葛城マサカズ

ミリタリーやアニメが好きな30代です。 カクヨムとノベルアッププラス・ハーメルンで小説…

葛城マサカズ

ミリタリーやアニメが好きな30代です。 カクヨムとノベルアッププラス・ハーメルンで小説を投稿しています。 小説「日独印度大戦」・「憲兵神楽坂冴子の事件簿」など

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  • 自衛隊イベント

    自衛隊の記念式典など、自衛隊のイベントに行った記事になります。

  • アニメ作品感想・考察

    アニメ作品の感想や考察の記事のまとめになります。

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    見た映画の感想記事になります。ネタバレありの記事もあります。

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    軍事関係について書いた記事をまとめました。

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    食べ物系の記事のまとめになります。

最近の記事

台湾新総統就任で迎える中台危機

 5月20日に台湾(中華民国)の指導者である総統として新たに就任する頼清徳氏  瀬新総統が迎える台湾の危機、中国(中華人民共和国)との危機は新たな段階を迎えます。 頼新総統の対中方針 まずは頼清徳氏が対中方針をどう考えているか。  台湾総統選挙で勝利した時に頼氏は「現状維持する」として蔡英文政権の方針を受け継ぐと述べている。  また、中国との交流や協力したい事も述べている。  蔡英文氏と同じ民主進歩党でもあり、台湾の独立性を持たせつつ、中国との交流など経済関係を望むと表明し

    • ついに「トゲナシトゲアリ」結成!しかし荒れるガルクラ第7話

       アニメ「ガールズバンドクライ」の第6話でルパと海老原智が合流した事で5人のメンバーが揃いました。  ここから一段と進み始めると思いきや  次の第7話は荒れました。その感想と考察を書いて行きます。 「トゲナシトゲアリ」結成、しかし桃香は脱退!?  第7話で長野県で開催される音楽フェスのイベントに新川崎(仮)は参加する事となり、借りた車で長野県へ向かう一同であったが  桃香がシンメンバーから抜けると言い出す。  理由は自分の曲ではプロにはなれないと言う。  やはり、プロを目

      • 快晴の航空ショー岩国基地日米フレンドシップデー2024

         2024年(令和6年)5月5日  山口県岩国市にある在日米軍岩国基地と海上自衛隊岩国地基地(同じ敷地内にある)で開催される日米親善デーの一般公開が行われました。  昨年はG7広島サミットが5月にある為に4月に開催、しかも大雨の日でしたが、今年は朝から快晴となっての開催になりました。 入場まで大変  岩国基地に到着したのは午前9時前  入場する人達は既に多い。  ゲートに入れたものの、基地内で来場者達は動けなくなる。  日米それぞれの国歌の演奏が聞こえる。  どうやら司令

        • アニメ「T・Pぼん」第8話は結構細かくミリタリー描写がされていた。

           アニメ「T・Pぼん」  「ドラえもん」の藤子・F・不二雄先生の漫画「T・Pぼん」がNetflixでアニメ化されて配信中だ。  今回は「T・Pぼん」第8話「戦場の美少女」でのミリタリー描写についての解説になります。 「T・Pぼん」のあらすじ  主人公である少年、並平ぼん(なみひらぼん)はT・P(タイムパトロール)の隊員であるリーム・ストームと偶然に出会う。  それから、ぼんはT・Pが使うタイムボートを見つけて乗ってしまい、鎌倉時代にタイムスリップをしてしまう。  ぼんはリー

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          新たなロックの波を感じた!アニメ「ガールズバンドクライ」

           「ぼっち・ざ・ろっく!」に続くバンドアニメが登場  それが「ガールズバンドクライ」  続きが気になる作品ですね。  第4話まで見た感想を書いて行きます。   接触  「ガールズバンドクライ」(以後、ガルクラと称す)を知ったのはXで「リコリス・リコイル」や「葬送のフリーレン」・「響け!ユーフォニアム」の二次創作でギャグマンガを公開しているしんごー(@bycilefighter)さんが「ガールズバンドクライ」の二次創作を公開したのを見てからです。 「どんな作品なのだろう?」

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          映画「オッペンハイマー」は原爆への否をどう描いたか?

           4月13日(土曜日)にTジョイ東広島で映画「オッペンハイマー」を見ました。  地元である広島県では広島市への原爆が使用された過去から、注目度が高かった作品です。「原爆被害についての描写が少ない」ことが指摘される本作  果たしてどんな内容なのかより、気になっていました。  時間が前後する展開は少し迷うものの、オッペンハイマーの人生を描いた作品として凄い作品だなと思えた。  時系列を並べるのではなく、オッペンハイマーの心境を中心に進む展開はクリストファー・ノーラン監督の作風が十

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          第13戦車中隊最後の姿(後編)~海田市駐屯地~

           前回に引き続き、最後に見た第13戦車中隊についてです。  今回は11月26日に海田市駐屯地で行われた第13旅団創設24周年・海田市駐屯地創設73周年記念行事での様子です。 久しぶりの海田市駐屯地  コロナ禍でのイベント自粛  それは自衛隊も同じで、部隊や駐屯地の創設記念行事は一般開放を中止し、部隊や関係者だけの開催が続きました。  前回2022年(令和4年)の式典も隊員や車輌に航空機の行進が行われましたが、一般公開はなしでした。(外からは見られた)  今回はようやくの一般

          第13戦車中隊最後の姿(後編)~海田市駐屯地~

          第13戦車中隊最後の姿(前編)~日本原駐屯地~

           2024年(令和6年)3月21日に島根県出雲駐屯地で新しい部隊が発足しました。  それが第13偵察戦闘大隊です。  第13旅団所属のこの大隊は、第13戦車中隊と第13偵察隊が統合して編成されました。  統合して再編成する際に、第13戦車中隊は装備していた74式戦車が引退しました。  半世紀近く日本を守った74式戦車が現役を退き  1962年(昭和37年)の第13戦車大隊発足から、1999年(平成11年)の第13戦車中隊を経て、60年以上も中国地方の防衛警備を担っていた戦車部

          第13戦車中隊最後の姿(前編)~日本原駐屯地~

          宇宙よりも遠い場所第11話考察(後編)~それは決別~

          https://note.com/katuragi1984/n/nc2609cf2c918  前回は三宅日向の心境と背景についてを中心に書きました。  今回は日向の元チームメイトが許されなかった事についてです。 元チームメイトが許されなかった訳  第11話で日向の元チームメイトは小淵沢報瀬から怒られ、キマリや結月も日向の味方であると見せられ、元チームメイトは日向と和解はできませんでした。  許されなかった元チームメイト  果たして元チームメイトは許されないのか?  元チ

          宇宙よりも遠い場所第11話考察(後編)~それは決別~

          アニメ「宇宙よりも遠い場所」第11話考察(前編)~三宅日向の苦悩~

           アニメ「宇宙よりも遠い場所」  Eテレでの放送が私が一番好きな回である第11話が放送されました。  今回はこの第11話で三宅日向についてを中心に考察します。 第11話で描かれた三宅日向の過去  第11話は三宅日向に高校の陸上部でチームメイトだった元同級生達が再会しようとする所から始まる。  ビデオカメラとネット回線を通じての面会、日向はカメラのレンズを手で塞いで拒否の態度を示します。  日向は一人になって「ふざけんな!」と叫び雪を蹴り、バケツも投げる今までにない荒れた姿

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          資料で広がる世界観を見せてくれた片渕須直監督

           アニメ映画「この世界の片隅に」  この映画を作った片渕須直監督を広島や呉でお見かけした。  今回はその時の思い出話になります。 私にとっての片渕須直監督 片渕須直監督を知ったのは広江礼威先生原作の漫画「BLACK LAGOON」のテレビアニメであった。  時に2006年(平成18年)である。  原作も好きだったし、アニメも原作の再現度とアクションの動きにクライムアクションとしての退廃的な雰囲気も完成度が高く好きな作品となった。  また、作中では原作にはないドイツ軍Uボート

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          話題のシュクメルリを食べてジョージアを思う

          SNSで話題になっていた松屋の期間限定メニューであるシュクメルリ 気になって先日食べてみました。 食べながら、シュクメルリの生まれ故郷であるグルジアを思いました。 アツアツなシュクメルリ  松屋でシュクメルリ鍋定食を注文しました。  シュクメルリは鍋に入っている。その鍋は旅館の食事で見られるような固形燃料を燃やす台座が付いている。  吉野家の牛すき鍋膳のようで楽しいですね。  固形燃料が燃えながら提供されるシュクメルリ鍋はとてもアツアツだ。  特に具であるサツマイモは熱

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          核物質密輸で日本人エビサワ起訴!核物質密輸の重罪さとは?

           アメリカで「エビサワタケシ」なる日本人が起訴された。  アメリカの報道では、エビサワは日本のヤクザで武器密輸をしていた人物だとしている。  しかし、日本の報道ではエビサワは日本のヤクザ、暴力団などの反社会勢力の関係者ではないとされている。  丸山ゴンザレスさんのYouTube動画やYouTuber懲役太郎さんの動画では、エビサワは栃木県宇都宮の出身の日本人  ただし、暴力団など反社会勢力の関係者ではなく詐欺師であると言う。  つまり、エビサワタケシの正体はヤクザでもなく武器

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          異世界で復活せよ!ミリタリー、戦記作品

           昨年の12月15日に酒見京一郎先生の小説「オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~」第1巻が一二三書房から発売されました。  続いて今年の1月12日から野上武志先生によるコミカライズ版がCOMICNOVA(コミックノヴァ)で連載開始  そして1月31日には原作の小説「オルクセン王国史」第1巻の重版が決定しました。  「オルクセン王国史」第2巻発売の準備が進んでいるそうで、「オルクセン王国史」はヒット作へと突き進んでいます。  こ

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          自衛隊能登半島災害派遣「逐次投入」の批判はどう的ハズレか

           石川県能登半島の震災において、自衛隊の災害派遣が逐次投入であったかどうかがまだ報道でも取り上げられている。  この逐次投入については、おおむね「逐次投入で良い」と言う論調になっています。  今回は逐次投入が何がいけないのか?  災害派遣で逐次投入で良い事を書いていきます。 逐次投入が悪い点  逐次投入とは、大雑把に言えば戦力や人員をバラバラに送り込む事です。  この逐次投入が悪い効果となってしまうのが戦場です。  例えば、1000人が守る拠点を攻略する場合  攻める方が

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          アニメ「SHIROBAKO」に見る原作者と映像化の苦悩

           漫画「セクシー田中さん」のテレビドラマでの製作について話題となり、最悪の出来事になる騒動となってしまいました。  X(旧Twitter)では原作者と映像化するスタッフとの問題やテレビ局や出版社についても色んなコメントが業界を知る人からも出ています。  果たして作品の裏側でどんな事が原作者と映像化作品のスタッフで起きているのか?  それを垣間見える作品があります。  アニメ「SHIROBAKO」です。  「武蔵野アニメーション」に入社した宮守あおいを主人公に仕事をテーマとした

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