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関係各所への連絡・連携(1)

私が眠り続けている間にも 家族のすべきことは多々あって。

私は女三姉妹の中間子で、実の父母は当時 90歳と85歳でありがたいことに現在も(ある意味私よりかなり)健在。
なお 私の姉には近親家族に脳出血経験者がいたため、治療や経過,療養に関わるさまざまについて、手続きも含め知識が豊富ということもあり、伴侶は2日夜 病院に着くや着かずのタイミングで まず1番に姉に連絡、手術を終えた3日朝 伴侶・娘・姉 3人のlineで仔細を報告している。

姉からは まず、勤務先への報告・連絡・相談を とのアドバイス。
私の勤務先の所属部署は課員各自に緊急連絡リストを配布しており、もちろん私も当日携行していたものの、家族に非常時はこれを見てこの方へ連絡! との情報共有は行えていませんでした。(戒めるべきは どんな非常事態が起こっても自分だけは絶対大丈夫という根拠のない自信
家族もそのリストの存在を知り得ず、社用携帯も使用できなかったので、娘が私の個人携帯 Line から「きっとこの方は母と職場で近しそう」と類推できた方に5月3日の朝 まずは現時点の状況をお伝えし、どなたに連絡すべきか相談。上長の連絡先番号とメールアドレスを教えていただきました。
そして伴侶からあらためて その日のうちに 上長に電話にて事態を報告。まずは第一段階クリア。

さて、私の高齢の父母にどう伝えるか
私と娘は GoldenWeek ということで彼女の大学卒業・入社報告を兼ね て、彼女は5月3日、私は4日の夕刻のANA便 で それぞれ我が実家 に帰省する予定を組んでいました。
この状況で私が行けるはずは当然なく、祖父母への対応をどうしたものか と娘はわが姉に相談。気丈夫とはいえ父母も後期高齢者、さすがに本件 いきなりの事実はショックが大きかろうしばらくは時間を稼ぎましょ。 
と、3日私の郷里に帰省した娘はわが母に「母(かおり)はお仕事上の急用ができて明日 関西に来れなくなったんだって。だから悪いけど 今回は私一人だね」と。
後から振り返った我が父母、娘の堂々とした女優っぷりに 疑いを持たなかったそうな。あっぱれ。

病院側から渡された長期入院に際して用意すべき身の回りの品リストを準備できた 伴侶は 5月4日午後再来院
主治医 Dr.F と面談。以下は伴侶から娘への報告Line(私は ほんのつい最近、初めて読ませてもらいました)

「今のところ問題なし、出血は止まっているけれど、予想通り 昨日よりも頭部は腫れてる。 この前 一緒に見た時には頭が凹んで見えたけど、今日は 骨がないこともわからないくらい、少し膨らんでいた。
ただ今日のCT写真で内部への圧迫はなくなっているとわかったらしい。
5月8日 にようやくいろいろ確認できるらしくて、その結果次第で 今後どうしていくかが決まるって。なので俺は その日午後から会社休んで また先生から説明を受ける。その夕方にママの上長さんと 駅前でお会いしてお話しする予定。 とにかく月曜が大きな分岐点だね。
月曜の段階では 話せるとかではなく目を開く程度ぽくて、麻酔から覚めて自律呼吸ができるか、手足を動かせるか、話が聞こえるか、見えるのか..など色々確認するらしい。
ただ、ここまでのレベルの頭部損傷だとリハビリは不可欠だと思っておいた方がいい、特に左利きということもあるし..というお話しだった。
お話の最中 ママの手を握ってみたら凄く冷たくてびっくりした。あえて低温にすることで脳への負担を軽くさせているらしい」

そのほか それぞれが細かく 不安に感じていることも二人で共有して、
励まし合いながら協力してくれていたのが 字面から感じられて、
グッと来てしまいました。
実に 実に申し訳ない、そして支えてくれてありがとう。



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