我々にも生活ありますし

あまりにもショッキングでしばらくいろいろな情報から距離を置いていました。

ちょうどその日の午後に会社に来た営業さんが

「気持ちがぞわぞわするので、誰かに言いたくて…」

と言っていて、『気持ちがぞわぞわする』という表現がまったくその通りだなと思いました。

少し前の、その場に立っていた映像が繰り返し繰り返し放送され、倒れた直後や爆発音のような音、その場にいた人のインタビューなど、私には刺激が強過ぎました。
そしてお亡くなりなったのがとてもショックでした。

月曜日の朝からもずっと繰り返し同じような映像が流れて、端的な情報が繰り返し伝えられると思うので、自己防衛の為にも情報からは少し離れようと思っています。
情報を多く取り入れ過ぎるのも考えものだよね…と改めて感じます。
気持ちはだいぶ落ち着いていますが、それでもやっぱり悲しくて今でも何で…と悲しいです。

物心ついた時から、お前たちの年金は足りないから老後は自分達で何とかしろよと言われ、賃金も上がらず、ずっともやもやとした雲の中にいるような感覚を持っています。
漠然とした不安を抱えています。
日本で生きて行く未来がそこまで明るく描けないのです。たぶんそれに気付いていても、あまり考えないようにしているのが今を生きる若い世代の現状じゃないかなぁと。

そんな中、歴代最長政権で安定感があり、何となく淡い期待をしていたのかもしれません。
(もちろん、いろんな疑惑がありましたし、人によって思うところはあるとは思います。私はこう思う…という話です)
大変な病気で一度退いても、また戻って来て舵取りをしてくれましたし。
この人がいなくなったら今後の日本はどうなるんだろうと、深い絶望感が私の中にあったのかも…しれません。

金曜日の夜は本当に辛くて何をしていたのかあまり思い出せません。
今はだいぶ落ち着いて、よく寝れていますし、他に楽しいことも見つけています。

いつまでもあの日のあの時間に囚われているわけにもいかないですし。我々にも生活がありますから。また明日が来ますしね。

え?投票?
私はとっくのとうに不在者投票を済ませていましたので、事件が起きようが起きまいが関係はありません。

でも、やっぱり残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。

たくさん美味しいもの食べてゆっくりして下さいね!

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