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異世界探索記22 前半のまとめ

旧ser.29(2021年8月11日公開)ser.30(8月17日)より抜粋

改めて恒星快感道場とは


 これまで1年以上、恒星快感道場の取り組みを継続してきました。体脱離脱や明晰夢中に恒星を呼び、エネルギーが降りてきて、身体にある地図が刺激されます。このときに激しい快感が走り、忘れてしまっていた恒星界とのつながりを、身体的に思い出すというメソッドです。恒星だけではなく、神話的存在やタロット、さらには歴史上の人物などにも接触し、それを身体で感じてきました。
 この取り組みの特徴は、「身体で接触する」という点にあります。身体と言っても、エネルギーボディーです。人の構造が3層とした場合、身体、感情、思考がありますが、この道は、身体から探求を始めるものです。松村先生は、これを「安全な道」と仰いました。なぜ安全かというと、思考や感情は、どこまでも飛んでいくことができるので、思考や感情において高次の世界に接触するのは、それほど難しいことではないけれども、この思考と感情が異次元に飛んでしまった時、身体が置き去りになり、「気が狂ってしまう」という可能性が出てくるからです。上と下が分離してしまうということです。
 上と下が分離しないように、存在丸ごと振動を上げていくという取り組みが、この恒星快感道場の基本的な方向性となります。高次存在と身体的に接触することで、自分の振動を身体ごと上げていきます。その時に、激しい快感が走るわけです。身体の振動が上がるときには「快感」が、感情の振動が上がるときには「感動」が、思考の振動が上がるときには「理解」がやってきます。

減っていく快感


 快感については、松村先生の仰いましたように、だんだんと減ってきました。身体の振動が上がった結果、高次に接触するときの落差が減っていったからです。激しい快感というのは、それだけ振動の落差があるということです。あまりの快感に気を失うこともありますが、理想的には気を失わないのが良いと思います。快感に気を失わないことによって、身体だけでなく感情面や思考面の振動を上げる力に浮上することになると思われます。
 高次存在に接触した時、快感だけではなくて、バイブレーションが発生することがあります。振動した部分が、地上的に低い状態から、高次のレベルに移行する体験です。ざっと思い出すに、肩、背骨、性器、踵など、様々な部分が激しく振動しました。
 快感は、なんとなく「合図」のような役目に変わってきたと思います。今から接触するよとか、高次の情報を送るよとか、そんな感じです。
 一方で、地上的生活を送る中で、いつの間にか振動が下がってしまっていくことがあるので、それを高次レベルに回復させるときにも、快感とかバイブレーションが発生しているのではないかと思います。つまり、1度、接触して快感を覚えればいいのではなくて、継続して体験していくことが必要になります。そしておそらく、ある一定のレベルをキープできるようになったとき、余剰のエネルギーは感動や理解に利用されることになるのではないかと思います。

どうやったら恒星接触できるのか


 もう一度、メソッド的なことを簡単に言いますと、個人的な努力というか取り組みが前提となりますが、それだけでは不可能です。下に降りてしまった存在を助けることができるのは、上にいる存在です。上からのお迎えが必要になります。
 そのメソッドの案については、ser.20で公開しました。自分で振動を上げる取り組みをしたときに、やっと上位の存在たちに気づいてもらえる可能性が出てきます。これは花にやってくる虫に例えられていますが、花を咲かせないと、空飛ぶ虫はやってきません。目にも入れてもらえません。
 振動を上げる方法は、自分の癖に気づいて、偏らない生き方にすることだと思います。お釈迦様が仰いましたように、中道というものが、重要だと私は感じます。偏った存在形態になるということは、それだけ狭く世界を見てしまうことであり、自ら牢獄に閉じこもってしまうようなものです。まずは自分のワンパターンさに気づき、そこから脱出することから始めると良いと思います。あと私の場合は、氣のトレーニングをしてきました。目に見えない世界を生々しく感じることができる上、エネルギーを人から奪うのではなく、自分でチャージできるというのがメリットです。
 人から奪うことで存在を成立させている場合、エネルギーの奪い合いが日常になり、上位の世界に興味を向けることは不可能になります。自分でエネルギーチャージし、横の関係に奪われないようにするのは、重要なことです。社会は横の奪い合いで成り立っているようなものですから、自分が奪っていること、奪われていることについて、自覚することも重要になります。
 しかし、この辺りはたくさんのメソッドや、それぞれに合う方法があるわけで、それを見つけることです。十牛図で言うと「見跡」→「見牛」→「得牛」です。
 ここで言いたいのは、自分なりのやり方を見つけて継続し、最終的には、上位の存在に見つけてもらうことが必要になるということです。

空中ダンス


 恒星や高次存在に接触した時に、体が自動運動します。これは接触したターゲットと共振することによって、身体的にそのターゲットを表現しているということです。最初のころは、上に上昇する体験が多かったですが、次第に下降が増えて、最後は公転運動が最も多くなりました。公転以外でも、「回転する」というのが、基本的に多くなっていったと思います。
 Ser.27では、私は何にも接触していないのに空中ダンスをしていたという記事を書きました。これは何気ない体験だったのですが、私なりに、光のボディーを結晶化してきたことの現れではないかと思います。というのは、ser.28において、個人としては恐縮しているのですが、松村先生に接触したときに、先生を視覚的に知覚するのではなく、恒星に接触した時のように空中ダンスが始まったことに驚いたことが理由です。
 空中ダンスが、ターゲットを体で表していることを実感したのは、タロット探索における「女帝」と「塔」の体験です。この2つの体験が、それぞれのダンスが何を表現しているのかの理解への手がかりになりそうだと思いました。
 しかしまだ手がかりだけで、すべての動きの意味を解読したわけではありません。さらに問題は、私のダンスが上昇すること、下降すること、仰向けで扇風機回転すること、茶碗のような回転をすること、公転運動すること、といったように、全体的にも変遷してきているといこともあるわけです。つまり、私のレベルアップに合わせて、表現できるものが変わっていくということで、おそらく、以前すでに体験したことのある同じ恒星を今呼んだとしても、違ったダンスになると考えられるわけです。
 以前、松村先生は、「理想的には偏らないダンスができるように」と、動画でおしゃっていました。最初のころは、ダンスと言えるほどのものではなかったのですが、最近では公転運動を基本としたダンスと言ってもおかしくはないものに変容してきています。つまり、このまま継続していき、私が完全に偏りを無くした時に、ターゲットを正確に表現するダンスをすることができるようになると思います。

ダンスの意味


 細かなことは分かりませんが、だいたいこんな意味があるのではということを記載しておきます。
・上昇:上位世界に接触する(自分の振動を上げる)
・下降:下位世界に出向く(下位世界の振動を上げる)
・仰向け:上位世界に開いた状態
・俯せ:下位世界に開いた状態
・仰向け扇風機回転:上位世界のエネルギーを受け取る
・俯せ扇風機回転:(経験なし)
・公転運動:上位世界の振動をくまなく広げる
・前後左右への移動:異次元への移動
・他の細かな動きは、それぞれで解釈が必要
(編集後記:その後、うつ伏せでの扇風機回転は経験しました。またここには書かれていませんが、よくあるパターンで「花の回転」があります。これは両足を起点として、体が茶碗を描くように回転することです。何かを受け取っているように見えます。)

星を降ろす


 私は精神世界の取り組みを密かに推し進めつつ、地上的な仕事としては宗教的な立場にいます。地上的な仕事は地上的なものとして取り組み、原則としてはそれらを混ぜることはありません。ほとんどの人は、私の隠れた取り組みを知りません。しかしそれはそれとして、時々、精神世界の会話や相談を受けることはあります。
 個人情報の問題で、話せるところだけを話しますが、ある日、一度だけ仕事でお会いした女性がやってきました。とてもモジモジしていました。話を聞いてみると、「最近、神様の声が聞こえるようになった」ということで、その神様がミッションを与えてくるというのです。そして、そのミッションクリアのために、私に相談しなさいと言ってくるということでした。
 神様の声が聞こえるということだけで、相当怪しまれることなので、彼女はモジモジしていたわけですが、私はたくさん不思議なことを見てきましたので、あまり驚かずに対応しました。彼女はそのことに爆笑していました。「え?私って普通ですか?」と。
 いろいろありまして、その神様の与えたミッションは奇跡の連続でクリアすることができたそうです。私はこのミッションには直接的に関わりはしていませんが、その足掛かりができるように、人をつなぐ役割だけを果たしました。いかにもアンタレス的役割です。
 彼女は嬉しそうに、後日、報告に来てくれました。「ここでのご相談が全ての始まりでした」と。私としては人を紹介しただけなので、そんなにすごいことをしたわけではないのですが、彼女にとってはこの最初のハードルが大変だったのだそうです。私はぜひともこのミッションのことを本にしてほしいと思っています。
 で、「報告に来るときは予め電話しますね」と聞いていたのですが、彼女はアポなしで報告にやってきました。その理由は、「また神様が、『全部伝えなさい』と言っているが、その内容があまりにも突飛なので、電話できずにいた」とのことで、それで「当たって砕けろ的」にやってきたというわけです。
 それで、その神様が全部言いなさいという内容は「実は、私がつながっている星を思い出したのです。」ということでした。神様と恒星、あるいは宇宙人をつなげるということは、特に日本の一般的な宗教としてはポピュラーな発想ではなく、一部のものはあるものの、どこかトンデモ系の匂いがするテーマで、一般的な宗教の仕事をしている私に、そんなトンデモ系のことを伝えるということは、いくら神様の声でも躊躇していたということです。
 私はたんたんと「ああ、故郷の星を思い出したのですね」ということから始まり、実は私自身が、星の取り組みをしていることを伝えました。彼女は再び爆笑していました。「なんでこうなるの?」という感じの様子でした。いつも予想以上の反応が来る、みたいな感想を言っていました。
 聞いてみると、彼女はプレアデスのある星から来たということでした。それで「私もプレアデスに関係しています。アルシオネに特に関係しています」と言いましたら、彼女は興奮し、手を盆踊りのように動かし始めました。彼女が言うには、「私は、真実の言葉を聞くと体が勝手に動いてしまうようになってしまったのです」ということでした。彼女には伝えませんでしたが、私はここに、私がしている空中ダンスとのシンクロニシティーを見ていました。真実につながると、体は踊りだすということを、目の前で見せてもらいました。
 私は、アンタレスに接触し、さらに大量の恒星に接触することは、星の力を降ろしてくるための取り組みではないかと考えていました。その予想を裏付ける成果を見ることができて、私は嬉しさを感じていました。
 一方で、私が彼女に「実は私はアルシオンだけではありません。アンタレスにも関係しているようです」と試しに言ってみたときに、彼女は「よく分からない」という表情で、なんとも納得できないような雰囲気を出していました。彼女の声の主の神様も「それは違う」と言っていたのかもしれません。
 全恒星意識を目指しその途上にいる私と恒星意識に達した彼女では、見えていること、できることに違いがあるのだろうと思われました。彼女はチャネリングだけではなく、他にも突出した能力が開花し、これからそれを使った活動を展開していくそうです。とても面白そうな内容です。

母へのレクイエム


 2021年8月7日朝の夢。
 実家2Fの中央の部屋から階段を下りて1Fに行こうとすると、妻がいて、これからお墓参りに行くと言っていた。妻の父母も出かけることになっており、一緒に墓参りに行くようだった。私はそのことに意外さを感じた。(ちなみに、今日、妻は本当にお墓参りに行っている。)
 1Fに降りて居間に行くと、母が座り俯いていた。何かの作業をしているようにも見えた。アイロンがけかもしれないが、はっきりとは見えなかった。部屋には古いブラウン管のテレビがあり、NHKで歌番組をしているという設定だった。白い風景の中で2人の女性が一緒に歌っており、おそらく一人は芸人、一人は若い女優だった。
 それはTMネットワークの「another meeting」という歌で、私がTMネットワークの中でも大好きだった作品だ。私は「こんなマイナーなTMの歌をNHKでするの?」と驚いていた。白い風景の中に、電飾で「TM NETWORK」と書かれていた。そして以下の歌詞の部分を、女優のほうが歌っているのにも併せて、母の横で私も口ずさんでいた。

♪ 蘇る思い出は、永遠の星の姿
♪ 生まれかわり、再び出会う

another meeting


「父と母が消滅する」というメッセージがあり、父が死にました。そして今日、母親が死に、蘇ることを暗示する夢を見ました。父と母の死は、古典的な言い方ならば天と地の再生であり、松村先生の解説では、正八面体の上下の頂点の再生ということです。上下に重なったピラミッドをより大きくするための工事です。
 このタイミングで右肩右腕に激痛が走ったことは、関連があると思います。サイズ拡大のために、無理矢理引き裂かれたのだろうと思います。
「another meeting」は、ラブソングですが、これまで何度か説明してきましたように、変成意識で出てくる歌は、伝えたいメッセージにできるだけ近いものが選択されます。聞こえてきた歌そのものに意味があるわけではありません。エッセンスの抽出が必要になります。もちろんここではロマンスは何の関係もありません。
 そしてこの歌の最後のほうで、なかなか象徴的な表現が出てきます。地球に降りて恒星意識を目指しているこの活動に、ちょっとフィットする内容です。「再会」は、離れてしまった恒星との再会と見ると面白さを感じます。

 春の風に戯れて、砂の大地を歩き
 夏のトライアングルに思いを巡らした
 秋の風に歌をのせ、君の夢かなえよう
 冬の星座の下、僕らは神話になる

 (引用「TMN BLUE」 another meeting 作詞:木根尚登)

参考:30巻までに接触済のターゲット


恒星
(1) アクラブ
(2) アゲナ
(3) アケルナル
(4) アステローペ
(5) アルクトゥルス
(6) アルケス
(7) アルゴル
(8) アルシオン
(9) アルタイル
(10) アルデバラン
(11) アルデラミン
(12) アルニアト
(13) アルニタク
(14) アルニラム
(15) アルファード
(16) アルフェッカ
(17) アルフェラッツ
(18) アルヘナ
(19) アルリシャ
(20) アンカア
(21) アンタレス
(22) イルドゥン
(23) エレクトラ
(24) オリオン(星座)
(25) カストール
(26) カストール&ポルックス
(27) カノープス
(28) カペラ
(29) ギルダブ
(30) サイフ
(31) さそり座イータ星
(32) さそり座ゼータ2星
(33) さそり座パイ星・房
(34) サダルスード
(35) サダルバリ
(36) サダルメリク
(37) サルガス
(38) シェアト
(39) シェダル
(40) シャウラ
(41) ジュバ
(42) シリウス
(43) シリウスA
(44) シリウスB
(45) シリウスC
(46) スアロキン
(47) スピカ
(48) ゾスマ
(49) ディアデム
(50) ディアデム&デネボラ
(51) デネブアディジ
(52) デネボラ
(53) ドゥーベ
(54) トゥバン
(55) トリマン
(56) ビンデミアトリックス
(57) ファクト
(58) ファシーズ
(59) フェクダ
(60) フォーマルハウト
(61) プレアデス(星団)
(62) プロキシマケンタウリ
(63) ベガ
(64) ベテルギウス
(65) ベラトリクス
(66) ポラリス
(67) ポルックス
(68) マイア
(69) マルカブ
(70) ミラク
(71) ミンタカ
(72) ムルジム
(73) メローペ
(74) ラスアルハゲ
(75) ララワグ
(76) ルクバト
(77) レグルス
(78) レチクル座ゼータ星
(79) 六分儀座α星

神話
(80) 圧倒的にヤバいヤツ
(81) アトゥム
(82) アヌビス
(83) 天照大御神
(84) アンドロメダ姫
(85) エジプトの女王
(86) オシリス
(87) ガネーシャ
(88) 神産巣日神
(89) 孔雀明王
(90) 猿田彦神
(91) シヴァ
(92) 素戔嗚尊
(93) ゼウス
(94) 瀬織津姫
(95) 高御産巣日神
(96) 月読命
(97) 天御中主神
(98) 天糠戸命
(99) 天八百日命
(100) トート
(101) ヌン
(102) パールバティ―
(103) ハトホル
(104) 彦火明命
(105) ヘルメス
(106) ヘルメストリスメギストス
(107) メタトロン
(108) メドゥーサ
(109) ラクシュミ
(110) 石凝姥命

タロット
(111) 悪魔
(112) 隠者
(113) 運命の輪
(114) 女教皇
(115) 愚者
(116) 恋人たち
(117) 皇帝
(118) 死神
(119) 女帝
(120) 審判
(121) 正義
(122) 世界
(123) 節制
(124) 戦車
(125) 太陽
(126) 力
(127) 月
(128) 吊られた男
(129) 塔
(130) 法王
(131) 星
(132) 魔術師

別地球
(133) イエロー・アース
(134) 風の地球
(135) タイタン・アース
(136) 月のステーションから
(137) 隣の地球?
(138) トランプ兵地球
(139) 火の地球
(140) ロマネスコ・アース


(141) オンアビラウンケン
(142) かぐや姫
(143) キリスト
(144) キローン(小惑星)
(145) 空中ダンス
(146) 消滅した図書館
(147) タケノコの絵
(148) 蛸(あるいは「あの場所」)
(149) ノストラダムス
(150) 美少年
(151) フォーカス27
(152) 仏陀(釈迦)
(153) ホメロス
(154) 松村先生
(155) 宮崎駿の学校
(156) ルドルフ・シュタイナー
(157) 老子
(158) 私から最も遠い世界

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