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近況報告など。

久しぶりにnoteを更新します。
半年以上放置していたものの、時々「note読んでます!」と声をかけられることもあるので、さすがにそろそろ書かないとな、と。
4月から異動になった報告もあわせ、近況などをつらつらと書いてみたいと思います。

三重県観光連盟から異動しました

平成28年度から「公益社団法人 三重県観光連盟」に勤務していましたが、4月からは三重県庁の「観光局 観光政策課」での勤務となりました。
いちおう公務員ではありますが、観光連盟という民間に近い組織で5年も働いていると、観光以外での公務員的な仕事は務まらないと感じてたので、まずは引き続き観光の仕事に携われることになりホッとしてます。

もともと、三重県観光連盟には三重県職員として「派遣」されていました。
実は、派遣期間は「原則3年」と法律で決められているんです。
『公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律』の第3条第1項に、「職員派遣の期間は、三年を超えることができない。」と明記されているんですね。

で、同条第2項には、
「前項の期間は、任命権者が特に必要があると認めるときは、派遣先団体との合意により、職員派遣をされた職員(以下「派遣職員」という。)の同意を得て、職員派遣をした日から引き続き五年を超えない範囲内において、これを延長することができる。」
と書かれているので、自治体職員を一般社団法人等に派遣するのは「最長で5年間」ということになってます。

とはいえ5年間も居座るのは珍しく、三重県観光連盟の歴代県職員の中でも5年勤務したのは自分が初めてでした(笑)
仕事が楽しかったので、ずっと観光連盟で働きたかったのが本音です。
Deep Japanの木立さんが、noteで自分のことに少し触れてくれてますが、「なかなかの商売人」とお褒め?いただいている通り、公務員では携わることのできない「ビジネス」をすることに醍醐味を感じてたのです。

とはいえ、異動があるのは公務員の宿命。
次の異動先の希望を書く「異動希望調書」に、観光に対する想いをつらつらと書き連ねた結果、無事に観光局に配属されることとなりました。

なにより、昨年度から予算化に向けて検討していた「観光DX」事業を担当することになったことが、一番嬉しかったですね。
もちろん公務員的な仕事もいっぱいあって、それも頑張ってこなしつつ、1億円の予算がついた観光DX推進事業が観光事業者さんや旅行者の方々にとって意味のあるものになるよう、しっかりと取り組んでいきます。

「デスティネーションマネジメントEssence」修了!

昨年6月から受講していた「デスティネーションマネジメントEssence」研修について、11月に修了証書をいただくことができました!

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DMOの第一人者である大社先生のご指導のもと、録画講義の受講→オンライン討議→レポート提出を繰り返し、最後は京都の観光地を題材としたデスティネーションマネジメント戦略を策定してプレゼンする、という、なかなかハードなプログラムでした。
(仕事も忙しかったので、プレゼン資料は徹夜で作成しました。。。)
ともに受講する仲間がいたからこそ、最後までやり切ることができたと感じてます。

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ちなみに、もともとnoteを始めたキッカケが、この研修で学んだことをアウトプットしよう!ということだったのですが、結果、一度もアウトプットせず今に至ります。。。
自分にとって、めちゃくちゃ学びになったとともに、仕事に対する考え方が大きく変わる転機となった研修でしたので、また、改めて研修で学んだことは書いていきたいと思います。

グロービス「e-MBA」全科目履修

上記の「デスティネーションマネジメントEssence」は、観光庁の「世界水準のDMO形成促進事業」を活用して受講しました。
(受講料は、補助金として観光庁から負担していただきました。)
同事業にてグロービスの「eMBA2.0」を受講できますよ、という案内があり、せっかくの機会ということで受講させてもらいました。

経営学の基礎となる7科目(クリティカル・シンキング、マーケティング、経営戦略、アカウンティング、ファイナンス、人材マネジメント、組織行動とリーダーシップ)全てを申し込んだのですが、1科目あたりの受講時間は20~25時間。
7科目を3ヶ月で終えなければいけないということで、時間が全然足りない!
e-ラーニングで、初学者でも継続して学びやすい工夫が随所に凝らされているので、学ぶこと自体は苦ではなかったものの、時間との戦いでした。
土日はほとんど勉強に費やしたものの、12月からスタートしたので年度末に向けて仕事もめちゃくちゃ忙しくなってきたこともあり、本当に大変でしたが、なんとか2月下旬には全科目を履修し、テストも受け、無事に終えることができました。

MBAの基本を一通り学べたことで、ビジネスや経営の概略をつかむことができたものの、まだまだ知らないことばかりだと痛感しました。。。
知識がない状態で政策を考えることほど恐ろしいことはないので、これからも勉強し続けようと思ってます。
ということで、今年度は仕事の関係もあって旅行業務取扱管理者にチャレンジするとともに、以前から興味のあったWeb解析士の資格取得に挑戦します!

研修講師のお仕事が増えました

昨年度は、研修やセミナーの場でお話させていただく機会が増えました。
・今だからこそできるインバウンド観光対策(現:DMO anywhere)「観光地のプレイス・ブランディングを考える」※ゲスト
・DeepJapan Digital Marketing~オンライン勉強会「インバウンドLEADERSアカデミー Vol.3」
・岐阜県観光連盟「SNS研修」
・観光庁主催 専門人材活用で組織を強化する「DMO人材セミナー」※事例紹介
・東京観光財団「観光人材育成セミナー」
・京大オリジナル「DMO財源開発(計画)研究セミナー」

三重県観光連盟にて取り組んできた、「地域の公式観光サイトをメディア化することで、地域でお金をまわし、DMOとしての役割を果たしながら収益を上げる仕組み」をお話させていただくことが多かったですね。
セミナーでお伝えしたことなどは、また改めて記事にしていきます。

トラベルビジョンにインタビュー記事が掲載されました!

日本最大級の旅行業界向けオンラインメディア「トラベルビジョン」さんからインタビューしていただき、記事が掲載されました。

運営会社である株式会社エフネスの藤原さんからお話をいただき、岡田社長からインタビューされたものです。「いいね」がたくさんついているのが、地味に嬉しいですね(笑)
このインタビューでは語り切れなかったこともあるので、また改めて記事にしたいと思います。(改めて記事にする、が多すぎですが。。。)

最後に

職場が変わり、観光行政側の立場になると、思っていた以上に視界が違って面白いですね。
地域振興の手段として「観光行政・DMO」×「デジタル」の可能性を追求し、小さいながらもイノベーションを起こせるよう、日々精進していきます。

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