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キャリアコンサルタントの皆様、オススメの書籍を教えてください

私自信も一応ながらキャリコンサルティングに関する国家資格を取得している。キャリアコンサルティング技能士(2級)というやつだ。

キャリアコンサルタントの働き方というのは、いくつかのパターンがある。
①企業内の人事として社員のキャリア相談に対応する(専任か兼務かは企業による)
②学校法人の職員として学生の就職相談やアドバイスを行う
③ハローワークなどの公的機関で就業支援を行う
④キャリアコンサルタント事務所や団体に所属し、キャリアに関する業務を行う(必ずしも個人への相談やアドバイスとは限らない)
⑤自分自身でキャリアコンサルタント事務所を開業する、またはフリーのコンサルタントとして活動を行う
⑥1~5のいずれかを複数掛け持ちして活動を行う

私は法人や特定の団体には所属していないので、キャリアコンサルタントとしての活動は⑤のフリーランスという形態で行っている。


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それぞれの働き方には、当然一長一短あるが、これはまた別の記事にまとめたいと思う。

キャリアコンサルタントとしての技量を向上させるものは、主に2つあると考えている。

一つは、経験である。
どれだけたくさんの相談に乗るか。また数だけではなく、経験した相談内容のバリエーションの豊富さが、コンサルタントとしての幅みたいなものを拡げてくれると考えている。
例えば、大学の就職課で学生向けの就職支援を行っている方であれば、毎年かなりの数の学生のサポートをすることになるので、面談数というのはあっという間に積みあがっていく。一方で、クライアント(相談者)は基本的に学生であるため、相談内容のバラエティという点では限定的になりがちである。

より専門性の高いキャリアコンサルタントを目指すのか、或いはジェネラルに対応できるようになりたいかで、どのように経験を積んでいくのかという方向性が変わってくるだろう。(実際には、経験を積んでいく中で方向性が絞られていくということの方が多いかもしれない)


あともう一つ、キャリアコンサルタントとしての技量を向上させる要素として挙げられるのが、知識量だと考えている。
キャリア理論についての知識、面談技法についての知識、職業や業界に対する知識、労働法に関する知識、仕事と所得に対する知識、ツールに関する知識、、、、様々な知識があるが、いずれにしても知識をたくさんもっていれば、それだけ対応の引き出しが増える。

知識は、実践を通じて学ぶこともあるし、先輩や同僚からインプットを得ることもあるだろうし、書籍やメディアなどから収集する場合や、勉強会などで身に付けるという場合もある。

何かしらの団体に所属して活動をしているコンサルタントであれば、アドバイスを受ける機会や研修などを受ける機会、すなわち誰か他の人からインプットが得られる機会というのが、自然とめぐってくることがある。

対して、どこにも所属していないフリーランスの場合は、自分から集めに行かなければ、自然とインプットのきっかけが転がってくるなんてことはほとんどない。


というわけで、長々と書いてしまいましたが、ここからが今日の本題

キャリアコンサルタントとして活動をされている方、その他何かしらの形でキャリアに関する活動に携わっている方。キャリアコンサルタントとしての活動を行う上でオススメの書籍があれば、コメント欄にて教えて頂けないでしょうか?

さらに要望を挙げるならば、キャリア理論や面談技法に関するようなどちらかといえばアカデミック寄りの内容があれば、より理想的な感じです。もし何かあればご教示頂けると嬉しいです。


個人的なオススメはこちらです。
キャリアに関する書籍ではありませんが、面談技法の参考として、コーチング手法として、参考になる部分がいくつもありました。



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