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育業してみた。

ある意味安心して育休できるのは、会社勤めの人だけだよ。
悪いけど。
雇われていない状態で、育児休暇取りますって言って、仕事休みながら育児してる人は、けっこういてるけどさ。
仕事面での不安、あると思う。
保育園に入れるかどうかだって……。
昔より少ない子供の数になってきたから、入りやすくなったでしょって?
たぶんに、そんなこともないかも。
兄弟二人同じ園ではなくて、バラバラの園に通園させてる人も居てる。
朝の支度、ただでさえ大変なのにね。

育児休暇をとっても、そんな一瞬で子供は育たないよね。
だから、育業という言葉をつくるというならば、人が育児に励むだけで、安定した稼ぎを得られる仕組みを考えられないのかな?

子ども手当、かつて約束してくれたのに、約束は果たされなくて、ただ、子育て中であれば税金減らしてもらえる制度が無くなった上に、児童手当になっただけで……。
児童手当と、かつての制度と比べると、かつての制度のほうが取られるお金が少なくて済む一面もあるような。
だけども、今は今で進んでる一面もあって、子育て中の人を助けようとする人もちゃんといるんだよね。

そしてなにより、こうして様々な立場の人の声を色んな人へ届けられるような仕組みが整ってきている。
昔なら、せいぜい新聞に載れば御の字だし、道端で知り合いに伝えるくらいしか、やりよう無かったからね。
ごく一部の人が使っていた力をみんな自由に使えるようになったんやけども、一方で混乱してるようにも見えてくる。
わけわからないって理由で。

人が人を育てるとき、他人の子どもを預かるのであれば、実際仕事になる。
保育士やベビーシッターという。
しかし……。
人が人に望まれて子どもを産むとしたら。
それは、仕事になるだろうか?
産むだけではなく、育てることもセットならば?
自分の子どもを自分で望んで育ててるだけですまされるのかな?

人は、なぜ子どもを望むんだろう?
次世代の顔を見たいから?
たぶん、このコンテストの主催側の意図ではないんだけど、育業の業という漢字には、カルマって意味もあるんよな。
もう、それはカルマかもしれない。

孫の顔を見たいなんて、望む祖父母とか居ると、特にね。
親に孫の顔を見せて安心させてあげたいから、異性を望む人に、人が好きという特性はあるのだろうか?

子どもがほしいというのも、孫の顔が見たいというのも、自分一人では出来ないことを他人に求めていて、しかも、その相手に相応しいと思ってる相手からすれば、ひょっとしたら、イヤなことかもしれないし、望まないことかもしれないんだ。

そんなハードルをこえて、一旦、子どもを産んでみようとか、育ててみようと踏み切ったなら、永遠に親子の縁が続くよってのも、しんどいこともあるんじゃないかな。

子どもと向き合ってみるとわかる。
必ずしも、子どものことを好きになれるわけじゃない日もある。
もう嫌だ、逃げ出したい。
そんなときもあるよね。
だけど、そっと蓋をして唱えるんだ。
あなたが好きだからって。

育休を取得してみた。
ちょっと赤ちゃんの世話してみた。
大変だな、眠れなくて。
それだけでは、育児って終わらないくらい長過ぎる。

子どもは、永遠にあれが欲しい、これが欲しいと求め続けてる。
だけど、肝心なことだけは、抑えておけば大丈夫。
例えば、一緒に遊びたいとか。
捨てる空き箱で、牛乳パックで、一緒にハサミでチョキチョキとか。
お金じゃないんだよね。
その日の気持ちを聞いてもらって、叶えてもらいたいって、願ってる。

だけど、そうやって永遠に人に何かを求めて生き続けるのは、それこそカルマを育ててしまうよって一面もある。
だから、いつしか、ある程度子どもが育ってきたら、自分で自分の好きなことを見つけて歩きだして、自分で自分の能力を育てる自分育てに取り組み出す必要もあるんだ。

そんなときは、意外と早く訪れる。
小学二年生にもなれば、好きなことを主張しだす。
好きなことが無さそうって?
YouTubeばっかり見ているのなら、どんなYouTuberばかり見てるのかを観察すればいい。Tik Tokだとしても、そう。
今って、そのへん便利な時代だよね。
YouTuberの好みで、その子どもの好きなことや今興味があることがだだ漏れになるんだから。

似たようなジャンルのYouTuberを好むところはあるけど、飽きるみたいで、しばらくしたら、好きなYouTuberが変わってるんだが、見てるジャンルは、あんまり変わらないなとか。

どうやら、好きなYouTuberが一人定まると、その人がどんなにジャンル鞍替えしまくっても、サイトまたいでも、追っかけて追いかけつくすみたいだなとか。

同じYouTube好きでも、楽しみ方は、人それぞれ違うからね。
そうやって、個性を観察して、見出す必要もあるのが子育てで。
それって、きっと会社での仕事でも、活かされるんじゃないかなぁ。

#育休から育業へ

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