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聴ける・話せる、レベルアップのための英語学習法

割引あり

あけましておめでとうございます。

今年を心機一転、飛躍の年にしようと思う皆さんは、仕事、学業、恋愛…などなど、色々な分野で様々な抱負があることでしょう。

中でも、社会人の毎年の抱負として挙がりやすいのが「英語の勉強」ではないでしょうか。毎年今年は英語を頑張るぞと決め、挫折してきた方も多いと思います。

このnoteは、今年こそ英語を頑張りたいという方に向けて、私のおすすめ英語学習法を紹介します。

最初に、私の経歴です。

1983年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業、スタンフォード大学MBA。外務省、外資系戦略コンサルティング会社を経て、株式会社カカクコムの食べログ本部において新規事業の責任者や全社の経営企画部長を経験。その後全国で100以上の店舗を展開する美容室チェーンのCFO兼CAOを経て、2018年9月にnote入社。2018年12月にCFO就任。戦略・財務を中心にコーポレート系全般を統括。

note株式会社ウェブサイトより

な〜んだ、留学してるじゃんと思ったあなた。その気持ちわかります。私も留学前は帰国子女や留学経験者に対する羨ましさがあり、英語を話せない自分への言い訳にしていました。ただ考えてみてください。英語の学習法の本を出している方は、大体海外育ち or 海外留学・在住経験者ではないでしょうか。英語がかなりできる人が本を書いているので、それは自然なことと思います。

正直言えば留学や外国に住むことが外国語を身につけるのに一番いい方法であるのに疑いはありません。ただ、私は元々英語ができなかったので、できない人の気持ちもわかりますし、今の私の英語力を形成しているのは留学経験が半分くらいで、残りの半分は日頃の学習の成果です。留学は全員が気軽に実践できる方法ではないですし、物事はゼロイチではなく、スタート地点がどこであれやればやるだけ自分の実力がアップするのが英語ですので、留学以外の文脈で、留学後も含めこれまで色々と英語勉強で試行錯誤してきたので自分の経験が少しでも参考になればと思い、noteに残そうと思いました。

そもそも、私も社会人になって留学するまでは海外経験はほとんどなく、いわゆる純ドメでむしろ英語は苦手意識がありました。一方で、留学すれば英語はペラペラになると思っていましたがそんなことはなく、留学後に就職した外資系の会社で帰国子女の秘書の方に「わたし、中学までしかアメリカにいなかったから、ギャル英語で恥ずかしい〜」と言われ膝から崩れ落ちかけた経験もあります。

でも留学する前も外務省にいたんでしょ?外務省に入れるくらいの英語力はあったんじゃないの?と思うかもしれませんが、外務省に入る学生には大きく分けて以下の3種類がいます。

  1. 小さい頃から外国に住んでいた、いわゆる帰国子女

  2. 大学時代などに半年〜1年程度の留学を経験した人

  3. 特に留学経験のない人

英語力はもちろん1>2>3の順で、私は3でした(3の属性でも事前の努力により英語ができる人もいます)。特に外務省に入るための試験で英語に特化したものがあるわけでもないので(国家公務員試験の一般教養でチラッとあるくらい)、入るにあたって英語力があるとアピールにはなると思いますが、私は特に聞かれませんでしたし、できなくても入れます。

そうは言っても、大学受験でも相当勉強したんでしょ?と思われるかもしれません。確かに、いわゆる受験勉強としての英語の勉強はもちろんしました。一方で、高校受験や大学受験などの受験勉強を経た方であれば日本人の大半はこれまで多くの時間を使って英語を勉強してきてますし、それなのに高学歴の人も含めて英語に苦手意識を持っている人が多いと思います。私もその中の一人でした。多くの純ドメの方が抱くのと同じように、リスニングやスピーキングに苦手意識があり、留学前、留学中、留学後含め色々な勉強方法を試してきました。

その中で、私が現時点で効果があると思った英語学習法と教材を紹介します。あらかじめ言っておくと、いきなりプロの野球選手やピアニストになる方法がないのと同様、これをやればみんなペラペラになるという魔法のような英語学習法は存在しません。私の学習法もこれまで幾千というトライアルをしてきた中で現時点で比較的効果が高いと思ったものという位置づけですので、ある勉強法がまったく効果がないと言ったり、その逆で効果てきめんで明日から誰でもネイティブのように喋れますというものでもありません。あくまで日頃の地道な積み重ねとトレーニングが、英語学習における唯一無二の近道です。このnoteを読んでも、明日からすぐに英語が喋れるようにはなりません。ただ、効果的な学習法というものはあると思いますので、皆さんの学習の一助、今後の積み重ねの努力の指標になれば幸いです。

【対象】

中〜上級レベル
※ 具体的には、TOEIC700点からそれ以上
※ 普通の日本人よりは英語を勉強してきているけど、自信がない、苦手意識が消えない…という方を対象をしています。
※ TOEICの点数は取れるんだけど(900点など)、実際の会話はいまいち自信がないよ、という方も対象になります。

【私のレベル】

ビジネスSNSのLinedInでは、英語力のレベルを表示する基準として「挨拶レベル」 < 「日常会話レベル」 < 「ビジネス初級」 < 「ビジネス上級」 < 「母国語またはバイリンガル」、という区分けがあります。その区分けに従うと、私のレベルは「ビジネス上級」にあたると思います。具体的には、海外機関投資家との英語ミーティングを通訳話者なしで問題なくこなせるレベルで、実際にも行っています(ミーティングが集中する際や、他に英語ができない参加者がいる場合は私のレベルは通訳レベルではないので、プロの通訳の方にお願いしています)。バイリンガルは定義によると思うのですが、たとえばアメリカ人が私の英語と同じくらい日本語が話せたらバイリンガル認定してもいいと思うのですが、少なくとも私は母国語と同じくらいの自信はありません。あと、私は発音があまりよくなく、あまり才能という言葉は使いたくないのですが語学の才能がないと考えており、大学の頃第二外国語でとっていた中国語も発音はさっぱりでした。勉強ができるできないにかかわらず外国語を習得するのが上手い人というのはいると思うのですが、私はそれとは逆のタイプです。ただ、だからこそ発音も含め向上させるための英語学習をずっとしてきましたし、どこがスタート地点でもやればやるだけ伸びるのが英語だと思います。

【このnoteで紹介する学習法の内容】

リスニングスピーキングの学習方法と、具体的に私が使ったことのある教材を紹介します。留学用の試験であるTOEFLではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つのセクションで問題が出題されますが、リーディングとライティングは中上級者であればある程度カバーできていること、そしてDeepL翻訳などのテクノロジーによって障壁がなくなりつつあるので、リスニングとスピーキングを向上させるための内容に絞りました。DeepLの出現は留学で磨いてきたリーディングとライティングのスキルを陳腐化させるので個人的には悲しい面もありますが、便利さには変えられないので私も使っています。

【価格】

価格ですが、無料で紹介してもいいのですが、自分も有料で販売することでnoteでコンテンツを販売するクリエイターの気持ちを理解したいのと、何よりこれまで手間ひまをかけて勉強してきた自分の資産でもあるので、980円での有料販売とさせてください。980円というのは思いつきの数字ですが、英語学習法の一般向けに書かれた本を一冊買うと安くてもそれくらいはするのと、何よりこのnoteをここまで読んでくださっている方々はこれまで英語に並々ならぬ投資をしてきていると思うので、それに比べれば些細なコストかなと思います(私も、留学も含めるとこれまで数千万を英語学習に費やしてきました…)。また、英会話スクールに通うことを考えても、一回の授業料にも満たない金額だと思いますので、続きを見たい方は購入いただければ幸いです。

以上、前置きが長くなりましたが、以下から本論の学習法と教材の紹介となります。

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