見出し画像

やらなければいけないことから自分のキャリアを見つめてみる〜人生をハピオブに生きるキャリア論〜

皆さん、こんにちは。

キャリアを形成する際に最も大切で、他に譲ることのできない価値観や欲求のことを「キャリア・アンカー」と言います。マサチューセッツ工科大学のシャイン教授が提唱しているキャリア形成の概念です。

《3つの要素》
コンピタンス・・・能力。できること
動機・・・欲求、やりたいこと
価値観・・・やるべきこと

《8つのカテゴリー》
1.専門・職能別・・・自分の技能・専門性が高まり、活用できること、
2.全般管理・・・組織の中で、責任のある役割を担うこと、
3.自立・独立・・・仕事を自分のやり方で仕切っていくこと、
4.保障・安定・・・会社の雇用保障などの経済的な安定のこと、
5.独創性・・・クリエイティブに新しいことを生み出す、自身が会社や事業を起こす機会、
6.奉仕・社会貢献・・・社会に貢献したり、奉仕したりすること、
7.純粋な挑戦・・・解決困難な問題に挑むこと、
8.ライフスタイル・・・個人的な欲求と家族・仕事とのバランスを調整することとなります。

HRproより引用

上記の要素やカテゴリーを参考にすると、キャリア形成の基本事項が明確になり、的確にキャリアを積んでいけると言われています。自己分析ツールのひとつとしても活用できそうですね。


キャリア形成のスタートは

我々の世界(キャリア支援の業界)ではよく「Will・Can・Must」という言葉がよく使われます。きっと聞いたことがある方も多いでしょう。一般的な順序は前記した通りで、まずはやりたいことに目を向けることが大切であると言われています。

しかし、私はあえて「Must・Can・Will」で自己分析することを推奨しています。まずはやらなければいけないこと(我々の言葉では使命)を考えることが、キャリアを明確にする上では重要であると考えています。

人生に対する主体性

人生は紛れもなく自分自身が主人公ですが、主人公だからといって全てに主体的になる必要はありません。生まれた瞬間から生きる意味を思考する人間は一人もいません。

私たちの命は祖先と両親から「与えられたもの」です。名を授かることも含めて、それなりも意味を持って生きることができます。まずは自分が何を使命に生きることができるのかについて「やらなければいけないこと」の視点から考えてみることも立派な選択肢です。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?