見出し画像

ガネーシャが教えてくれたこと。モノゴトは諦めてもいい?

最近、
久しぶりに
読書熱が上がってきている。

以前、
noteでも書いたような気もするけれど、
私の読書熱には波がある。


読みたい読みたい読みたい読みたい


と、読み終わった瞬間に、
次から次へと Kindle をポチポチするほど、
本を読みまくるときがある。


それに対して、


・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・


と、全く読書をしない期間がある。


およそ、
3~6か月スパンくらいで、


読む 読まない 読む 読まない と、
自分のテンションが入れ替わる。


今は、 読む  時期らしい。
ビジネス書を立て続けに読みまくっている。

ちなみに、
マンガについてはこの限りではなく、
年間を通じて、何かしら読んでいる。


*******
最近読んだ本の多くは、
noteで誰かがオススメしていたような、
私にとって、 はじめまして の本ばかりだ。


そんな中で、
ふいに、ある本を読み返したくなった。


その本は 2007年に出版され、
未だに本屋さんでは平積みなっているのを見かけるほど、
非常に 売れた 本だ。

おそらく既に読まれた方も多いと思うけれど、
簡単にご紹介しておく。

ある日、主人公が家に帰ると、
見知らぬ生き物が部屋にいる。

ーーーガネーシャ(インドの象の神様)だ。

主人公は、
イケてない自分を変えたいと強く願い、
ガネーシャは、変わるための「宿題」を与える。

主人公は、ガネーシャをうさん臭く思いながらも、
一つ、一つと宿題に取り組みながら、
自分の成長や変化を実感するーーー

この本は
主人公と神様の対話形式で描かれているのだけれど、

神様 として描かれる「ガネーシャ」が、
食いしん坊で、
チヤホヤされたがりで、
おまけに 関西弁 という、
不思議な設定ではあるのだけれど、
そこが妙に人間らしく、この本をユーモアで読みやすいものにしている。


*******
私がこの本を初めて読んだのは、
もう10年くらい前だろうか。もうはっきり覚えていない。

今回、改めて読もうと思ったきっかけも、
特に何かあるわけではなく、
ふと、読みたいなと思ったのだ。

すぐにKindleのライブラリから検索して、
ダウンロードする。


過去に読んだ本ではあるけれど、
こまかな内容は覚えていなかったので、
新鮮な気持ちでページをめくる。


今回、改めて読み返す中で、
特に印象に残った文章がある。

ガネーシャ「あきらめてもええんやで。自分に向いてない分野や思たら、あきらめてもええんや」

主人公「そ、そうなんですか?」

ガネーシャ「あたりまえや。だって、自分がその作業に没頭しても、それを誰も喜ばんかったら、サービスになってへんから、自分、成功せえへんやん」

~中略~

ガネーシャ「一つだけ、絶対にあきらめたらあかんことがある」

主人公「それは何ですか?」

ガネーシャ「『自分』や。自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある。そのことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまでそれを探し続けなあかん。自分自身に対してはあきらめたらあかん」


最近、
ものごとを 続けるか、辞めるか という相談を受けたり、
そのようなことをテーマにした noteの投稿を見ることがある。
私自身も、毎日note投稿をするかどうかを考えたことだってある。


ものごとを途中で辞めてしまうことは、
逃げ だったり、 弱さ だったり、
ネガティブな感情を持ってしまうことがある。

かといって、
いつまでも ダラダラ と続けることも 違和感 を感じる。


その答えが、
この文章に詰まっていると はっ と気が付いた。

続けるか、辞めるかの基準を

自分ではなく
誰かの役に立っているか 

と、考えればよかったのだ。



今やっていることで、
誰かの役に立っていないと思ったら、
切り替えて、役に立てる場所を探せばいいのだ。



人にはそれぞれ、強み も 弱み もあり、
1人1人に合った 役割 がある。


自分の持っている 知識 や 能力 を

何に生かすことが出来るのか。
誰の悩みを解決することが出来るのか。

そんな視点で考えてみれば、
自分軸」も見つけやすいのかもしれない。


以前に、ガネーシャ の話を聞いたときは、
そこまで ピン とはこなかったけれど、
何年も経って、読み返してみると、
改めて気づきがあった。


やっぱり、売れてる本にはそれだけの理由があるんだな。
多くの、そして様々な立場の人が 共感したり、 イイ と思ったってことだから。

この記事が参加している募集

読書感想文

サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。