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われら父親は闘う:娘・景子を誘いこんだ統一教会の正体/飯干晃一(1993/04/01)【読書ノート・統一教会資料】

概要:

飯干晃一氏はこの本で、娘・景子さんが統一教会に誘われ、家族が彼女を取り戻す努力を行った経緯を記述しています。統一教会から脱会した女性の体験談が娘に影響を与え、飯干晃一氏自身も渡辺美智雄や中曽根康弘といった人物と会談するなどして娘を救出しようと努めました。
この本では、統一教会という宗教団体の影響を家族の視点から深く掘り下げ、宗教団体の影響を明らかにしています。また、家族の団結と愛の力を通じて、困難な状況に立ち向かう重要性を教えています。読者は飯干家の闘いから多くのことを学ぶことができ、統一教会の影響と家族の愛についての新しい洞察を得ることができます。

  • 読者の反応:
    この本は、統一教会の恐ろしい側面と家族の闘いを描写することで、読者に強い印象を与えています。30年近く前の出版にも関わらず、今でもその内容は読者に衝撃を与え、深い思索を促すものとなっています。


第一章:統一協会に狙われた娘・景子

合同結婚式をテレビで見た
景子、なぜ逃げ隠れするのか
ニューヨークへの留学
アジア平和連合という仮面
電話のベルが鳴り響いた
山の宿で固めた闘う決意

第二章:統一協会の教義を検証する

「聖書は真理ではない」という
統一協会がキリスト教ではない証拠
「ヘビと淫行した」という堕落論
粗雑な教義「原理講論」
「ダーウィンは狂人だ」という
「キリストは私生子だ」という
「原理を疑えばサタンに侵される」という
悲しみの「寄る辺なき神」
文鮮明がメシアを名乗る理由

第三章:統一協会へ宣戦布告

宗教マフィアと闘う「親の義務」
「週刊文春」への電話
景子にドアをあけておいてやって
統一協会幹部と会う
スパイを恐れる「宗教団体」
文鮮明にシッポを振る恥知らず
戦闘開始――テレビ出演と記者会見
闘う以上は勝ちます!
信者からの手紙
全知全能の神も反省する
マインド・コントロール

第四章:誠実な説得の勝利

邪悪なる神は棲みついたのか
わたしが宗教を嫌悪したとき
景子の突然の帰国の意味
父と娘の話し合いをはじめたが
統一協会員の住居侵入罪
わたしの犯した失敗
個性のぶつかり合う危険性
親は子供の心に踏みこめない
誠意ある説得のはじまり
犯罪に加担する信者たち
心の迷宮を脱け出した!
景子の統一協会訣別宣言

第五章:全国のお父さんたちへの呼びかけ

子を持って知る子の恩
われら闘う父親たち
あとがき……わたしの大きな課題


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