見出し画像

コロナ事変、富の偏り、佐藤優、GAFA、非倫理層プレミアム、持続可能性…サステナブルなんてことをガストのドリンクバーでガバガバ紅茶呑んでる筆者が胸襟を改め語りますよ。

コロナ事変によって、倫理観が可視化されたワケよ。

緊急事態宣言ってあったでしょ。
あんときにマスクを買い占めた人々が、非倫理だって叩かれた。
つまり、コロナ事変により、倫理と非倫理の境目が明確化されたワケよ。
平たく云えば、これが倫理観の可視化やねえ。

この可視化された倫理観を、
GAFA大手IT企業群がウェブをかいして把握掌握したんだ。

2007年 iPhone販売開始
2010年~ SNS全盛
 IT企業による平時の情報掌握
 平時による行動パターン掌握
2019年 4Gから5Gへ移行
       QR決済急激に普及
2020年 コロナ事変勃発
 IT企業による有事の情報掌握
      倫理観が可観化

この新しいパラダイムワールドでは、色々なことが変わっていく。

事が、変わる、と書いて「事変」。
だから、コロナ事変っていうワケよ。

今回は、コロナ事変以後における、「富の偏り」について述べていこう。

結論から書けば、
コロナ事変以後の世界においては、富の偏りが、むしろ必要になる。

倫理層     大きな富
非倫理層    小さな富


このように、倫理観の高低にあわせて、富の大小を比例させてやれば、
世の中は、再び成長軌道に戻れる。
これは、
倫理観が可視化されたコロナ事変以後ならではの、「叡智」だ。


これまでの、富の偏り 

では、これまで、富の偏りはどうなっていたのだろうか。

倫理層    大きな富
非倫理層   大きな富
倫理層    小さな富
非倫理層   小さな富

このように、倫理観が高いモノも、倫理観の低いモノも、ごった煮になっていた。
ここには、2つの問題点がある。

非倫理層   大きな富
倫理層    小さな富

①非倫理的な行いをして、傍に迷惑をかける非倫理層が、大きな富を持っている
②倫理観のある倫理層が、小さな富しか持っていない

①②が問題点である。

すっげえ大雑把に解決策をブッチャケれば、
非倫理層の大きな富を、倫理層の小さな富に付け替えれば良い。

非倫理層   大きな富
        ⬇️⬇️ 移転!
倫理層    小さな富


非倫理層が大きな富を持つことの問題点?

では、何故、非倫理層が大きな富をもつことが問題なのか?

非倫理層とは、自分のことしか考えない人達であり、世の中全体を貧しくしていく。
富とは、世の中を変える力だ。

非倫理層   大きな富
        ⬇️⬇️
   非倫理層の富増大バイアス
        ⬇️⬇️
     公共が貧しくなる
        ⬇️⬇️
    持続可能性の無い世の中

だから、非倫理層が大きな富を持つと、
自分たちの豊かさをサラに増すよう、富を使い、世の中全体を貧しくしてしまうんだ。
この世の中はジリ貧であり、いま流行りの、「持続可能性」はない。

したがって、
非倫理層が大きな富をもつことは問題なのだ。


倫理層が大きな富を持つことのメリット

他方、
倫理層が大きな富を持つことには、どんなメリットがあるのか?

倫理層    大きな富
        ⬇️⬇️
   世の中の富増大バイアス
        ⬇️⬇️
     世の中が豊かになる
        ⬇️⬇️
      持続可能性のある世の中

倫理層とは、世の中全体を豊かにするよう、カネも気も使える人々だ。
そして、富とは、世の中を変える力だ。

だから、倫理層が大きな富を持つと、
全体の豊かさを増すように、富を使い、世の中が豊かになっていく。
これは、いま流行りの「持続可能性のある世の中」だ。

まあ、それ以前に、
そもそも論だが、
アッタカイ奴が幸せになれる世の中ってのは、あったかい。
俺はコッチが好きだねえ。

持続可能性のある世の中

ここまでの議論をまとめると、こうなる。
これまでの世の中はこの通り。

倫理層    大きな富
非倫理層   大きな富
倫理層    小さな富
非倫理層   小さな富

非倫理層が大きな富を有しているため、公共の豊かさにマイナスバイアスがかかり、
ジリ貧になっている。
このジリ貧社会に、持続可能性はない。
これは日本という国において、特に、顕著なトレンドではなかろうか。

これを是正するためには、

非倫理層   大きな富
        ⬇️⬇️
倫理層    小さな富

非倫理層の大きな富を、小さな富の倫理層に付け替えれば良い。

するってえと、こうなる。

倫理層    大きな富
非倫理層   大きな富
倫理層    小さな富
非倫理層   小さな富

    ⬇️⬇️⬇️⬇️

倫理層    大きな富
非倫理層   小さな富

これは、持続可能性のない社会から、持続可能性のある社会への大転換だといえよう。


富のツケカエは可能か?

ここまでの議論を成立させている与件は、大きく2つ。

①倫理観が、正確に可視化・把握されていること 
②富の再分配ツケカエが可能だということ

うーん、これは、、一見、無理筋に思える。
だが、実際、
非倫理層から倫理層への富のツケカエは、もう始まりつつある。


飲食店は、なぜ行儀よくなったのか?

ワタシは今、ガストという飲食店にいる。
ガストの店員さんたちは、ここ10年ですこぶる行儀が良くなった。

何故か?

それは、食べログなどの評価サイトが登場し、影響力を強めているからだ。
行儀良く、かつ倫理的でなければ、個人も企業も豊かになれなくなっているからだ。

だから、現下日本においては、
倫理的な個人ないし企業へと富があつまり始めている。
非倫理層から倫理層への富のツケカエは、もう始まりつつあるってコトよ。

これは、形式上の話しといわれるかもしれない。
だが、人ってのは、行儀から入って、倫理観が身に付くというムキもあるんじゃないかな。

そもそも、倫理観ってナンなのさ?
行儀の良さと、倫理観に、およそ何光年ほどの差違があろうか。

まあ、今回はこれくらいにしておこう。

次回以降、富の偏り、倫理観の可視化を利用した富のツケカエ、持続可能性のある世の中などなど、もっと掘り下げていきたい。

紅茶を一杯

それにしても、ガストの紅茶も美味い。
まあ、ガストのドリンクバーで、朝から紅茶をガバガバガバガバ呑むってのは、マイノリティだろう。
変態かもしれねえなあ。

だがねえ、大切なのは、優しさよ、優しさ。
倫理観っていってもいい。

コロナ事変によって、
人々の優しさ、倫理観がガラス張りになった。

これを利用しない手はないって想うワケよ。

倫理観がガラス張り、つまり倫理観が可視化される時代には、
それに相応しい社会秩序や社会制度が必要だ。
裏返せば、これまでの社会制度ではうまく行かないということ。

こういうのを、なんていうんだっけなあ。

新しい酒は、新しい革袋に盛れ。

佐藤優ばっか読みすぎると、これを刷り込まれるんよ。


ありがとう。
では、
また、お逢いしましょう。

この記事が参加している募集

#人生を変えた一冊

7,928件

#ノンフィクションが好き

1,395件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?