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連休明けは無理せず

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

連休明けの出勤にしては、普段と変わらぬ調子で仕事ができた方。ちょいと起床に時間は掛かったが、それほど生活リズムは崩れていなかったのでひと安心。

連休中もnoteは更新していたし、何だかんだ書くことが好きで、Webライターの仕事を続けているのもあってか、明日から仕事かと落ち込むこともなかった。

かれこれ5年くらい前になるが、現場作業員時代の頃は、連休最終日は結構落ち込んでいた記憶がある。

夜は全然寝れず、明日は早番だから始発の電車に乗らねばならないというプレッシャーとか、何か仕事に関する夢を見て一時間毎に目が覚めちゃったりとか。

まだ実家暮らしの頃は、朝4時に起床して始発の電車に乗り、急ぎの時は地下鉄からJRまで走る、片道1時間半の道のりだった。

それに比べたら、都内の満員電車のストレスもそこまで大きくはない。いや、ストレスはあるけれども、本を読んでたらあっという間である。

それに、仕事も好きだ。現場作業員として体力を使うよりも、テレアポで精神を磨り減らすよりも、事務職で同じ仕事を繰り返すよりも、ライターの仕事は性に合っている。

もっとも、あくまでも私が経験した仕事がそうであって、精神を磨り減らさないテレアポもあるだろうし、体力を消耗しない現場作業だってあるだろう。

ただ少くとも、私がこれまで経験してきたものの中で、今が一番精神的に安定しているのは確かである。

あくまでも精神的にだ。きっと経済的にとか、そういう金銭的な尺度で見たら、安定しているとは言えないかもしれない。

しかし、自分は今が大丈夫でないと生きられない人だ。

将来の不安を何とかするためにより、今を落ち着いて生きることを最優先にした方が、うまく続けられるとわかっている。

そう思うと、自分の人生の選択は、今までと比べてどうか、ということに重きを置いている気がする。

ぱっと喜んだり、どーんと悲しんだり。今はそれがだいぶ落ち着いてきた。振幅は小さくていいと思うようになり、穏やかな気持ちで息ができるようになった。私がそう望んだからだ。……感情に振りまわされすぎないで、やりたいことをこつこつやれるように。

宮下奈都「太陽のパスタ、豆のスープ」集英社
265頁より抜粋

ネットニュースで見た程度だか、最近は「退職代行」という仕事(?)があるらしい。辞めたい社員に代わって連絡を取ってくれるだとか。

別にそれの良し悪しを語る気はないが、連休明けの仕事は面倒と思うこともあるし、正直、行きたくないと思うこともある。

でも会社とか学校が全てではないし、無理なときには道端で溺れる前に、無理です、ごめんなさいで良いと思う。

だとしたら、確かに退職代行なるものも、悪くはない気もする。言いたくても言い出せず、最も悪い選択を選ぶくらいなら。

その時は、他の道を探せば良いんだってね。

それくらい穏やかに生きるのが、大事なんじゃないかな。それではまた次回!

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