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A6への道 7話:p.p.sが作れない?

新p.p.s!

昨年2023年に革屋さんから
p.p.sは仕上げ加工において難しい技術がいくつもあり
その技術を持った職人も高齢になり
継続が難しいと話しがありました
ん〜p.p.sが作れない?
新型のA6サイズでも使いたいので、継続可能でより理想的なp.p.sをつくるべく考えなくては!

そもそも
p.p.s(premium pig skin)とは
kawacoyaオリジナルの高級豚革で
フルタンニンなめし
芯通し(革の表面だけで無く内側にも染料がしみている)のpig skinです。
さらに国産原皮から革になるまでの工程全てをmade in Japan で作っている希少な革。

今から10年くらい前に
タンナー(革の製造工場)に直接希望を伝え生まれたp.p.s。

開発当初は広めたい一心で
いくつかのブランドに良いpig skinが作れたので1円も利益は取らないので一緒に使いませんか?と声をかけましたが
反応無しでした😅が
おかげさまで今では世界中にファンがいるkawacoyaを代表する革になりました。

話は戻って新サイズのA6。
最初の製作はやはりkawacoyaのp.p.sで作りたい!と思っていたのに仕上げ加工が革屋さんで出来ない😓
さあどうする
開発当初は自分でオイルを塗り革小屋で乾かし(写真)磨く作業をしていました
今は革数が多く干しきれない…
でも細かくパーツに裁断してからオイル+ブラッシングなら出来そうだぞ🧐
サンプルを作ってみるとオイルのムラは出るがマットな落ち着いたp.p.sができたじゃないか!

今迄とは違うp.p.s(原皮や染色は同じ)になったので名前も変えたいな
命名 oiled p.p.s  
宜しくお願い致します!

次回いよいよベールもパンツも脱ぎます!
マル秘㊙️自作リフィル治具‼︎
お楽しみに〜😆

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