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「神戸の専攻医過労自殺」へのネットの反応について、思うこと。【時事ネタ】

今年の夏に入ってきた「神戸の専攻医過労自殺」のニュース。
当該ニュースについては僕のブログにも散々書きました。
このnoteでは当該ニュースについての「ネットの反応」について、思うところを書きます。


ざっとネットニュースなんかを見ていると、医療関係者のものと思しきコメントが挙がっているのですが、やっぱり、といいますか、彼らのコメントのプライドが高めなんですわ、これが・・・。

だれも聞いていないのに「私の研修医のころは・・・」だの「自分のときは100日どころか半年は帰れず・・・」だの。隙あらば自分語り・・・・。聞いてねえ、っつーの。そういうコメントの集合体が、若手を追い込んでいるっていう現実が分からないのか。

わざわざコメントしちゃうあたり、自分が一番に可愛いし自分をアピールしたい。たいして自殺者の彼のことなんて、考えておらんのよね。「俺の事みてくれーーーーー」ってだけ・・・。あほくさ。


医療関係者を含んだ、いわゆる世間とか大衆って、ほんまに適当ですわな。

いつもは「医者になったからには、美容医療とかには行くな!楽な道を選ぶな!闇落ちするな!」って抜かすわりに。
いざ人が死んだら死んだで「そんなにしんどいなら、辞めればよかった。嫌なら逃げていい(キリッ」とか抜かす。

適当なのだよね、基本にんげんって。適当な外野なのよ。適当だし、思っているより賢くないし、その場の雰囲気で意見をコロコロと変える。


そんな低俗な輩に人生を振り回されるのもアホくさいでしょう。やっぱり金儲けしたい、当直代をピンハネされたくない、楽したい、とかガチで思うのであれば「そういう進路」を取りましょうや。どことは言わないけれども。もう分かっているはずですから・・・。

ただ当直は確実に寿命が縮みますので、できることなら避けましょう。「当直でゴリゴリ稼ぐぜー」みたいなノリの医者がいますが、僕はすごく残念に感じますね。「金を置いて、人間界を早く出ていってしまいそう」って。寝当直のアルバイトなども個人的にはおススメしません。いや、別に当直がムダとか意味がないとかいう話ではなくて、「命を金に換えることに抵抗のない人たち」に譲りましょうって話ね。

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