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月15,000円で入り放題!アドウェイズ会長・岡村陽久が仕掛ける会員制定額サウナの全貌とは?

会長となった岡村による「3つの計画」。前回はその一つ、キャンプ事業の詳細が明かされた。今回、岡村の口から語られるのは2つ目の計画「サウナ事業」だ。2月から六本木ヒルズ近くに第一号店がオープンするという「オールドルーキーサウナ」の全貌とは?

都内のサウナ混みすぎ問題を解決したかった

高山:そもそも、なんで会員制のサウナを作ろうと思ったんですか?

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好きが高じてサウナ事業を始める岡村

岡村:今、都内のサウナってめちゃくちゃ混んでて、自分のペースでサウナに入るのが非常に難しくなってきているんですよ。でも会員制にして利用人数を制限すれば、サウナ室の前で並んだり、休憩用の椅子を探したりせずに、サウナを楽しめる。そんな自分のリズムとテンポで入れるサウナを作りたかったんです。

西久保:あと、「オールドルーキーサウナ」は招待制でもあるんですよね。

岡村:そうです。招待制にしてマナーの良いお客さんだけを招き、快適な空間にすることが狙いです。

高山:確かに、サウナ室の前に並ぶのは恥ずかしかったですし、怖い人がいると萎縮しちゃいますよね。そのサウナはいつからスタートなんですか?

岡村:まずは2月に六本木通り店を、次に渋谷と新宿に1店舗ずつ作る予定です。とりあえず1年くらいはプレオープンという形でその3店舗を営業します。

高山:「プレ」がまあまあ長くないですか? 

岡村:なんせ全く初めてのことなんで、とりあえず試験的に運営してベストな形を探っていきたいんですよ。最終的には200店舗を目指してるけど、それまでにいろいろ失敗しておきたい。

正式オープン後は365日24時間サウナ入り放題

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西久保:じゃあ、今の段階で決まっていることって?

岡村:先ほど言った通り、完全会員制であることと招待制であることです。プレオープン中の営業時間は、平日18時~27時、土日祝日12時~27時。どちらも最終受付は26時を予定しています。ちなみにこのプレオープン期間は予約なしで入店できます。

正式オープンしたら24時間365日体制にして、エニタイムフィットネスみたいにどの店舗でも好きなときにサウナに入れるようにしたいですね。で、混雑する時間帯だけ事前予約システムを導入したりして混雑への配慮を徹底的に考えます。それでもって月額15,000円(税別)で入り放題です。

高山:月15,000円か。一般的なサウナって1回1,500円〜2,000円くらいでしたっけ?

西久保:大体そんな値段ですね。月15,000円なら、1ヶ月毎日行けば1回500円か。週に3日~4日だと、1回1,000円。行けば行くほどお得ですね。

岡村:これまでって、週に1、2回サウナに行ければ満足できた人も大勢いると思いますが、大半の人がもうそれでは満足できない体に徐々になってきてると思うんですよね。なのでどれだけ行っても定額のサウナを作りたかったんです。1日1回に満足できない人は、1日2回でも3回でも来てもらいたいですし、なんならサウナの中に家を建てたいと思う人も出てくると思うんです。

西久保:それはないと思います。

実験を重ねて完成したこだわりのサウナストーブと水風呂

西久保:サウナにとって肝心な、サウナ室の熱さや水風呂の温度はどうなんですか?

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岡村:今回はそこをめちゃくちゃこだわりました。今、サウナ室は「湿度高めの高温」が求められてると思ってます。なので、最初に設計士さんが提案してくれたサウナストーブ案は却下して、その3段階上の出力レベルのサウナストーブを導入しました。さらに、オートロウリュにもセルフロウリュにも対応できるようにしてもらい、熱気が逃げないようにサウナ室の出入り口には二重扉を設置してもらっています。

高山:水風呂はどうですか?

岡村:まず、サウナ室から出てきた人間が水風呂に入ると、水風呂の温度がどのくらい上昇するのかを設計士さんと一緒に実験したんです。さまざまな体重の人間で実験を重ねました。その結果をもとに、冷たい水温を維持するための出力のチラー(冷却機)を導き出し、さらにその倍の出力のチラーを導入しました。

西久保:その綿密な実験って必要でした?

岡村:はい、必要でした。設計士さんが計算した倍の出力の機材を入れることで「冷たい水がでない」という悩みを初めから解消する必要があったんです。

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高山:意外と心配性なんですね。

熱波師もやるし、うちわも仰ぐし、背中も流す所存の岡村

西久保:休憩室もあるんですよね?

岡村:はい。休憩するための部屋、通称「ととのい室」を用意しています。そこは壁で区切られた部屋で、窓が開き、外気を取り入れることができます。この、外気を取り入れられる物件を探すのに3か月かかりました。ちなみに、夏場は外気が温かいので、窓を閉め切りエアコンで温度を下げ、送風機で風を送ります。これで、オールシーズン快適な空間を届けられます。

高山:ところで、このオールドルーキーサウナで岡村さんはどういう役割になるんですか?

岡村:熱波師もやるし、ととのい室でうちわも仰ぐし、要望があれば背中も流します。あと、なんか相談とかあれば聞きます。しばらくは毎日のように店に顔を出そうと思っているので、気軽に話しかけてください。

高山:じゃあ、僕の背中も流してください。

岡村:高山さんは西久保さんに流してもらってください。

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西久保:いやです。

岡村:あと、いちおうサウナ会社(株式会社オールドルーキー)の社長もやります。アドウェイズの子会社として、サウナ事業を拡大していきます。

西久保:それを先に言ってください。

岡村:ただ、僕だけだと手が足りないので、プロデューサーとしてそこにいるトモに入ってもらっています。立ち上げにあたって、僕が考えていること、やりたいことは全てトモが形にしてくれました。

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とある工場三代目兼サウナ事業プロデューサーのトモ(参照:アドウェイズ会長になった岡村陽久が、新潟・燕三条の「金属加工工場」を受け継いだワケ

西久保:最後に、告知しておくことはありますか?

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岡村:一つお詫びがあって、今回の六本木通り店は男性専用なんです。防犯上の問題がクリアできたら女性専用の店舗もオープンする予定ですが、それまではどうしてもお待たせすることになってしまいます。ですので、たとえば六本木通り店で月に数回、女性を無料で招待するイベントなどを仕掛けたいと思っています。まずはプレオープンしてみて、様子を見ながらいろいろトライしていきたいですね。是非、下記URLを覗いて見てください。


オールドルーキーサウナHP
      ↓
https://oldrookiesauna.com/

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