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GWサイエンス教室を実施しました①

ゴールデンウィークの4月、6名の参加者を迎え、サイエンス教室「望遠鏡を作って天体観測!」を行いました。

接眼レンズを組み立てています

望遠鏡のしくみや特徴についての話を聞いてから、望遠鏡づくりに取り組みました。部品一つ一つを確認しながら、手順に従って組み立てていきます。初めは、接眼レンズを組み立てます。3枚のレンズの形や向きに気を付けながらケースに収めます。

一つ一つの部品を組み上げていきます

次に、対物レンズを鏡筒に収めて、接眼レンズと組み合わせ、隙間を防ぐテープを張って出来上がりです。始まってから1時間ほどで天体望遠鏡が完成しました。付属している白いシールに思い思いのイラストや文字を書いて鏡筒に貼ると、自分だけのオリジナルの天体望遠鏡ができあがりです。

「よく見える!」と驚きの声

早速、望遠鏡をのぞいてみます。三脚 に固定してピントをきちんと合わせると、参加者の皆さんはその見え方にびっくりです。「思った以上によく見える」「(近くの草花をのぞいて)ルーペで観察しているみたい」「山の頂上が見える」など、驚きの声が聞こえました。

シロヤシオの花を見ているのかな?

今回作った天体望遠鏡の対物レンズは、直径が4㎝で2枚のガラス製のレンズを張り合わせてできています。1枚のレンズよりも色やゆがみなどを補正できるため、想像以上にはっきりと見えます。また15倍の倍率 は、月を観るのにちょうどよい倍率です。手振れを防ぐために望遠鏡を三脚に固定すれば、木星の4大衛星(ガリレオ衛星)も見ることができます。

この日の夜に予定していた星空観察会は、曇りのため室内での星空案内となってしまいました。ぜひ、実際の夜空で惑星や月、星雲や星団など観察してほしいと思います。

星空カードを配りました

星のソムリエ®
片股ジムニー

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