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国立公文書館 「終戦の詔書」原本特別展示/特別展「大正時代 ー公文書でたどる100年前の日本 ー 」へ

ごきげんよう。残暑お見舞い申し上げます。

先日、国立公文書館 にて開催されております
特別展「大正時代 ー公文書でたどる100年前の日本 ー
並びに期間限定・特別展示「終戦のしょうしょ」原本を拝覧してまいりました。
(原本の特別展示は終了しました)

確認したところ、撮影可でした各史料のお写真をおあげしてもよいとのことでしたので、ご紹介しようと思います。

此度の「終戦の詔書」原本特別展示は、特別展関連イベントとして開催され、展示は平成29(2017)年以来の6年ぶり、令和の御代では初めての展示とのことでございます。私がまいりました時は「御名御璽」部分の展示日で、特別展示解説会開催日にあわせて行ってまいりました。

特別展示の解説会は、次回9月6日(水)午後2時より開催されます(40分程度)
お申込みについての詳細は こちら をご覧ください。

終戦の詔書のお話

終戦の詔書についてご存知とは思いますが、あらためて少々ご説明させていただきます。

こちらは、ポツダム宣言の受諾を表明した詔書
昭和20(1945)年8月15日正午に昭和天皇様 おんみずからの御声で国民に向けて戦争終結をお伝えあそばされ、録音されたレコード(玉音盤)にてラジオ放送なされました「玉音放送」で知られる詔書でございます。

今回の特別展示は、前日の8月14日に作成された「詔書」の原本。

昭和天皇様の御しんぴつ・御名を直接拝覧できる貴重な機会でございました。

拙書にて、史料をあげながら「玉音放送」にまつわるお話をまとめておりますので、よろしければ ご参照くださいませ。

① 昭和20(1945)年 玉音放送と葦津 珍彦氏

 当時の国内情勢・史料編(1/2)[玉音放送直後の話


詔書特別展示のお写真

↓ こちらは常設展示です。


原本のお写真

原本
御写真で拝覧するより
実際の原本を拝覧したほうが
御宸筆の御文字から伝わる
筆圧などの御力を感じる取ることができました。

終戦の詔書 原本


こちらは「日本国憲法」の御名御璽
失礼ながら御上の御宸筆と比較いたしますれば
終戦の詔書時の大御心を拝察することができますようにも存じます。


特別展示「大正時代ー」のお写真


大正天皇様 御宸筆の御名


大正の御大礼の記録書


「即位礼 紫宸殿の儀 次第書」 一部

上掲『大正記録』右側 拡大
上掲『大正記録』左側 拡大
即位礼 紫宸殿の儀 当時のお写真
解説会のご説明によりますと
こちらは紫宸殿内から撮影された貴重なお写真とのことです。


常設展示のお写真

常設展示「日本のあゆみ」の各資料は こちら からご覧になれます。

教育勅語
特別な紙を用いて浄書されております。


日本国憲法


平成 令和の書

図録

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図録 800円

国立公文書館でお取扱いされている図録などは、郵送販売もされておりますので、お求めになられたい方は こちら からどうぞ!


以上。ありがとうございました。拝