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今日は数年ぶりに合同企業説明会に出展企業として参加してきた。
理系学生向けに開催されたもので、出展企業もメーカーやIT系など理系職種の採用を行っている企業ばかりである。

出展企業は学生入場の1時間半ほど前に会場入りして、ブースのセッティングを行う。
真っ白なパーテーションにバナー(垂れ幕)を吊るしたり、椅子に企業ロゴの入ったカバーをかけたり、プロジェクターやスピーカー、資料の準備を行って、開始時間に備える。

このとき、大抵の企業担当者は自社ブースの周りのブースをちらちらと見ながら様子を観察する。

どんな風にブースを飾り付けているのか。何をキャッチに集客しようとしているのか。何人体制で来ているのか。採用担当者だけなのか、現場の社員を動員しているのか。そんな情報を集めながら、次回の参考にしていく。


私が今日、まず気が付いたのは、企業担当者の足元だ。
企業担当者の服装は、大抵の場合スーツであることが多い。ネクタイの有無は季節だったり、会場の室温だったり、企業のカルチャーによって異なる。
一部、IT系の企業だったり、外資系企業が、デニムにTシャツとかカジュアルな恰好で参加していることもある。

スーツを着ている企業の場合、以前までであれば当然といっていいほど、男性社員は革靴を履き、女性社員はヒールを履いている企業が多かったが、今日見回していると、スーツにスニーカーという企業もあった。さらに女性社員はヒールのないペタンコの靴を履いている人がほとんどだった。

合同企業説明会は会場入りしてから、後片付けが終わって会場を出るまで、ほとんど立ちっぱなしである。およそ8~10時間くらい。
これまでヒールを履いていた方が異常・・・とまでは言わないまでも、女性たちの凄まじい我慢強さの表れだったのだろう。靴のカカトの有無で一般的な仕事の良し悪しに影響があるとは思えないので、歩きやすい健康的な足に合った靴で参加するのがよいと思う。完全に個人的な意見だけれど。


開始時刻になって、学生が入場してくると、彼らの服装にも個性が感じられた。
これまたひと昔前であれば、リクルートスーツの学生が9割。オフィスカジュアルっぽい学生が少々。たまーに完全な私服という様相だった。
しかし、本日の学生たちは6割くらいがリクルートスーツだったが、残りは私服だったりカジュアルな恰好だった。あと下半身はスーツなのだけれど、上半身はワイシャツだけで上着無しというタイプもけっこう見かけた。

10月も下旬とは言え、今日も20度を越えていたので、きっと暑かったのだろうと思う。

個人的に、私は普段スーツを着ることがないわりに、スーツを着ることは好きなので、一旦スーツに袖を通したら、基本的に家に帰るまでネクタイを弛めることはないし、上着を脱ぐこともない。(普段スーツを着ないので、ある種のコスプレとして楽しんでいる感じ)
スーツをお洒落に着崩す人もいるけれど、なんとなくカチっとしっかり着ている方が好きなので、上着を着ていない学生を見ると、せっかくだから着ればいいのにと余計なことを思ってしまう。


まぁ、いずれにしても服装に関する考え方は多様性と自由度が増している昨今なので、よほど清潔感がないとかっていうことがなければ、スーツを着ている、着ていない、気崩しているなどによって、その学生に対する評価を大きく変えることは無い。
#清潔感は服装以前に、一緒に人としてのマナー的な部分なので結構大事。


というわけで、今日は合説における企業社員と学生の服装について書いてみました。
出展企業にとっても、合説は体力を使うし、けっこう大変だったりするのですが、色々な学生と直接話せることもあるし、終わった後は心地よい疲労感と爽快感があるので、楽しい仕事だったりもします。何よりプレゼンって楽しいし。

学生も採用担当もまずは基礎体力はとっても大事。
これから寒くなりますが、健康にはくれぐれも気を付けていきましょう!


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