1週間に彩りが
踊りをまたちゃんとやろうと思えてから、一週間に彩りがでてきた。
レッスンと練習と移動中と。これまでの一週間8時間×5日以外の薄くのばされた空白時間は、生きている時間でうめられていった。
ワークライフバランスのライフ部分は、消費活動が中心であるようにして語られることが多いけれど、そんなこともないんだと分かってきた。「プライベートを充実」は、友だちと遊んでカフェに行って映画を見るだけじゃないんだぞと。
レッスンに行くと、まだまだ自分が下手くそなことが分かりやすく見えてくる。
踊ってるときは集中していて楽しいけれど、レッスン後にはどっと悔しさがくる。家につくまでの一時間くらいはフロー状態が続いてる。
改善点が見えすぎて、直すところが多すぎていやになるけれど、どんなにへたくそでも、もっと踊りたい気持ちは無くならない。
ただ楽しく踊るだけもよかったけれど、
ちゃんと上手くなって、気持ちよく踊れるようになって、音楽を自分のものにして、感情を入れて、表現することの喜びを噛みしめられるようになったら、もっともっと新しい人たちと出会えると思うから、あとちょっとだけ上手くなりたい。
ダンサーにならなくとも、踊りを続けながら、これから出会う知らない人が知っている人になって、世界にいる知っている人を少しでも多くしていって、そして死んでいきたい。
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