優しい言葉をかけてあげること
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
何だかんだ言ってもう6月も終わり、明日からは7月。折り返し地点である。ライターの仕事も5ヶ月続いたかと思うと、感慨深いものがある。
職場環境に恵まれているおかげか、仕事であまりストレスを感じることがない。去年の今頃、それこそテレアポや事務職として働いていた頃は悲惨であった。
今でも時折、テレアポ時代の嫌な記憶が思い出される。そりゃテレアポなんて、人様の敷居に土足で踏み込むような真似をする行為と思われているため、風当たりは良いものではない。
電話をガチャ切りされた時の喪失感、商品を否定されただけなのに、自分が否定されたかのような苦痛。周りの言葉に影響を受けすぎる私にとって、営業という仕事は私には向いてなさすぎたかもしれない。
職場環境も個人的には良いものではなかった。売れる営業マンはどんどん引き上げられていくが、私のように1日中架電して1アポの取れないようなやつを、誰が可愛がろうとするものか。
じゃあ売れるようになるまで頑張ればいいじゃん。周囲はそう言うだろうけれども、そんな簡単な話ではない。…そんな簡単な話ではないんだ。
でも、時折良い人にも出会う。電話先でよく言われたこと。良い人なんだろうなとは思うよって。悪い人ではないことは伝わるよって。
こういう優しい言葉って、思い出すだけでも心がポカポカする。
その当時、明日も頑張ろうと思えたのは、そういう言葉があったからだと、今更ながら思う。
そして、それがなくなった瞬間、プツンと紐が切れたように、会社を辞めたことを覚えている。
昨日、会社の図書スペースに置いてあったJamさんの「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」サンクチュアリ出版 (2018)を紐解いた。今の私にはそこまで必要な本ではなかったが、言葉に関して良い話があった。
優しい言葉を受け取って、嫌な気持ちになる人なんか、よほどひねくれていなければいないだろう。
積極的に他の人にも優しい言葉をかけてあげる。そうすれば、ペイフォワードのように広がっていく。
逆に、嫌な言葉を使っていると、嫌な言葉ばかり集まる人が寄ってくる。他人への悪口が、回り回って自分にも悪影響を与える。
だからまずは自分自身が優しい言葉を使うこと。
では、優しい言葉をかける人がいない時はどうすればいいのか?
その時は、自分自身に優しい言葉をかけてあげること。
この世で一番大切な人である私自身に、優しい言葉をかけてあげる。
今日はとっても楽しかったね。明日は、もっと楽しくなるよね。
あっ、それはハム太郎か。ばいきゅー!
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