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ATEETAさんからの依頼で、日本芸術高等学園で、その生徒たちとCyber BunnyのPVを撮ったのが公開された件。

ATEETAさんからの依頼で、日本芸術高等学園で、その生徒たちとCyber BunnyのPVを撮ったのが公開されました。

Sweet Slight Bloom / Cyber Bunny
https://youtu.be/BJKwavGA4QE?si=hzLTDUPkL_XhN-Qi

今年の1月に、かつてキャラメルボックスの劇中曲でさんざんお世話になったATEETAさんから連絡があり、「今自分が音楽プロデュースを手がけているCyber Bunnyというアーティストの新作PV制作にあたり、学校が舞台のものを企画中なので、加藤さん、協力してくれませんか?(←ザクっと言うとこんな感じ)」というメッセージが届きました。

そもそもネビュラプロジェクト破産後、劇団時代に仕事でお付き合いがあった方から連絡をいただくこと自体が超レアだったため、僕のことを覚えていてくださったこと自体が嬉しかったのですが、僕の現状をご承知の上での「お仕事」の依頼がとても嬉しかったのです。

■3月22日にXで行なった匂わせツイートはこちら
https://twitter.com/Katoh_Masafumi/status/1771174950948475203

そこで毎週通っている、西国分寺にある「日本芸術高等学園」に打診したところ、快くお受けいただけることとなりました。

■日本芸術高等学園
https://ngk.nichigei.ac.jp

僕の仕事はここまで、と思っていたところ、演技指導もやってほしい、とATEETAさん(PV上ではJim Bayさん)から依頼されたので快く引き受けました。

学校の方では、春休みに入っていたにも関わらず企画の詳細を在学中の生徒に連絡、希望者全員を出演させることにいたしました。希望者がわかった時点でATEETAさんから連絡をいただき、基本のキャスティングを伝えて、オーディション無しで全員出演させることに決め、あとは当日ぶっつけ。なぜなら、日本芸術高等学園の生徒たちはこのPV撮影で要求されるであろうことを全員クリアできているという自負があったからです。

参加希望があった生徒たちの名前を確認すると、普段から人懐っこく話しかけにきてくれていて、前年の文化祭の発表で活躍しているのをチェックしていた1年生の横島里香がいたので、主役にキャスティング。あと、準主役の男子生徒役もいたのですが、直前に体調不良でキャンセル。

呆然としていた僕達に、学校側スタッフの山本先生から「2年の青木沙羅はどうですか?ボーイッシュだからいけませんかね?」と。……ナイスアイディア!!

結論から言うと、このキャスティングがばっちりハマった作品になったかと思います。山本先生、ありがとうございました。

3月。
撮影当日に行ってみると、撮影スタッフはみんな日本語が話せる外国人(主に米国人らしかったです)。
ハイテンションなのに的確で繊細な仕事をされているのを見て、羨望の眼差しを向けてしまいました。スタッフたちからは「Jim」と呼ばれているATEETAさん、今はこういう方々と仕事してるんだなぁ、と感心。

聞くと、YouTubeのPV制作を専門にしている人たちはこんな感じのチームが多いそう。

そして撮影開始。

収録スタッフたちから「次はこういうシーンだがキャストはどうする」と言われて、僕がキャスティングして撮影を進めていきます。結果、全員にアップがあったかと思います。

最初、教室でめちゃくちゃ踊るシーンでは、3月で卒業した先輩2人を配置。高身長の前髪パッツンの熊倉は、昨年の文化祭における最も重要なダンスパフォーマンスのセンターを務めていた人物で、もう一人の野本はヒップホップ部の部長。

……あ、ちなみに日本芸術高等学園はパフォーマンスを学ぶ専修高等学校なので、英語・国語・社会以外はさまざまなダンスや演奏や演技の授業が必修で組まれているのです。さらに、多彩な部活もあって、細分化されたダンスパフォーマンスも行われています。

そのため、みんなが事前に渡された振付動画をマスターしてきていて、スムーズに撮影が進みました。

その結果、全員で踊るシーンなどで、振り付けの追加がされました。
「こんなに踊れるんならもっとやろう」。「普通の日本の高校生にできそうな振り付け」を用意してきた振付担当のローラさんにとって、彼女たちは「もっともっと踊らせたい」という対象になったのでしょうね。

教室での撮影後、エントランスへ。
エンディングの全員揃ってのダンスシーンの撮影は圧巻でした。
みんなが、振付を上回る「自分の踊り」を披露してくれているのにただただ感激。
撮影スタッフからは「マーベラス!!」「エクセレント!!」というつぶやきが漏れていました。

ちなみに僕の「演技指導」は、「もっと、カメラが狙っている方に体を向けなさい」くらいなもん。主演の横島や青木を含めたみんなは、台本(ディレクターの指示)の意図に沿った自分なりの演技をしてくれて、それで成立させていました。

PVの完成後、出演していたメンバーもいる2・3年生の選択科目の授業と、4月に入ってきた1年生の必修科目で見せてみました。
2・3年生はよく知っている生徒たちの晴れ姿に感心、1年生たちは先輩たちの活躍に惚れ惚れとして自分達の未来を楽しみにしてくれていました。

苦労なんて微塵もない、楽しい現場だったCyber BunnyさんのPV撮影。
是非何度もご覧いただいて、生徒たちの今とこれからを楽しみにしていただきたいと思います。

……ちなみにこのPVに出演している生徒たちへの問合せや出演依頼は、芸能事務所などに所属している者も含めて、日本芸術高等学園までお願いいたします。

■日本芸術高等学園問合せメールアドレス ngk@nichigei.ac.jp

■Sweet Slight Bloom / Cyber Bunny PV
https://youtu.be/BJKwavGA4QE?si=WaEEo1HPIRU0-z1W

※ちなみに、このPVは現在Jim Bayさんの新しくできたYouTubeチャンネルでのみ公開中。Cyber Bunnyさんはアメリカで人気があるものの日本では知られていないため、まずは密かに新チャンネルで公開している、とのこと。Cyber Bunnyさんの公式チャンネルではショート動画を小出しにしながらプロモーションしつつ、いずれ公開する、とのことです。

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