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「焼鳥にほん晴れ」に行った。2024年5月の話。

先日お招きをいただいて北九州市の小倉にある
天然温泉 コロナの湯 小倉店 でロウリュのイベントを行った。
お集まりいただいた皆さん、
コロナの湯でお世話になった関係者の皆さん、ありがとう御座いました!

(コロナの湯小倉店支配人の藤井さんと)

最初 オファーをいただいて、
北九州の小倉か!となったとき、
妻のtamamixが
「じゃあ博多にも行って ひろくん の弟にも会おうよ」と言ってくれた。
(ちなみにボクの本名はヒロフミでtamamixはボクの事を「ひろくん」と呼ぶ)
小倉から博多ってどのくらいの距離なんだろうと2人で調べたら思ったよりもけっこう距離あった
例えば「大阪→京都」ぐらいの距離はあるんだ。

「それなら前乗りして行こうよ。」
「そうするか!」

ボクとtamamixは弟の予定も聞かずに盛り上がっていった。

いずれにせよ前乗りすればコロナの湯小倉店のサウナを事前にチェックする事ができる。

コロナの湯小倉店でロウリュを行うのは初めてであり、事前にサウナや設置されているヒーターを確認しておく事は最重要だ。


後日弟の「ウルフ井上」に連絡したところ
その日は夕方から自身が店長をつとめている
「焼鳥にほん晴れ」で働いている。
と言うことなのでコロナの湯小倉店でサウナを拝見させていただいた後、
小倉から博多に移動して
「焼鳥にほん晴れ」に向かう事にした。

tamamixが
「…こう行って、…こう行こうよ」と旅のスケジュールを素早く組んでくれた。
いつもありがとう、tamamix。


現在は結婚して子供もいる弟の「ウルフ井上」(本名 井上 亮平)

(画像左の人物が弟のウルフ井上)

ボクは大阪でローストビーフ丼店の店長をしながら母親の成子と暮らしていた彼がいつの間にか九州に行ったとは知らなかった。


あれ何年前かな?
データを見ると2018年頃の終わりぐらいの時期。
母親に電話した時に亮平の話になり
「なんかどっか行くって言うて、行ってもうたで」

と 普通にそういうことを言うので
ボクも 「まぁ、ちょっと出かけたんだんだろう」と思っていたら
…どうやら違う。

母親と暮らす家を完全に引っ越したことが明らかになって、
母親に「どこ行ったの?」と聞いても
「さあ、知らんで」とこれまた普通に言うのだ。

何週間かボクの中では弟が消息不明になってしまったのだ。
(当時は弟のLINEはおろかSNSでもやり取りはしてなかったしね)


そこでボクはSNSを操り弟の消息を追う事にした。
そうすると どうやら 福岡で 
「にほん晴れ」と言う焼鳥屋さんで働いている、と言う情報のタレコミがあり、
そしてボクはさらに捜索するのであった↓

(2019年のボクのTweet(現Xのポスト)から)

それで詳細を得て現在に至った。


tamamixと小倉から新幹線で博多に行って
街を歩いた。
プロレス時代は博多と言えば博多スターレーンだ。
だいたい巡業で来てもそことコンビニとかホカ弁しか行かなかった。
そんな事を思い出していたら
「焼鳥にほん晴れ」に着いた。

焼鳥にほん晴れ 入口

何年ぶりに弟に会ったのか?忘れた。。
しばらくして弟の奥様みこちゃんとまだ小さい娘さんの あおちゃん(1才3ヶ月)が来てくれた。

みんなに会えた。

 ウルフ井上が一生懸命に働いていた、
お客さんと対話し、「はい!」と言って注文を取り、厨房で焼鳥を焼いていた。

…そう言うとウルフ井上が初めてやったパートタイマーが大阪の実家の近くにあった居酒屋だったっけなぁ、など思い出す。

 「焼鳥にほん晴れ」は大繁盛だった。
オープン時間に突撃したのだがものの30分で満席になった。

お店のオーナーの方にもそのお母さんもわざわざご挨拶にきてくれた。

そしてボクと娘さんの あおちゃん とはどうやら友達になれた気がする。


弟は大阪で祖母のユキさんが亡くなったとき
「今までありがとーッ!!」と言って号泣した、
父親の二郎が死んだとき
オレに何か言いたそうに
薄暗い井上プロレスの工場で何十分も無言のまま椅子に座っているオレを見つめていた。

優しい。

「焼鳥にほん晴れ」には働いている人が何人も居る。
ボクはウルフ井上の前腕の裏側の筋肉を見ていた、
ふくれている筋肉を見て
「強くなったんだろうなー」と思う。


 繁盛している店の中でウルフ井上に聞いた
「もし あおちゃん が将来自分が行きたいと言った学校に行ったのに朝寝てばかりで起きなくなったらどうする?」

弟は笑い、ボクも笑った。


幸せな時間をありがとう!
これからもっとご家族、皆さんと幸せでいてほしい!


「焼鳥にほん晴れ」は美味しい!!


(おまけ)
ちなみに本名の井上亮平の名前の由来だが、当時放送していたNHKの連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」の主人公の旦那さん(滝田栄さん)の名前だ。
祖母のユキさんと母、成子が「これでええやん」と言って決めたのだ。
おそらく好みだったのだろう。亮平、読んでいるか?
隣で聞いていたオレはしっかりと覚えているぞ。






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