UberEatsの配達ででよく使うフレーズ(定型句)
\配達アプリの定型文、使えないから作りました!/
皆さん、配達端末はAndoridですか?それともiPhoneですか?
Androidでしたらこの記事は読む価値があります。iPhoneを配達端末に使っている方、冷たくて申し訳ないですがたぶん読んでもうまく使えないと思うので、お帰りください。iPhoneも使っているので、分かります。
さて、Androidを配達端末に使っている皆様、多言語入力であるGbord使ってますか?UberEatsの配達でぜひおすすめしたい機能があります。その名も「クリップボード」機能です。IMEに直接実装されているため文字を入力する感覚でよく使う言葉をすぐ貼り付けられてとっても便利。
以下、実際に使っている動画です。
ということで、自分が実務をしている上で編み出した、よく使っているフレーズを一挙公開します。自分のメモ用にもという意味も込めて。
よく使うフレーズ集
現場で培った実際に使ってる定型文です。なるべく特定のシーンでしか使わない言葉を省いたり言い換えたりして、タップだけで応答できるようにしてあります。
特定のシーンでしか使わない言葉を入れたい場合、音声入力がとても便利です。
0, 通常の置き配
玄関前に置きました。ご利用ありがとうございました!またのご利用をお待ちしております。
2.1, 表札と配達アプリにかかれている名字の頭文字が違う
2.2, お客様がピック前~ドロップ直前までに詳細を送ってきたから、ついでに念のため
恐れ入りますが、表札に書かれているお名前を伺ってもよろしいでしょうか?住宅地図を使用して配達を行っておりますので、正確にお届けするためにご協力いただければ幸いです。
また、次回のご注文時には「配達メモを追加する」欄に表札に書かれているお名前をご記入いただけると助かります。
3, お客様が丁寧に配達先の詳細をチャットで送ってきてくれた
詳細ありがとうございます!助かります。ただいま商品を預かりに行きますのでお届けまでもう少々お待ちくださいませ
4.1, 市役所案件(〒マークしか配達アプリに表示されない)
4.2, 配達先が書いてあるが、番地が書いてない・部屋番号がない
恐れ入りますが、配達先の住所が不完全でございます。お手数をおかけいたしますが、返信にて再度配達先住所を部屋番号も含めてお知らせいただけますでしょうか。
5, 現金なのにチャットで置き配を依頼された
現金を玄関前に置いておくから、商品とお釣りを置き配してくださいというチャットでの依頼です。中には「一万円を置いておくので~」というお客様もいらっしゃいます。信頼していただいているのは嬉しいですが、盗られたり風で飛んでいってしまったりアクシデントが起きたときにどうにもならないので、自分はお断りしております。
恐れ入りますが、UberEatsでは代金引換の場合、置き配には対応しておりません。対面での配達のみとなります。お手数ですが対面での配達にご協力いただけますでしょうか?
もし、何らかのご事情により対面での受取が難しい場合は、後ほどUberEatsアプリにて料金をお支払いいただく非対面の方法での配達を承ることができます。ご検討いただけますと幸いです。
番外編
もうほぼほぼ使わないだろうけど、一応まだ保存してあるフレーズ集。
今は幻、PINコード
Q. PINコードって何?
A. 2022年10月~11月頃の話。一時期Uberがおそらく次のようなことを考えて行った試験的な機能のこと。
「ドロップ時に誤って配達してしまうことで廃棄=キャンセル・返金によるサポートのサポートの対応の手間、及び金銭的な直接の損失」を減らすことで、配送料を下げずにUXを向上(ユーザーがプロダクトやサービスを通して得られた体験の向上)による、収益の向上を目指したい!
……たぶん、ね。なんの確証もないけど。
この度はご注文いただきありがとうございます。ご注文を完了させるためにはPINコードもしくは電話番号下4桁が必要となります。お届け時にお伺いしますのでご用意してお待ちくださいませ
もしもUberEatsの関係者の方、特に「担当部署」の方がこの記事を見ていただいたなら……
ここまで長い記事を読んでいただきいただき、誠にありがとうございます。
この場をお借りして、ほんとうに一言だけ、要約して質問させてください。なんのために、我々、現場の配達員は配達をしているのか、単純に考えたことはありますか?Yes or Noで今、答えを決めてください。
では、その回答を踏まえまして、
私からその続きを。
それは、お金のためです。
身も蓋もないですが。
お金は「信頼であり、時間であり、命」です。「担当部署」の方々は、それを粗末にしすぎていると私は思います。
たとえば。
これは1年ぐらい前の話ですが。
あとから訂正すればいいや、じゃないんですよ。現金その場限り。そういう緊張感がデジタルで証拠と記録が残るからこそ必要だと思うのです。
おそらく「担当部署」の方々は配達員のようにフリーランスとしてでなく、雇用されて働いていると思うのですが、給与が後からなんの理由も説明もなく下げられたり、支払われた金額が著しく安すぎたりしたら嫌でしょ???
怒りますよね。キレますよね。
少なくとも自分が配達を始めてから、今に至るまで振り込まれた現金や明細を返せということは起きてないので、そこまでいかないと何がおきるか分からず、信用してないです。
UXを改善することでUber側の支出を減らし、働く意義を感じてもらい、支出を減らしてもプラットフォームを維持できるように努力しているのは私はすごく感じます。
いわゆるキリ番ごとのお祝いメール
春と夏に行われるほぼ定例で行われる、プレゼントキャンペーン(続けて稼働したら応募できる、抽選制のキャンペーン)
「よく使うフレーズ集」で紹介した、PINコード
一週間あたりのクエストの回数の削減、選択制度の廃止→自動化(≒配達員の人件費の見える化、コントロール、徐々にクエスト報酬を削減しても分かりづらくなるように等)
配達パートナー通信メルマガ
……etc.
私はUberEatsで配達員として自由に働くのが好きです。楽しいし今どれだけ稼いでいるか見えるし、出来高制が自分には会っていると感じています。だからそれを維持しようとする試みをするのは歓迎します。
でも、現場を悲しませるような決断はやめてほしいです。それは配達員だけでなく、サポート、ひいては注文者も得しない。それが続いてどの信用もなくなっていったとしたら、プラットフォームが維持できなくなる、と私は感じています。
配達員は貴重なリソースだと思います。紹介キャンペーンで高いお金払って配達員を増やし最初のうちは破損やサポートへの問い合わせがふえ、サポートへのコストも増える。そうやって莫大な初期投資をかけながら育って/育ててきたプラットフォームと配達員たちだと思います。
もう一度、現金で売り買いしていた、そのころの初心に帰って「現金その場限り」、意識してみませんか。
「ボクはお金で動くよ!」
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