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難聴の原因が希少疾患とわかって人工内耳になるまでの体験まとめ(2)

補聴器をつくるの巻2

2月18日の10:00にZ耳鼻科に行く。
補聴器やさんと会い,自分の聴力データに合うよう調整してもらった補聴器を作ってもらう。

じつは,ポスドクになった頃くらいに,体温計などで知られるメーカーのドラッグストアでうっている安い簡易的な補聴器を使っていた。が,まわりの雑音が大きく聞こえるし,風の音は増幅されるしで,聞こえる音や聞きたい音がマスキングされるありさまで,途中で使うのをやめてしまったのだった。

今回試用することになったのは,大手外資系メーカーのSなんとかいうシリーズの耳かけ型(写真)。「補聴器=肌色のでかい機器」というイメージはこわれました。


雑音をカットしてくれたり,風の音はおさえてくれたり,装用時間や音量調節が記録されて調節時にデータを利用できたりなどすさまじい高機能である。
低い音がだめなので,そのあたりを少しだけあげるよう調整してもらった。いきなり正常範囲まであげると,すごいうるさく感じられるらしい。じっさい,つけていてすこし大きくなったか?というくらい。

来週,再来週はスクーリングとかで補聴器やさんと都合があわず,しばらく試してから3月にまた来ることになったのだった。
補聴器の相談の後に診察してもらい,せっかく遠くから来たのだからと,鼻のほうもひきつづきなおしていくことになった。よく効くにがい漢方も次回までの分たくさんもらう。「患者」になっている時は,気持ちが弱くなっているので,症状が軽くなったことによかったといってもらえたりなど,ちょっとしたことばで救われた気持ちになるのだった。

ところで補聴器の価格であるが。機能が多いほど高くなる。
片方だけでもわたくしの月収をはるかにこえちゃうのだった。

だれか仕事下さい…。

つづく
2009年02月21日01:07


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