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【第6話】私の家で半同棲開始。早くもお金問題発生。

 

付き合い始めた二人。
 


 
仕事終わりは一人で住んでいる私のアパートで
過ごすことが多くなった。
二人っきりで過ごす時間はとても大切な時間だった。
 



 
私より彼の方が早く仕事が終わるため、
合鍵を持たせていた。
 
 
 

 
私が帰ると彼はよく夕飯を作って待っていてくれた。
 
 


 
かず『かすみちゃん、おかえり!今日もお疲れ様!
夕飯、おでんを作って煮込んでおいたから一緒に食べよう!』
 

 
時計をみるとすでに23時過ぎ。
 
 
 
 
彼は夕飯を食べずに待っていてくれたのだ。
しかも料理もできる。
本当に優男だ。
 



 

 
こんな生活が続いた。
 
 
 
幸せだった。
帰ってきてから好きな人が待っているということは
本当に幸せなことだ。
 
 

 
ただ、私には気になることがあった。
 



私は車を所持していないため、
アパートの駐車場を借りていなかった。



ただ、彼がアパートに車で来るのでアパートの駐車場を
1台分契約し、借りることになったのだ。



駐車場が月々9,000円。

 
 

家賃も9万円近くかかるため、
彼に駐車場代は負担して欲しいとお願いをした。
 
 


毎月20日がお給料日だという彼。
給料日に駐車場代の9,000円と
更に毎日のように泊まっているから
お家賃も3万円程払ってくれると言ってくれた。
 
 
 
だが、



それを言ってもう3ヶ月程…
一度もお金をもらったことがない。
 
 

 
(えっ。あれって私の空耳??)
 
 
 


まだ付き合いが浅く、
お金のことを催促するのが怖かった私。
でも、光熱費だって今までより多くかかってる。
食費だって今までよりかかってる。
 
 

  
勇気を出して聞いてみた。
 



  
私『あのね、お金のことなんだけど…』
 
 

 


かず『あっ!駐車場と家賃だよね?
ごめんね!実はさ、俺の乗っている車がさ、
結構高くてね…ローンが毎月キツくて。
やっぱり駐車場代だけでお願いしたいんだけど…
でも多く払える時には払うから!』
 
 


  
大手企業勤め、実家暮らしのアラサー男が
(自分もアラサー女なっ)


そ、そんなにキツイ金額なの??
すごく、不思議に思った…。
(いや、3万円って言ったんだから
半分はだそーよ。)
 
 

 
ただ、この時は彼といるのが楽しくて、
お金のことをあまり深く考えていなかったのである。

 

 


恋は盲目だ(この度2回目)
 
 


 
【第6話】謎の封筒
 


 
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みなさんはこの冬、ドラマをみていますか?
 


私は奈緒さんと木梨憲武さんが出演している
『春になったら』が好きです。
 


ほっこりする部分やクスッと笑ってしまう所が
多くて、癒されます。
 
 
今日もお疲れさまでした。
ゆっくり寝れますように。
 





 
 

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