言葉の受け取り方
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
言葉の受け取り方って難しいなと思った話。
先日、ネット回線会社から連絡があった。電気代が高騰しているため、オトクなサービスを紹介するとのこと。
「お話よろしいでしょうか?」と聞かれたので「(今時間)大丈夫ですよ」と返したら、
「あ、もう(その話は)大丈夫でしたか」
と返されてしまった。
いや是非聞きたいですという話でもなかったため、「あ、はい、他でも同じ話きたので」とやんわりと断ってしまった。
人によっては「大丈夫」という返答に対して、前向きに捉える人もいれば、ネガティブに考える人もいる。
けれどもそれって、伝える側の問題よりも、受け取る側のマインドも少なからず関係しているなとも思う。
一時期テレアポのお仕事をしていたため、あの仕事の大変さは痛感しているつもり。新規開拓の大変さはわかる。
たったの数ヵ月であったとしても、稼ぐ営業マンと、私みたいに早々にリタイアした営業マンでは、言葉の受け取り方に差がある。
売れる営業マンは、電話先の返答をポジティブに受け取っている。そもそも自分は良いものを提供しているのだというスタンスだ。
一方で相手の言葉をネガティブに受け取ってしまう人は、そもそも自分が売り込むものに対して自信がない。営業に対してネガティブな印象を持っている。
だから自分から話を切り上げようとしてしまう。こんな話するだけ迷惑だと、電話を掛ける方が怯えてしまう(だから私は諦めた)。
同じ言葉であっても捉え方が180度異なってしまう。話を聞こうという人に対しても、チャンスを逃してしまう。
ならば、言葉の受け取り方を良くするには、どうすればよいのだろうか。
結局は、自信だと思う。
営業の第一歩は、自分の扱っている商品やサービスに自信を持つことだという。
自分の好きなものは、相手に興味がないとしても、自然と話したくなってしまう。たとえ相手からネガティブな返事があっても、それでも良いものだと言いたくなる。
それは、自分が好きなものに対する自信があるからだと思う。好きなことはちょっとやそっとのアンチに会ってもへこたれない。
無論、押し付けや強要をしていいわけではない。いくら自信があるとはいえ、強迫やコントロールはいけない。
言葉の受け取り方を良くするにも、自分のマインドを良くすることが大事だなと、テレアポの経験と共に思い出した次第。
もっとも、私が誤解のないよう伝えるべきであった、という話でもあるのだが。それではまた次回!
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