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【退職】タイミング問われ悩む間もなく採用へ。急転直下 心追いつかず。

「どこかいいところがあれば転職したい。」

昨年、上司にそう伝えていた。
2日前。その後どうかと問われた。
探しているが見つからないと答える。

自分でも4月1日で転職先に行けたら理想だろうと考える。

わたしは契約社員。
退職の場合、30日以上前に申し出なければならない。
3/31で去ろうと思えば、もう時間はわずか。

その後も求人が出ず、先に去ろうか悩んでいたところでもあった。
辞めてしまえば、体を休めながらゆっくり探せる。
反面、失業手当受給後、仕事が見つからないという地獄を味わう可能性がある。

現職にたどり着くまでがそうだった。


病後の夫を、

退院後、家に迎え入れるため。
スムーズに施設に通ってもらうため、
わたしは働き先がなければいけなかった。

ずっと求人を待ったが、
希望の事務職は出ず、慌てて工場勤務の現在の職に就くことになる。

そんな折、午後にネットで事務職の新着求人を見つけた。すぐさま仕事帰りにハローワークへ寄り、応募した。

翌日電話をもらい、
さらに翌日午後、面接日時が決定した。

ますます辞職のタイミングが難しく?

面接のチャンスを得たが、合否もすぐ出るとは限らないし、正社員募集なので他の応募を見ながら時間をかける可能性もある。

どうしよう…
考えすぎて頭がハゲそう。

“もう合否に関係なく退職して有給消化する?”

でもその間にもし採用されたら、すぐに出勤できない。

のか?
調べると裏技のような、可能性を見つける。

有給消化期間と転職先の試用期間が重なってしまうのはダメ?

問題があるケース
在職している企業・転職先の企業のいずれかが、二重就労(兼業)を禁止している場合です。就業規則で禁じられた兼業を行なうと懲戒解雇の対象となることもなり、退職金が支払われなくなる可能性もあります。これは、短期のアルバイトであっても同様です。必ず就業規則を確認し、心配があれば双方の企業に直接確認しましょう。

問題がないケース
在籍している企業・転職先のいずれも二重就労(兼業)を禁止しておらず、在籍期間が重なることの了解が得られば問題はないでしょう。ただ、注意したいのは雇用保険の手続きです。健康保険、厚生年金、労災保険は二重に加入できますが、雇用保険はできません。在職している企業の雇用保険を喪失しなければ転職先の企業で雇用保険の手続きが取れないため、在籍している企業で「雇用保険の資格喪失手続き」をしてもらうことを忘れないようにしましょう。

エン転職TOP より引用

さっそく、上司に相談だ!

「有給消化中に働くことは可能ですか?」

副業は基本禁止てしいるので不可との返答。

この時点で3/31での退職をほぼ固めた。
でもこれだとフルに勤務して終了か…

不採用ならせめて4/30付でフルに有給消化したい…

葛藤していると上司から
「辞めるタイミング次第で欠員を補助しなければならないし、3月末であれば今、退職願を提出しても間に合わない可能性だってある。4月まで辞められないことだってある。」

それでなくても退職者が複数人いる上、先日の同僚のケガ。
そして空気読めない私の質問がお気に召さなかったよう。

「3月末退職でフルに有給消化もできるが、現場にも影響があること。急いで欠員補充しなければないない。派遣を呼べば早く来るが金額も張る…」

あーでもない、こーでもないと始まりあげく、

「他の退職希望者は3カ月前から伝えてくれていた。」と。

つまり、
年度替わり間近だからハッキリしろ。
うだうだするな。

“面倒だからもう辞めてしまえよ!…ってこと?”

そう受け取った。

都合が良すぎたと反省するが、反省している間もなく
「退職願の様式出しておきますか?」
と、その場でプリントアウトし始めた。


…もう終わった。気持ちが途切れた。


もう合否関係なく辞めてやる!

退勤時までに返答すると上司に伝えた。
その後、顔を合わせた同僚にも伝えた。

「やめる」と。

退職願も休憩室で書き入れた。

…でも冷静になれ。
せめて面接を受けてからにしよう。

「もう少しだけ待ってほしい」
と上司に言うと、
「さっきはこちらの事情ばかり並べてしまい申し訳なかった」と謝罪された。

まずは面接へ行きますと会社を出た。

そこからの急転直下

午後から面接へ行った。
即採用だった。
その場で採用通知をハローワークにFAX送信している。

小さな会社なので可能性はあるかもと思ったが。

ありがたい。
食いぶちをつなぐことができる。

しかし、あまりの急展開でうろたえている。


一気に退職と採用を決めたのだ。


面接から帰るまで。
いや、帰ってからも震えが止まらなかった。

よし、上司に連絡だ!

午後からは全休だったが、上司が在中していることがある。
もう全て手放したく、
退職願を持参し会社へ戻るが、すでに不在だった。

さいごまで有給消化の確認

せめてもとメッセージを入れた。
「3/31付で退職の手続きをお願いします。」
…と。

「承知しました。年休はどうしますか?」

「年休は フルには使いません。
病院に行く日など数日はいただきたいですが、急な退職なのでせめて3月は業務に差し支えないようにします。」

憧れの有給フル消化はなし。
チームのみんなに迷惑がかかるので、少しだけお休みもらってあとは勤務します。


おわりに…

あとでよくよく考えてみると、契約書には退職の30日以上前と書かれているのだから、今日提出して受理されないかもは、こちらには関係のない話。
有給消化をこのタイミングでフル利用することも会社のイメージを悪くすると言われたが、これだって本当は当然の権利なのだ。

わかってるけど、
強く言われると反発したくなる。
うん、わかってるのよ。
現場に迷惑がかかることは…

でも家の事情で、事前に退職して仕事探しが難しい人もいると、
少しだけ理解してほしい。

ここ2日、3日で大きく動いた。

いろんな感情に触れ、ぶつかり合い
なんともいえず疲れた。

退職に罪悪感を抱え
採用の喜びがどこへやら。

明日には元気になります。
休養します。
明後日からまた気忙しくなる。

最後までお読みいただきありがとうございます。

明日は明日の風が吹く。


さ、今日も明日も元気に。


カワコ

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