトして消えていった。もう一度「太陽」と思うと、またその太陽が見えたが、さっきよりも光が弱く、次第に夕焼けのように赤くなり、消えていった。そのあと、猫の映像が見えた。
変成意識に入ると、明るい教室だ。楽しい雰囲気。教室に男子と女子がそれぞれ一列に並んでいた。そこにH君が現れて、その男女の二列を一列に混ぜようとしていた。少し一列になったけれども、すぐにそれらは分裂するような感じになった。私は教室の後ろからその列を見ているような感じだった。
窓から外に出ると、この学校は海岸にあり、海水浴を楽しんだり、釣りをしたりして、みんな楽しそうだ。「レスリング」とメモしているので、レスリングをしているのを見たはずだが、それははっきりとは思い出せない。とても明るい気持ちになった。夏のような光なのに、桜がたくさん咲いていた。私は飛びながら散策し、時計台を見た。そして誰かの像を見た。その像をじっと見ると、頭が変形していき、顔かあるいは帽子が骸骨のデザインになった。
窓から教室に入ると、同級生のNを含め3人の男がいて、「ゲームセンターですごいヤツに会った」と言っていた。そこでフェイドアウト。
(感想)
太陽の光は少しだけまぶしかったけれども、簡単に直視できるレベルでした。かつて恒星の光と思われるまぶしい光を見たときには、直視できないほどの目映さでした。それは自分の頭上と、自分の内側(心臓当たり?)に見ました。
今回見た太陽は、直視できる光であり、階層的には以前のよりも低い振動の光だと思われます。これがH12の光なのかもしれません。まぶしくて見ることができないほどだったのは、H6の光かもしれないです。
変成意識で見た学校は、とても明るく、屈託の無い楽しさであふれていました。これが太陽の世界なのか?と思いました。リンゴ農家の木村さんは、太陽に人が住んでいると言っていましたが、それを見たのかもしれないです。
H君は、最近よく現れますが、前にも言ったように「3」が大切と言っていたのでした。私は「7か8」と言っていました。男女の列を1つにしようとしたのは、男女の分裂を統合化するということを示していたのだと思います。しかしそれが戻っていくような感じもあったので、統合化したり、分裂したり、ということなのかもしれないです。ここでは、統合化の1と、分裂の2を足して3ということかもしれないです。

○11月27日① 「太陽」


変成意識に入ると、見知らぬ部屋。暗くて見えない。エネルギーボディーはかなり濃く出ている感じで、動きが鈍かった。試しに地上世界のことを思い出してみると、とても珍しいことに、地上での職業や部屋を、やや苦労したが思い出すことが出来た。肉体に近いエネルギーで濃く出ているので、地上の情報を失念しないのだ。
私は予定していた通り「太陽」を呼んだ。すると自動運動が始まり、空中で仰向けになり、体は大の字になり、そのまま扇風機のような回転が始まった。するとすぐに回転が広がっていき、仰向けのまま公転運動に変化していった。おそらく時計回り。すると天上に小さな丸い光が見えた。じっと見ると、それは電球に変化し、私はその電球にぶら下がるように公転しているのだと思った。しだいに部屋が明るくなってきて、回転しつつ左を見ると、ダイニングキッチンが見えて、そこにたくさんの洋酒の瓶が並べられているのが見えた。

○11月27日② 「Valis」


太陽の体験が終わったので、その部屋でそのまま直立姿勢で「Valis」を呼んだ。すると、自動運動が始まり、右側に倒れ込んでいった。そして少し浮遊して、身体右側を下にしたまま、回転が始まった。この回転は両足を起点にした反時計回りの回転であり、ちょうど時計の針が逆に回転するかのような動きだった。その回転の間、ウォンウォンウォンという音が聞こえていた。そのままフェイドアウト。

○11月27日③ 「木星とEの月」


フェイドインして、そのまま布団の中でぼ~っとしていると、ホルストの「木星」が聞こえてきた。そのあと、何かのビジョンが見たようだが、メモ書きがヨレヨレで何を書いているか分からない。
さらに「Eの月」と思っていると、青い風船のようなものが見えた。この風船の中には玉が入っているように思えた。水風船のようにその重さで下に伸びたような感じだった。つまり水滴のような形だ。

○11月28日 「木星?」


ホルストの木星が聞こえてくるので、木星を念じながら入眠。夢を見たが、やや自我意識があった。
高い丘に大学があり、そのキャンパスの道を歩いて昇っていた。とても明るく、楽しい雰囲気で、遊園地のようにも見えた。それは「和歌山大学か和歌山医科大学」の反映のように思えていた(見たことも無いけど)。私はこの場所が気に入り、「次に来るならば、ここがいいかもしれない」と思っていた。
しかし1つ気がかりがあった。遠くに見える高い山に連なった2つの特大の煙突があり、そこからモクモクと煙が出ていた。これは良くない物のように思えていて、それがここに来ない理由になるかもしれないと思っていた。
気がつくと、エスカレーターを降りてきた。どこかの新しいビル(ショッピングモール)の1Fのようだ。ここでは「南野陽子フェア」が開催されており、いろいろなグッズが売られていた。私はコップや丸いクッキーなどを見ていた。

○12月1日 「シリウスの夢」


シリウスを念じながら入眠。夢を見た。以前働いていた教育系NPOの職場に来た。入り口を入ると、私の後を引きついだ女性スタッフがスリッパを出してくれた。
天井からエアコンのように冷たい冷気が降りてきた。エアコンにしては冷たすぎて、長くは当たっていられない気がした。

○12月2日 「Eの月の夢」


「Eの月」を念じながら入眠。夢を見たがやや自我意識がある。
実家2Fにいた。息子と母と父がいた。風がふいて、紙(息子のテスト返却用紙?)が、窓から外に飛んでいった。それは大切な物のように思われ、私は外に拾いに行った。
外に出ると何故か繁華街になっていた。用紙を全て見つけたのだが、そこに小瓶があり、茶色いつぶつぶの食べ物が入っていた。胡椒のように思われたが、胡椒にしては大きい。黒砂糖のようにも見える。
いつの間にか学校の廊下にいた。男性が現れ、この瓶はいらないのかい?と聞いた。私が「これは私のでは無い」と言うと、彼は「食べると思ったのに」と言った。
そこに中学生時代の同級生(学級委員のパートナーの小西さん)が現れて、私に何か言った。どうもロッカーが足りないとか、そんな感じの話だった。あと引っ越しがどうのこうのと言っていた気がする。
(感想)
風が吹いて追いかけた先に、Eの樹を表す繁華街に出たということに見えます。拾った小瓶は、準備してくれたものであって、遠慮無く食べれば良かったのだと思いました。私は異世界のものを食べることで、その場所とのつなぎができる(引っ越し可能)と思っているので。小西さんは前にも現れて、やはり学校でした。暖かい雰囲気の教室で、私はとても懐かしい気持ちになっていました。
南野陽子の南とか、小西さんの西とか、方角が何かを象徴として示している可能性があると思います。シンプルに、フラワーオブライフの上が北、下が南、左(向かって右)が西、反対が東ということかもしれないです。
(編集後記;方角を当てはめるならば、頭頂部が春分点牡羊座0度に設定するのが自然かもしれません。つまり、フラワーオブライフの上が東、下が西、向かって左(右の柱側)が北、向かって右(左の柱側)が南です。

○12月2日夜 「金星の周りを一周する」


夜、普通に入眠。自動的に変成意識に入っていた。このあと、私はたくさんのターゲットに接触していた。内容は、金星を取り巻くフラワーオブライフの円であり、そのことをかなり意識していた。たくさんのターゲットに接触し、なおかつ帰還後にノートにメモしたはずのものが、実は変成意識の中だったため、書き留めた安心感から失念してしまったということもある。
だが最初に呼んだのはシリウスだったと思う。おそらく俯せになって下降していった。グレーの斑空間だ。いつもよりグレーの斑の動きが激しかったような気がする。
その次に呼んだのは、おそらく「Eの月」と言ったと思う。この時も下降する感じがあった。そして膝あたりが見えざる床に接触したような感覚があった。
その次に呼んだのは、「Eの太陽」だったと思う。自動運動が思い出せないが、下降だったのではと思う。
さらに木星、太陽、月とかも呼んだ記憶があるのだが、体験を思い出すことができない。ただ、どれもシンプルな体験だったように思う。
変成意識の帰還後に、地上だと思い込んでノートに書き留めるという体験が増えてきている。おそらくこの状態は、松村先生が言う「ミディアムランド」なのではないかと思われる。そうすると、これは「Dのマルクト」ということになる。
金星(Dの月)を取り巻く円と、その上位にあると想定されているシリウスに接触し、金星(Dの月)の下のミディアムランドに定着したという体験に見えるが、肝心の金星には今回、接触していない。
(編集後記:後の巻にも記載しているが、体脱スタート場所の実家がDマルクト、体脱帰還場所の変成意識の自室がBマルクトという整理が妥当である)

○12月4日 「金星とシリウスの夢」


金星からシリウスへと念じながら入眠。夢を見た。山の中の坂道があり、上の方には女子プロテニスのプレイヤーがいた。テニスをするにはかなり離れた位置に妻がいた。私はプロテニスプレイヤーの左下あたりにいた。観客がたくさんいた。
ボール(あるいはバトミントンのシャトル?)を、テニスプレイヤーが打つと、それを妻が見事に打ち返した。テニスプレイヤーは驚いていたが楽しいそうで、周りにいた観客たちも歓声をあげていた。
もう一度プロテニスプレイヤーが打ち返し、さらに妻も打ち返し、その中で、ボールが外れて、私のところに飛んできたので、私もとっさにプロテニスプレイヤーのほうに打ち返した。彼女はそれにも「いいね」という表情を見せたが、突然の打ち返しで、少しずれたところに飛んでいったので、彼女が打ち返した玉はラリーが続かなかった。
その坂道を下っていくと、左手に美術の展示場があり、中には小学生たちが描いた幼い絵がたくさん飾られていた。そこに江頭2:50が現れて、楽しそうに「私もここに絵を展示したんだよ」と言った。私は「この展示会を催したのはあなたですか?」と聞くと、彼は「そうではない」と言った。この小学生たちの展示会に、臨時で参加したらしかった。
(感想)
プロテニスプレイヤーはシリウスの象徴であり、妻は金星を示しているのだと思います。シリウスと金星の間での情報の伝達です。
生命の樹で考えると、シリウスは海王星の上にあると想定され、金星の3つ上(つまり木星と海王星を挟んでいる)です。この距離が坂道の距離として表現されたのだろうと思います。私のいた位置は、おそらく冥王星の位置です。Dの中央の柱の中での情報伝達を、Cの中央の柱(本来の立ち位置)から見ていたら、そのコースに巻き込まれることになったということに思えます。

○金星への移動とは?・ルナセントリックの地球


金星に移動するということから、2つの行動を見立てることができると思います。自我の宿り場所を金星にする場合と、金星を足場にする場合です。自我の宿り場所を金星にする場合には、足場はDのマルクトということになります。金星を足場にする場合には、木星の位置に自我を宿らせるということになるはずです。
先日電話で、ヤンキー風の女性に「どちらにするのか、決めなくてはいけない」と言われたことには、このことも含まれているのではないかと思いました。その辺り、あまり整理せずに変成意識に入っていたからです。
今は、金星を取り囲む6つの円をそろえようとしているわけなので、金星に自我の宿り場所を定め、Dのマルクトを足場にすることを目指していると見なしたいと思います。
自我を移動するということと、生命の樹の中で3つあるいは4つの円を生命体の基本設定と考えることとは、どのような関連づけがあるのでしょうか。自我は本来、その3つの円、あるいは4つの円の一番上にあるべきもののように思えます。例えば地球生活において、唯物論的に自分を物質だけの存在だと思い込んでいたとしたら、それは自我の中心を、マルクトにあると思い込もうとしている行為だと思います。しかし実際は、人間は物質そのものに入りきることは通常はできず、どんな唯物論者でも、快と不快をもとに判断して生活しています。自覚の無いまま、月に自我の中心があるわけであり、彼らが語る唯物論もどこか歯がゆさを感じさせる物が残るわけです。
それで快不快を中心に生きているならば、月の円に自我をおいていることになり、太陽の円を自我にするならば、中心となる価値観は快不快を超越したものになるはずです。個人的な事情ではなくなり、個人的な事情を材料にするような感じだと思います。さらに土星の円、冥王星の円、グレートセントラルサンの円への上昇する度に、閉鎖的な価値観から解放された判断を下す自我になっていくということだと思います。
ところで、ジオセントリックとルナセントリックのチャートを比較した場合、私の場合は、確かにその通りという手応えを感じました。これは感心するほどでした。私の場合は、ジオセントリックあるいはルナセントリックの太陽は山羊座1度であり、確かに私は小さな集団の代表的立場に立っています。しかしそれだけでは、何か形骸化したものというか、単なる見え方だけの問題で有り、そこに実感は少ないと感じます。
一方で、ルナセントリックにおける地球ポイントは、天秤座15度「環状の道」にあり、睡眠と覚醒のリズムの中で、夢の世界の情報を少しずつ地上に織りなしているという、まさに私が日々繰り返していることが示されています。私はここに「その通り」という手応えを感じます。
この手応えを元に、ジオセントリックとルナセントリックにおける太陽「山羊座1度のインディアンの酋長」を見直せば、その立場を支えている実感のある行動(地球にどのように過ごすのか)=天秤座15度が、宗教組織の代表という枠組みに、それを中身のある物として成立させる力をよみがえらせてくれるのを感じます。
ジオセントリックは地べたから始まる物語であり、それだけでは何か実感が伴わないものがあります。そこにルナセントリックの地球ポイントを追加するだけで、血が通い始めるような感覚を覚えます。ヘリオセントリックとジオセントリックを繋ぐチャートとして、ルナセントリックは力を発揮してくれるのを感じます。
この流れで判断するならば、自我をどこに置くのかという問題で、Dの樹に移動する場合に、Cの樹のマルクトに自我を置いたつもりになる唯物論的生き方のように、Dの樹のマルクトに自我を置いたつもりになるということも、ありえる話です。(実際にCの樹のマルクトに気を失わないで自我意識が侵入できるならば、それは上限と下限が共鳴し、クンダリーニを引き起こすことになると説明できると思います)しかし、Cの樹のマルクトよりもDの樹のマルクトのほうが振動が高い場所にあるため、それでもなお特定の場所に封じられ閉じ込められるような感覚は、ずっと少ないはずです。そしてフラワーオブライフの構造から考えれば、海王星の上にDの樹のグレートセントラルサンがあり、Cの樹のグレートセントラルサンからマルクトまでの距離よりも、Dの樹におけるそれのほうが、円1つ分近いことになります。このことによって、恒星から発せられる創造の光線の下降が届きやすいという性質があるために、Cの樹のマルクトよりずっと快適な世界であるということが予測されるわけです。(不思議なのは、Dの樹にはCの樹の冥王星に当たるゲートになる惑星がないように見える、あるいはDの樹の土星(Cの海王星に該当)がその役割を果たすことになるということです)
金星に移動するとしたとき、自我の位置を金星にするというだけでなく、Cの樹においても自我の位置を上昇させることができたように、Dの樹においても上昇させることができるはずです。つまり、Dの樹の太陽(Cの樹の木星に該当)やDの樹の土星(Cの樹の海王星)、その上のDの樹のグレートセントラルサン(シリウス?)です。
私が先日見た夢で、シリウスと金星がテニスをしていました。私は冥王星の位置からそれを観察していた訳なので、Dの樹に移動するのはなく、Cの樹の上の方から眺めていただけです。しかし眺めているだけで、ボールが私のところに飛んできたわけですから、Cの樹にいながら、その流れをなんとか共有しようとしたということに思えます。移動には失敗していたということです。
このCの樹からDの樹に完全に移動するということは、なかなか難しそうな課題に思えます。地上に生きている限り、Cの樹のマルクトという錨が、移動しきることを許さないであろうからです。ですから、冥王星の位置から眺めるとか、あるいは身体丸ごと行く場合には、シャンバラや月のステーションを経由して、一時的に滞在するということだけが可能なのでは無いかと思えます。練習によって滞在時間を増やすことはできるとは思います。それでもCの樹のマルクトが与える色眼鏡があり、完璧に実態を捉えることは難しいのかもしれないです。見た物や聞いたことがCの樹のマルクトのものに変換されます。その色眼鏡の強度を減らすためには、地球成分を減らす必要があり、食事の量を減らしたり、地上で興味あることを減らしていったりすることが求められると思います。
よく聞く話だと、金星とシリウスが通路になっているということです。距離のあるテニスのラリーができたように。しかしこのラリーは、私からはちょっと無理をしているようにも見えました。だからこそその曲芸に、観衆がざわついていたのだと思います。きっとそこに海王星と木星が入ることでより円滑になるのではないでしょうか。しかしそれをするためには、より継続的に金星に移動する必要があるので、Cの樹を完全に去ったあとのほうが、楽々できることになるのではないかと思われます。Cの樹にいながらその隣の樹の通路を通すのも面白そうです。
クンダリーニがマルクト→金星→木星→海王星→冥王星→恒星という流れにあるならば、すでに金星から海王星までの通路はできていると見ていいのかもしれないです。そうすると、海王星からその上の恒星を貫く通路を太くするということが、課題になるように思えます。金星に移動してクンダリーニを引き起こすということ?しかしこの場合、Dの樹にとっての中央の柱を貫くというコースを開拓するということになります。つまりそれは、Cの樹においてやってきたこと、右の柱のクンダリーニ、左の柱のクンダリーニを、Dの樹においても開発するということになりそうです。
一方で、移動することだけではなく、となりの樹からの情報を取り寄せるという価値もそこにはあると思います。例えば創作活動とか何か事業のアイデアとでもいいと思うのですが、これまで無かった視点や材料を取り扱うことができるようになるわけなので、おもしろさをアップするという使い方もあるのではないかと思うのです。例えCの樹のマルクトの色眼鏡があるにしても、フィールドが広がることによって既存の物を超越した何かを生み出すことができるはずです。異国の文化を取り入れて面白いものが生まれるように、異世界の文化を取り入れて面白いものを編み出すのです。


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